2016年1月31日日曜日

嬉しいお年賀状が編んでるに来ていました

編んでるシアター館の大きな活動の柱でもある
「編んでる作品」を被災地の保育園、子育て支援グループに贈ることをすすめてきましたが
気仙沼の古町児童館からそのお送りした「おおかみと七匹のこやぎ」をしっかり活用している様子を年賀状でお知らせ下さいました。

おはなし会で保育士さんや、ボランテイアさん、お母さん方が
やぎさんのおうちやテーブルなど設営も作って、さらに嬉しいことにその後、子どもたちが編んでるやぎさんたちを手にして遊べるよう取り組んで下さったんです。

そうなんです、こんなふうに使っていただきたかったんです。

読んでもらった後、子どもたちがその編みぐるみを手にして自分なりに
絵本の中を行ったり来たり、話しかけたり・・・そこからほんとの「編んでるシアター」が始まるんです、とよくお話しますが、息子たちがロボットやミニカーに夢中になって独り言を言っていたあの感じです。

もったいなくて子どもたちの手が届かないとこに飾ってありますなんてお便りもきますが
どうぞ使ってください。

お母さん手編みの動物たち、自分の描いた背景でお話をすすめて行けたら子どもの宝物になるよね、とふくしま「編んでる村」の編み物教室を始めましたが、なによりの励ましをいただきました。

これからも被災地、ふくしまに限らず近県に「編んでる作品」を贈り続けます。

2016年1月30日土曜日

さいたま「ねんねこ座」1月開催です

1月29日(金)さいたま編んでるシアター館での今年最初の「ねんねこ座」です。

ふくしまに移住して初めての「ねんねこ座」でもあり、もうそれはわいわい!

「団子三兄弟」をみんなで歌いたい用の設営を披露することもすっかり忘れておしゃべり、おしゃべり!

それぞれ語り部の会に所属されていて、うれしいことに昨年編んでるシアター館の見学に来られて昔語りを聞き、その魅力に惹かれて地域の語り部の会のメンバーになり活動している方も参加して下さいました。

「嫁の草取り」の語りを実際に田植えの経験のあるKさんが語るとなぜ心に響くのか、近く発表会でその語りをしたいというOさんの熱心な聞き取りにみんな引き込まれます。

ふくしまでの「ねんねこ座」開催も企画しなければ・・・、大家さんが「さくらの季節が見事」といってらしたので早ければ3月末の開催?もありかな。



2016年1月27日水曜日

ふくしま、1月編んでる、猿!

1月28日(木)さいたまへ行く前に猿にご挨拶と思いましたが
足跡は見つけたのですが、なかなか会えません。

猿ヶ京の旅館の女将さんが語る猿にまつわる昔話をずっと聞きながら
新しいお猿さんを編みました。

少し大きめです。

今日はとても暖かで、屋根の雪が溶けてものすごい音をたてて屋根から落ちてきます。

つららがま、きれい!

私も猿が出てくる昔がたりをいたしますが、

実際に生活する猿を遠巻きにでも見たことで、言葉をなでるのでない語りができるような気がしますが、どうでしょうか。

これも楽しみです。
東大宮の「ねんねこ座」は29日1時からです。



2016年1月24日日曜日

お猿さんようやく完成

今年の干支のお猿さん、昨年から手がけていたのですがどうも満足できず
あきらめかけていたところ、ちょっとしたヒントを得て、完成させました。

今月末のさいたま「ねんね座」に間に合いました。

「編んでるシアター館」ふくしまの裏山にお猿の一族がいて、悪さをするらしくて
昨日も外の囲いの中に入れてあったかぼちゃを食い散らかして、じゃがいもも
食べた後が・・・。

誰も取らない柿がしなだれている木にたくさんの猿がいるというので
カメラを持って出かけるのですがなかなか、上手く撮る事ができません。

このあたりでは、あんまりよく思われていないようなので、実はわたし、申年といいそびれて
いたのが、完成を遅らせていたのかも。これで意外と繊細なのです。


2016年1月21日木曜日

ふくしま、<編んでる村>初めてのお客様

1月20日 編んでるシアター館」の大事な柱、編んでる作品の制作のお教室
<編んでる村>に嬉しい二組のお客様がはじめて








雪道を車で来てくださいました。

福島市内の方々で、今年幼稚園に入る男の子とその妹ちゃん。
そして2歳くらいの男の子の3人のお子さんが、一緒なのでまずは
編んでるシアター、手遊び歌「はじまるよ」からー。
「あかいのあつまれ」(穂高順也)「あめのひのころわん」(間所ひさこ)
あめのひのころわんはお気に入りだとか。
編んだころわんに一瞬、目を見開いて驚かれてしまいました。

さて、<編んでる村> お母さんは昔かぎ針で編んだ作品をお持ちでしたがこれがかなりのハイグレード。
でも何年も前のことですっかり忘れてしまったとのこと。
きっとすぐに思い出されることでしょう。

さてさて ご案内にもふれましたが、ここでは何分にも個人的な活動ですので育児保育の手がないことです。

今回はもう一方が子どもたちが読みたがる絵本を読んでくださってひきつけてくれましたが、これは課題です。
今の所お子さんは自己責任で面倒を見ながらということになりますのでご了承願います。


2016年1月14日木曜日

ふくしま伝統行事「だんごさし」って深ーい・・。

1月14日 福島笹谷の「みんなの家」で福島伝統行事「だんごさし」体験。
地域の自治会長さんはじめ、みなさんの子どものころのお話も含めて、この行事のいわれなど
うかがうことができました。
雪の中、家、家を回ってみかんやお菓子などを貰った数を競ったりして、さながら今はやりだしているハロウィンのよう・・・であると。
ただハロウインは収穫のあとの喜びのお祭りで、だんごさしはこれからの一年豊作、無事故などを
祈る行事であることなど話してくださいました。

みんなで紙粘土をもちのように丸め、ミヅキの枝にさしていきます。
途中からフリースクールのお兄さんやお姉さんも参加してくれて、
小さな子どもたちがそれは器用に指していく姿が可愛らしくて、楽しい笑い声に包まれました。

そのあと白玉だんごを入れたお汁粉をみんなでいただいて、さて それから

「編んでるシアター」は「おべんとうばこ」「だんごころりん」(昔話)そして「だんご三兄弟」を。

演奏してくださったはっちゃんが、タンバリンやカスタネットを用意してくれて、会場みんなで歌いましたよ。

んふふ・・・例のだんご三兄弟の顔の変化にスタッフの皆さん、さすが気づいてくれてました。

福島今日はそんなに寒くはありませんでした。
来週は激寒だそうで、食料の買出ししなければ。



2016年1月11日月曜日

だんごさしをやるというので編んでるは・・・。

一月は団子さしをやりますので編んでるさんお願いします・・・ということで
だんごなら、ほら あれ!でしょ、と取り掛かったのが、ご存知「団子三兄弟」。
せっせ せっせと作っていましたら、大家さんの奥さんがなぜか車に乗せてくれて
ついたところはスーパー。

「これがだんごさし!」
店頭にあったのは あらららー。赤、黄 青、おせんべみたいのもついていて、どこが団子?

なんとこれを飾り、五穀豊穣、無病息災などを小正月に祈るのだそうです。

んーーー、でも「団子三兄弟」出来上がっちゃいました!!ので1月14日(木)「みんなの家」の
午前中のだんごさしに持って行きますよ。
ついでに「おべんとうばこ」も持って行こうかしらん。



2016年1月4日月曜日

2016年明けましておめでとうございます。

おめでとうございます。
こんなに引き締まった思いの年明けは初めてです。

福島移設は急発進だったため、年賀状でお知らせするかたちになりました。

お正月は福島にいるの?大宮なの?とびっくりのお電話いただいてます。

大宮に6日までおります。

福島ではさいたまでの活動のようにバイクで訪問上演ではなく

親子で、友人同士で、絵本の世界にふれていただくのが目的であり、

ゆくゆくは福島の皆さんご自身で「編んでるシアター」で絵本を楽しんでいただきたいという想いです。

そのための「編んでる村」を開設、第2、第3水曜日に開き 編みぐるみ制作、先ずは手遊びグッズ、絵本の読み語りのお勉強など始めます。

第2、第3土曜日午後は「編んでるシアター館」開放日
どなたでも参加でき、手遊び編んでるや、歌遊び編んでるも楽しめます。


そしてこの福島佐原のゆったりと山里を歩き、風と光と雪を浴びながら

ひたすら編んでる作品を編んで、近隣の子育て支援グループに寄贈することを

これまでのように続けたいと思います。


土湯温泉、高湯温泉などにお出かけの際はお立ち寄りください。