2010年3月23日火曜日

おはなしおばさんについに会えました

3・22「おはなしおばさん」ふじたひろこさんの講演会にとうとう、行けました。
凄い方です。もう、大ファンになりました。73歳というこの方に勇気をいただきました。
語りも、とにかくみんなに楽しんでもらいたいの工夫も、お話も、素晴しいのです。
そして普通にしてらっしゃる、上でもなく、下でもなく、同じ線上にあろうとなさっていらっしゃる。確かに、自然にそうなっているのではなく、なさっているのだと思えました。
テレビからこどもたちを遠ざけるためにも、あえて、私たちと同じ線に並んでくださっているこの方に、敬礼したいおもいです。
そして私、あえてお願いしました、自分の読みがたりに、先生から今日学んだことを使わせていただいていいでしょうか、と。
するとふじた先生は、大きくうなずかれて「どうぞ、どうぞ、お使いください、いいんですよぉ」と。
本に出ている絵については、違う方が描かれているので、出版社の許可がいりますけれど・・・と。
私にとっては、もう100人力。
0さい~2さいまでのこどもの興味、目線をこんな形で、とらえ表してくださったことに感謝です。
ただ真似るのではなく、「編んでるシアター」としてどう生かせるのか、編んでるおばさんの頭ン中も、胸ン中も、ぐるんぐるんに回りだしています。

2010年3月20日土曜日

お水をください

このところ、こどもを虐待しついには死に至らしめる事件が相次いでいます
蕨市で亡くなった4歳の男の子、近所の人が「お水をください」と訴えているのを聞いています。
4歳の子が親に「水をください」って、普通言いませんよね、「水ちょうだい」でしょう?
それがください、になる過程が目に浮かびます。
電車に乗っても、なぜこんなにみんな、とげとげしてるの?と思うことが多くなりました。
少し前までは、新宿に出かけることがよくあって、車内で大勢の中の孤独みたいな雰囲気を楽しんでいました。
ところが今は、ちらっと視線があっただけで、睨みつけられられ、あたし、なんか悪いことした?なんておどおどしてしまいます。
ねえ、みなさん!絵本、読みませんか、
本屋さんでも、図書館でも、「編んでるシアター館」にでも、いえいえ、おうちの本棚でも、どこででも、絵本を手にとってみませんか?
今、みんなの心を暖めないと、このままじゃ、いけないような気がするんです。
そのために編んでるおばさんができること、の一歩をさらに進めます。

2010年3月18日木曜日

春が動き出しました

3・18きょうは、あの南区の保育園の遠足の日です。
お天気になったので、遠足に行けるので、訪問「編んでるシアター」は無しになりました。
でもこどもたちの嬉しそうにバスに乗り込む姿が目に浮かんで、いいなぁ、行ってらっしゃーーい!
で、わたしは、今日は気になっている、わが子を虐待してしまいそうなお母さんに、絵本のあたたかさを届けられないかと、その思索をめぐらす日にしたいと思います。
ここのところ「しりたがりやのふくろうぼうや」を取り上げているのですがが、こんないい本が、あるんだぁと読みながらいつも思うのです。
「ぽとんぽとんはなんのおと」もいい。
こどもの問いかけに、おかあさんのやさしさがなんともあたたかい。
私もふたりの男の子を育てました。
たたいたこともありました。自分の手が赤く痛くなるほど・・・。
それであるとき、ノートか本でたたいたんです。
子供は痛くても、自分が悪いと事したとわかっているので我慢している、ところが私は痛くないのです。
自分が痛くないのに、その上に説教することの空々しさ、に、やりきれなくなりました。
こんな母親でも、今息子は支えてくれます。
あの子育てのとき、自分のための絵本を読む時間を持てたら、と悔やんでもしようのないことですが、大人のための絵本の読み聞かせに時間を割くことを、すすめていきたいですね。
「編んでるシアター館」にもどうぞ、お子様がいなくてもお出かけください。
ご自分でも読み聞かせをされている方が、絵本て、読んで貰うものね、って、感動されてたことがありました。
そうそう、「編んでるシアター館」に22年度の「キリンビール」の助成金がおりることになりました。
絵本を買ったり、毛糸を買ったりに充てることができるのです。
スッごく、嬉しい!!
ビールはキリンです!!
ちなみに鼓は26年、キリンひと筋です!!

2010年3月16日火曜日

こども・夢・未来フェステバル、楽しかったよー

3・14こども夢未来フェスタ、終わりました。
伊奈の県民活動センター全館使っての、自主参加、すごかったですね、
あれだけの行事を、みんなで成し遂げる意欲に脱帽です。
そんな編んでるおばさんですから、きっと、お邪魔してたんだと思いますけど、みなさん、、やさしく、てきぱき、と。もう10回目なんですって。
「編んでるシアター」が参加したのはおはなしのへや。
今回は、鈴木昌子さんのお琴の演奏つきです。
正装の着物すがたは館内でたったひとりで、目を引きましたし、こどもたちにもすごい刺激になったと思います。
大型絵本、紙芝居、対話式絵本読み聞かせ、カスターシアター(人形劇)などそれぞれが30分間発表しました。
こういう、表現方法があるんだなぁと、感心すること、いっぱい。
どれにも、子どもをひきつける魅力があり、どの団体さんも、素晴しい実績をお持ちで、実力はかなりのものとお見受けしましたが、わたしの感動したのは、みなさんのお人柄です。
少しも偉ぶらず、いつも何かお手伝いすることは?の姿勢で、それでいて、なんでも吸収みたいな熱意が感じられるのです。
「うちの学校に来てもらえますか」なんてお誘いを受けて「編んでるシアター」ももしかして、みなさんのお仲間入りできたのかなぁ。

2010年3月11日木曜日

ゆきのふるひはたいへんだ

3・9思いがけず夜の大雪、たいしたことないだろうと、バイクで「鼓」にご出勤。
そのうち雨になって・・という予想は大外れで、早めに、帰宅するも、時すでに遅し、なるべく大きな道路を、車の車輪のあとをそろそろ走るっていたのですが、1回目の横転。信号で右折に入るよ・・・と思った直後!
2回目は、もう走るというより、足ほとんどついて、歩いていたのに、やはり曲がり角で、まだ曲がっていないのにズッテーン。
このときは周りに人がたくさんいて、もう、恥ずかしくて馬鹿力が出てすいっと起き上がったが、3度目はまっすぐな道、車輪のあともはっきりしてるし「ゆきのふるひはたいへんだ」というクリスマスの絵本の言葉を、繰り返し歌うようにつぶやいていたら、ドタッ。
そしたらもう、エンジンが、かからなくなっちゃった。で、その後は、バイクを押しながらご帰宅。
バイクは修理に、私は体中あざだらけ、でも不思議に余り痛くないと、日ごろの鍛錬の成果と自慢したら、「歳をとると、痛みはあとからじわじわ、長引くのよ」というありがたいおことば。
3・14こどもフェスティバルまでに、うでの上げ下げと腰の痛みの回復にこれ、つとめます。

2010年3月9日火曜日

サポセンフェスタ第3回、大成功!

さいたま市活動サポートセンター主催の第3回フェスタ「あの手とこの手つながって」無事終了しました。
「編んでるシアター館」ではチェリッシュの冨田さんのエレクトーン演奏付の絵本の読み聞かせという素晴しい上演を果たすことができました。
注目の「そのまんまでいいんだよ」、のぞみんさん、作家自らねこに扮し、娘さんとお友達の三匹のねこ、台本もうちあわせも初めてなのに、もうバッチリ、これ癖になるかもね、みんな。
会場が熱気に包まれ、子育てフェア中心の6日だけでも2300名の入場者があったとのこと、若いお父さんに抱っこされた子どもの可愛い姿が目立ちます。
そして「編んでるシアター」もはじめは不安げなお父さんが、子ども以上に引き入られていく様子が見て取れます。
そして遠巻きに腕組みしながら、ずっとみていてくれたおじさんたち、始めての「編んでるシアター」との出会いはいかがでしたかぁと聞いてみたいですね。
それにしても、これだけの人数がうごめく中、粛々と事を進めていくスタッフに感謝感謝です。
ご苦労様でした、みなさん!

2010年3月2日火曜日

「編んでる」使い方いろいろ

社会福祉協議会というところから、面白いお話をいただきました。
ある保育園で遠足を予定していて、みんなお出かけをすごく楽しみにしているんだそうです。
でももし、その日雨になったら、そこの遠足へは行けなくて、で、どこか、行ける所はないかと、相談があって、「編んでるシアター館」ならば、晴れの日無しの雨の日「編んでる」ができませんかというものでした。
いいな、こういうの、ってと思ったのですが、園児が18名、引率の先生を含めると20名は超えそう、・・・「編んでるシアター館」は10名くらいしか入れません。
訪問編んでるしますよと、お話しましたが、なにしろ、お出かけが目的なので、園にお伺いしても意味がないようで、ならばどこか晴れの日キャンセルのできる場所が、あればいいのに、ということになりました。
昨日の「お誕生お祝い返し」の編んでるとか、もちろん、「お誕生日会」の編んでるとか、おひっこしのお別れ会編んでるとか、前にも言いましたけど、呼んだ講師が急に体調崩し、あわててなんかないかと、お探しの急場しのぎとか、(なんとプライドのないとお思いでしょうが、あるんですよ、こういう時。集まる皆さんに申し訳ないと、無理をして結果さんざんてことが。そういう時、どうぞ。)
編んでるおばさん、元気なうちはまだまだ、使えますよ。

2010年3月1日月曜日

お誕生のお祝い返しに「編んでるシアター」

はあい、3月でーす。
お空は、寒くなろうか、暖かくなろうか、迷っているような幕開けでーす。
今日3・1日は、上尾の子育て支援センターで知り合ったお母さんたちの集いにお伺いしました。
あみちゃんと、さなちゃんのお誕生おいわいのお返しに、10組ほどお子さんと一緒にお集まりいただいての「編んでるシアター」、物のお返しもいいけど「編んでるシアター」プレゼントなんて嬉しいですね。
3歳のお子さんが多くて、この時期の子どもって、なんてきらきらしてるんだろう、この目にはいろんなことが、どんなふうに映るんだろう、そう思うと少しくらい騒ぐのも、善しとしなきゃと思っていたら「しりたがりやのふくろうぼうや」では、シンとなっておや!
途中、背景の布がからまってあわてたら「おばあちゃん、だいじょうぶ?」って可愛い声が聞こえました。いいなあ・・このなんというか、時間の温かさ、昨日友人に孫が可愛い!!って話をきかされたけど、可愛いってこんな気持ち、味わえるってしあわせなことなんだな、と思ってたら、今度は姉から「孫がさあ・・・」って電話がかかってきて、もう桜が満開って感じ、3月は幸せ満開なのですね。
「編んでるシアター館」も春満開モードに模様替えしましょ。