2009年12月31日木曜日

2009年が行こうとしています

2009年もあと何時間、いつになく静かな穏やかな年の暮れです。
お正月にあれこれ、がないからかもしれません。
それでということでもないのですが、「手遊び歌、編んでる」(おべんとうばこのうた)が、好調に仕上がり、ふつう、ちっちゃめ、おっきめの三段階で完成です。
早速、お正月の群馬の児童館での「編んでるシアター」に登場させようと思います。
今年はほんとに目まぐるしかっただけに、あ、そうそう、いつも行っている美容室の先生が私と同じ65歳の方ですが、脳溢血で倒れて、幸い命はとり止めたものの、これから辛くて長いリハビリが始まるそうです。
とてもお元気そうでしたのに、私も、少し、ゆるゆると、来年はいこうと、好きなことだけして、今までもかなり、諸事、切ってきましたが我儘人生にさらに輪をかけて、いこうと思いました。
「好きなこと?」・・・勿論、編んでるシアターです。
「編んでるシアター館」に入るときはほんとに嬉しそうな顔してるもんね」とよく主人が言ってましたっけ。
たくさんのかたがたに支えられて、2009年幕が下ります。
ほんとうに有難うございました。
2010年はきっと良い年です。

2009年12月26日土曜日

今年最後の編んでるが終わりました

12・24今年最後の「編んでるシアター館」は、可愛いぷっくらほっぺのぱっちりおめめのふたりの女の子とお母さんたちでした。
そこで「いっぴきののねずみさん」からはじめたら、あれあれあれれ、ひとさしゆびとおやゆびで、あなをつくって、リズムにのっているんです。
「しまじろう」でやるんだそうです、テレビって、やっぱすごいですね。
「こねこのクリスマス」「クリスマスのおくりもの」「いないいないばあの三作品で、いないいないばあは、ふたりともじぶんで目隠しさせて遊んでいました。
またきますといって下さったので、来年からからスタートさせる「編んでるスタンプカード」あげちゃいました。
編、ん、で、る、シ、ア、タ、ー・・・と8つスタンプが押されると、ミニ編んでるグッズを差し上げます、というものです。
このグッズが「お楽しみ」で、ちなみに作ったばかりのスノウマンもあげちゃいました。
「手遊びキャラクター」とミニ編んでるグッズ作りでもうわくわく・・・。
どこかであのコンパスの芯をづらすなよーという声が、聞こえます。
それと、あれあれ、あれれ・・・なんだか寒気が、のどが、、、どうやら風邪?かもしれませーん。
買い込んだゆず茶、しょうが茶、葛湯ーさあーてどれからいこうかな。

2009年12月23日水曜日

スターリィマンの旅、再び

去年8月これも作家さんからのお話で、「スターリィマン、<夢>」の朗読会をシーノ大宮で開かせていただきました、その「はせがわいさお」絵画活動30周年記念のコンサートが、先週の12・18の金曜日、信濃町のアートコンプレックス・ホールで行われ清塚信也さんのピアノの美しい調べに、ただもう、うっとり。
こんな表現方法があるのだと、スターリィマンの絵に囲まれて、まさに夢のひと時でした。
はせがわ先生のあの色彩、特にさまざまな青がピアノを音だけではない広がりを誘ったようでした。
もう一度、この<夢>の朗読に取り組みたい、なぜか唐突にそう思いました。
スターリィマン、ええーと何色かな、あなたの風船、舞い降りてきて・・・って待てよ、ひと頼み?編んでるおばさんも、歳とったと笑われそうですね。

2009年12月22日火曜日

「そのまんま・・」ののぞみん来館

「そのまんまでいいんだよ」の作者のぞみんが「あんでるシアター館」に12・21、来てくれました。
チェリッシュの冨田さんの演奏つきの朗読CDを聴きにきてくれたのです。・・で、なんと、ハンカチを顔に押し当てて泣いて、涙ぐしゃぐしゃで、「わたしの本をこんなに素晴しく読んで貰って」と喜んでいただきました。
エレクトーンの冨田さんの演奏が、またとてもいいのです。富田さんとは、どんどんこういうコラボ組んでいきたいね、と、話が盛り上がってます。
とりあえずは、来年3・6のサポセンでのフェスタでの発表へ向けて12・16に実行委員会で調整し、今じっくり練っているところ。
自由に無料で多彩な催しをさいたま市が、応援してくれていますのでもうっ皆さん来年の予定入れといてくださいね。。

2009年12月20日日曜日

「手遊びシアター」が、好評です

ごめんなさーい、もう、冷や汗だくだく・・・。
毎月第三土曜日に訪問編んでるシアターしている子ども文化ステーションなのに、カレンダーいつも大きく赤丸してるのに、うっかり忘れて、電話いただいて、あわてて出かける途中、信じられなーい、バイクがパンク。
息子を呼び出して車で・・・到着は随分遅れていたのに、皆さん笑顔で迎えて下さって、ありがとう!
そして、さらに嬉しいお話聞かせていただきました。
いつも「編んでるシアター」する前に、お歌や、手遊びをするのですが、
「のねずみさん」がすきなんですよと、あるお母さん、(いっぴきのぉーのねずみがぁー・・・)しかいえないんですけど、指で穴を作って、落っこちる動作を、あきずにくりかえしているんですって。
そしたら、そばにいたほかのお子さんのお父さん、お母さんが、「うちの子ものねずみさんの歌が好きで、五匹十匹ではとどまらず、じぶんの指で作った穴では足りなくて(ママも穴作ってー)って、ねずみさんをあなぐらに詰め込む遊びをくりかえしている」んですって。
「編んでるシアター」もだけど、「手遊びシアター」の思わぬ反響に、お正月は、手遊びグッズ制作に、拍車がかかりそうかも。
**突然ですが、JAFさんの宣伝をさせていただきます。
パンクしたバイクをとりあえず道路わきに止めておいたので、帰りにJAFさんに連絡してバイクやさんまで運んで貰ったのですが、その運んでくれた方も、電話の応対の方も、とても親切であたたかったです。ついこの間も、バイクのキー閉じこみでお世話になって、そのときも思ったんだけど、人間性で採用してるんだろうな、この会社・・**
と感心してましたら、どうでもいいけど、自分のボケの管理をしっかりしろ!と息子からお叱りのおことば。
今週は、ほんとにいろいろ目まぐるしい一週間で、お伝えしたいことが山ほどあるのですが、おいおいに・・・ということで、また。

2009年12月14日月曜日

出前訪問編んでるシアター

来年度から始めようと計画していた「子育てママさんサークル応援、編んでるシアター」を、前倒しで、発信することにしました。
以前から、いろいろな助成金が施設や、団体に向けられ、個人で立ち上げた子育てサークルに向けられない、という声が気になっていました。
「編んでるシアター館」の母体ともいうべき「童話の国」は、私自身35年前の子育てのさなか、オイルショックに見舞われ、次男を出産したその日に主人の勤めていた会社が倒産し、家計簿をつける重要性を痛感し、住んでいた団地の同世代の主婦に呼びかけて「家計簿記帳グループ」を作り、そのグループで自分たちのこどものために童話を劇にし上演したことから、始まったものです。
今回の事業仕分けにより「こども夢基金」の存亡が心配されています。
各方面の助成金も制約が多くなるでしょうし、ますます、個人への流れは閉ざされてしまうでしょう。
若いママさんたちが、こうした活動を自分たちで推し進めていくことは素晴しいことです。わたしたちもいろいろなことを、学びました。アンテナをはって講師を呼んだり、人集めに苦労し、また、お金をかけないでできる飽きさせない企画作りも今になって財産です。
そんなママさんたちを応援したいと、実は来年度に向けて、いくつかの助成金を申請し、宣伝広報や、送迎してくれる方への謝礼に当てたいと考えていたのです。
今はバイクで訪問編んでるをしていますが、NHKで放映され少し遠出もあり、年齢もあり、もう一つ、最後のライフワークである障がいのあるお子さんや、病気で外に出られない寝たきりのお子さんへの「家庭訪問編んでる」を推し進めたい、そのためにもと考えたのですが、なかなか難しそうなので、ようやく頂けるようになった国民年金の1か月分を、ミニコミ誌「ショッパー」の広告費に使いました。
政府は言います、読み聞かせは国ではなく、地方、地域で行うべき、ですと。
それはそうかもしれないけど、ボランテアってお金がかかるのよね。
まあ、一人でも絵本の素晴しい世界を感じとれるお手伝いをすることが、「編んでるおばさん」の願いです。愚痴なんぞ、言ってる場合ではないのです。
応援、よろしく!!

2009年12月10日木曜日

読み聞かせ講座から刺激いただき!

さいたま市で開催してしている「絵本の読み聞かせ講座」にようやく参加できました。
まったくの受身でお話を伺うことがこの3年ほどなかったなあと、妙な気持ちで、担当の70台になられるかの女性講師の講座を受けました。
すごくたくさんの絵本を読んでいらして、からだのどこをとっても絵本が詰まっているようなその方の見識は、そういう方々が集まって意見を交換する場があって、「わたしたちの結論」としておはなし下さっているようです。
そういう場があることが、うれしいですね、絵本を真ん中に、いろんな方がいろんなふうに、おもいを述べられている光景が目に浮かびます。
ペープサートを見せてくださいました。
おお、こういう表現の仕方もあるのか・・・昔「童話の国」時代にヘンゼルとグレーテルをみんなで作ったペープサートを思い出しました、きょうのこれを見てたらもう少しちがったかたちになったかも、なんてなつかしさも味わって、あっというまの2時間でした。
講座は後2回、来年に続きます。

2009年12月5日土曜日

カルテットのみなさんどうしてるかな

毎月第一土曜日にお伺いしている児童養護施設カルテットさんからお電話があり、新型インフルエンザの予防接種はみんなしたけれど、まだ集合して何かやれる状態ではないからと、今日は中止になりました。
午後からは雨が降ってきたし、こんな日は何をして過ごしているんでしょうね。
やっぱ、本を読んでいるのかな。
編んでるおばさんは、編んでます。今、もうねんねのひよこさんを編んでます。
5羽目を編んで、確か6羽いるんだよなと、絵本を探したのですがどこへいったものか見つかりません。
実を言うと、大型スーパーの20,30%引きのチラシに惑わされて、すっ飛んで行ったのですが、なんとお目当てのものは値引き対象外。
あわてて出かけるときにどこかへ片付けたのでしょう、一日のうち、一時間は必ず探し物をしているこのごろ、ま、ひよこさんの羽でも編んで、絵本が出てくるのを待ちましょう。

2009年12月4日金曜日

埼玉トヨタでの赤ちゃんサロンで編んでる

12・3彩の子ネットワークつながりで、北与野の埼玉トヨペットさんの会議室でのもう6年も開催しているという赤ちゃんサロンでの編んでるシアター。
凄いことですね、6年も協力してくれるって。今度の事業仕分けで「こども夢基金」が廃止とか、それも迷いに迷ってではなく、すんなりと方向が決まって、「えっ」と思いました。あとからいろいろ声が上がっているので決定ではないのでしょうが、なぜか車はトヨタとつぶやいています、今。
だってね、通路で出会う社員さんが、私みたいなおばさんにも、爽やかにいらっしゃいの気持ちを込めてあいさつしてくれるんですよ。
さて、「編んでるシアター」雨は予想していたので、作品は前日に取りに来ていただいて大助かり。
クリスマスバージョンを考えに入れた設営をしてみました。端切れのフリースが雪を演出。
はじめて編んでるシアターを見る方ばかりで、お母さん方の新鮮な感動が伝わってきて、(そうそう、その感動でおこさんに読み聞かせ、お願いね!)って、心の中で叫んでました。
「くりすますのおくりもの」は作品一覧でも書きましたが、このシーズンでなくても、取り上げたいいいお話。昨年、手直ししてしっかり編みなおしたので、読み終えた後、赤ちゃんたちが、ひつじや、ろばさんを枕に寝転がって、遊んでました。これだけでも嬉しいのに、もうひとつ、うれしかったこと。
ひとりの男の子がだっこしてって両手を広げるの。
抱き上げたら、とっても幸せな気分になれました。
で、この話を家でしたら、「すみませんね、孫を抱かせてあげられなくて」と息子。
ほんとにいつも思うことだけれど、「編んでるシアター」にきてくださる若いお母さんをみると、こんなお嬢さんがどこにいたのかと、まだどっかにいるはずだと。
また話がづれてしまったみたいでーす。でもいい方いらしたら、ご一報を。

2009年11月28日土曜日

11月いろいろ記(後半)そしてクリスマス

たいへーん。なんと、今日は40回目の結婚記念日になるはずでした。エー、もう、回を重ねてはかんがえないのかな。とにかくご馳走はなし。
11月いろいろ記、後半。
なるほどこれだ、地に足が着かなかったのは。
「能登、金沢、飛騨高山、白川郷」へ2泊3日のツアー、23~25日行ってきました。
大満足の旅を満喫できました。特にバスガイドさんの声の使い方、素晴しかった。
史実で感動させ、それでいて邪魔にならない語り口、「編んでるおばさん」としては大変参考になったのです。
そして昨日、27日。「さいたま市市民活動サポートセンター」のフェスティバルの打ち合わせで、「そのまんまでいいんだよ」の作者のぞみんこと大村さんと、エレクトーンのチェリッシュ、富田さんとお会いすることができ、思い描いていた編んでるシアター版「そのまんまでいいんだよ」がぐっと煮詰まりました。
さらに富田さんに、折り紙のグループの代表の方と引き合わせていただき、この方は身障者をずっと励ましたこられたようで、ほんとうに、抱きついてしまいたいくらい嬉しい出会いでした。
・・・というわけで、編んでるシアター館は快進撃。
明日の日曜日は12月にむけて「織の音工房、らんぷシェード」、いよいよ、登場しての、森の中のあったかクリスマスバージョン「編んでるシアター館」の模様替えをいたしまーす。

フフフ、楽しみにしてるのはわたしが、一番!!

11月いろいろ記

今月はなんと気ぜわしく忙しいと思っていましたら、もう11月何日もないではありませんか。
「編んでるシアター館」お休みしてたわけではないのに・・・。
で、今日はバッと一気にご報告を・・・とノートを開いてみると、あれあれなるほど、2日に店のアルバイト君が怪我をし、いわゆるシフトががたがたに狂ったこと。
3日に、子ども支援センターに出演
店の改装の打ち合わせに、昼の時間もとられた事、これは結構楽しいものでしたが。
それよりもなによりも、編んでるシアター版「そのまんまでいいんだよ」のむたさんはじめ、わるがきねこちゃんたちの制作、舞台での演出をめぐらしながらの作品づくりは、心踊り、もうむちゅう。
なぜか「小田和正」モードでCDかけまくり。あの下あご突き出したように頑張って出す高音、切なくて、いい!!
その間、読み聞かせ活動のよりどころとなっていたでしょうに「こどもゆめ基金」の廃止とか、ニュースも目がはなせず、
20日にはあこがれの「金子由香利」のコンサートを、大宮ソニックで。
私の持っているCDは20年くらい前のものなのか、描いていたイメージとは違っていたが、その年齢でできることを、自分の「編んでるシアター館」の今後を編んでいく中で考えさせられた夜でした。(と、ここまでで11月前期報告、ちと晩御飯の支度へ)

2009年11月10日火曜日

冬本番、風ひかないで

11・3子ども文化ステーション「子育て支援フェスタ2009」
寒い風が吹き付ける中、たくさんの親子連れが参加。
私たちは屋内なので申し訳ないくらい。
ここ支援センターへお伺いしてちょうど一年になるのです。
今回も、お父さんお母さんがおそろいの組み合わせが多く、特にお父さんはこどものことなんかすっかり忘れて見入ってくれているのが、よくわかります。
ほとんど毎回参加してくれているお子さんはもう、仲良しになって、そう、来年は幼稚園 に行くの・・・ですって。
11・7毎月第一土曜日に定期的に訪問編んでるに伺っている児童養護施設カルテットさん、しばらく前から、子どもたちがとうとう、新型インフルエンザに代わる代わるかかっているため、中止になりました。
こういう時こそ、退屈しているでしょうに、でもこれだけは仕方がありません。
これから寒さも本番、他人事でなくわたしもすごく気をつけてはいるのです。
11月から12月にかけて、少し遠出が続きますのでそのためにも元気でいないと、楽しみにしてくれているかたたちに申し訳ないですから。
ということで、少し体調が・・というとすぐゆず茶など甘いものを熱ーくして飲んで、あったかぁーくして寝てまーす。

2009年10月26日月曜日

「いやだいやだ」の絵本に出会いました

台風がまた来ているようで、雨になる前に近くのビデオレンタル屋さんに行ってみたら、本のコーナーのせなけいこさんの「いやだいやだ」の絵本が、とてもいい状態 でなんと105円で、でていました。
この本、我が家の歴史に残るというか、とってもなつかしいものなのです。
いうことを聞かなかったり、嫌がるとこの絵本の出番でした。
そして 息子たちが三十代半ばになっても、何か嫌がったりすると、主人が「いやだいやだってルルちゃんはいうよ」って、必ずいったんです。
「編んでるシアター」で、読み聞かせだけでなく、お話をする機会があると、この話をします。こどもと読んだ本が30年経っても、心の中にしっかり残っていて、クリックしたら瞬時によみがえる・・・。
今となっては、二重三重に思い入れの深いものになっていて、まよわずお買い上げ。
家で息子も「おー、これだこれだー」と懐かしく、見入っていました。
雨の降る日は、「編んでるシアター館」にこもって、絵本の世界にどっぷりでーす。

2009年10月22日木曜日

ありがとう!って叫びたい気持ち

10・21
ひさしぶりにスターリィマンの朗読会ではせがわファミリィにお会いできました。
おあつまりの方々、わたしのようながさつな方はいらっしゃらなくて、ゆったりと越し方をお話になられます。
それがとても心地よく、おはなしのイメージ、そして背景が、しっかりと絵になってこちらに伝わります。
10・22
見沼区内のヤングミセスの集いで訪問編んでるシアターです。
個人のお宅なので、対象は子育て支援センターと同じですが、よそいきという雰囲気は、親子ともにありません。
初めての「編んでるシアター」に、お母さんもお子さんも「あっ・・・」という感じ。
それがこちらも嬉しいわけで、「いないいないばあ」「クレリア」「つきよのくじら」編んでる代表作の登場です。
喜んでくださる皆さんとお話しながら、編んでるを続けられる私って、すごいしあわせだなあーって実感しました。
ありがとう、みなさーん!

2009年10月19日月曜日

ホームページ、いちだんと充実

デジカメに入っていた写真を整理して、ホームページに掲載すべく張り切っています。
作品一覧も、随分と見やすく仕上がって、なかなかのできばえですが、まだまだ、完成したわけではないそうで、試行錯誤が続いているようです。
このところ、あちこち訪問編んでるして、感じることは、お集まりいただくお母さんがたがとても、ひたむきだなあということ。
わたしが歳をかさねたこともあるのでしょうが、こどもさんはもちろん、おかあさんが可愛く思えるのです。
5年ほど前とはなにか変わってきています。
生活環境、経済的にみたら、大変になっているはずなのに、とても素直に気持ちが通じ合えるような気がします。
「編んでるシアター」で皆さんと絵本の世界を楽しむことができて、本当にしあわせです。
まるで今さしこんでいる秋の陽ざしのように、さわやかなあたたかさです。

2009年10月17日土曜日

初見沼区さいのこ子育て支援センターへ

10・16はじめて地元見沼区の子育て支援センターさいのこに、お招きを受け行って来ました。
とても明るいさわやかな雰囲気で、自分の子育てのとき、こんな環境、欲しかったなあ、とつくづく思いました。
職員さんと言うかスタッフのかたがたが、お母さん目線で、お母さん方と楽しみながらあれこれ挑戦している様子が伺われて、ときどき、あれどこ行ったと目で探したり。
買い物などで、前の通りはよく歩きましたが、ここにこんな素敵なオアシスがあったなんて、とても幸せ気分です。
で「編んでるシアター」はどうかというと、とっても喜んでいただけましたよ。
できたての松谷みよこさんの「いないいないばあ」、一瞬みんなが声をのんで・・・。
「編んでる」お勧めのシリーズになりそう。
終わって会場いっぱいに編んでる作品をひろげて、こどもたちがそれぞれお気に入りのねこやねずみを抱っこして、ごっこ遊びしている様子が可愛くて、ほんとはブログに載せられるといいんだけど、まだ難しいので、ホームページに載せようと思いまーす。
「あかいめんどり」にフェルトで作ったバナナを食べさせたくて、ずっと、抱っこしていた女の子、実は来週「編んでるシアター館」に予約してあって、きょうは偶然ここで「編んでる」に出会ったのだそうで、ワクワクするような絵本の世界でお待ちしてますね、と、もうお友達。
楽しい時間はあっというまに過ぎてしまいました。次回が楽しみ。

2009年10月15日木曜日

上尾の「編んでる」は大盛況

いやあー、しまった!
こんなにたくさん来て下さるなんて思っていなかったので、2度に分けて行うこと提案しなかったきのうの上尾での「編んでるシアター」
大切な、目と目をあわせる、ギアをかみ合わせることができず、ちょっと残念。
でも皆さん喜んでくださって、定期的に訪問編んでるするようになりそう・・・なので、実は素敵なポスターを作ってくださっていたのだが、次回にも使いそうなので貰えなかった。
あんまり素敵なので、近じか「編んでるシアター館」のホームページの紹介写真に使わせていただこうっと。
で、初対面の担当者さん、赤ちゃんを背中にしょって、さらにお母さんべったりの幼児をかかえての大活躍。
ふと、わたしが「童話の国」という小さな劇団をつくって舞台を走り回っていたとき、まだ幼かった長男が「お母さんはみんなのお母さんになっちゃうの」と今にも泣きそうな表情をみせたことを思い出した。
秋ですね、なーんか、しんみりしちゃいました。

2009年10月14日水曜日

上尾市で編んでるシアター

10・14、上尾市の若いお母さんの集まりで「編んでるシアター」を上演します。
はじめての依頼先で電話だけのやりとり、お互いに顔をあわせたことがありません。
でも編んでるの事を話していると、むかしからの知り合いみたいに思えて、お会いするのがとても楽しみ。
昨日の最終打ち合わせでは、ちょっと緊張なさってたかな。
メンバーの方が手遊びをして下さるとのこと、それがなんとわたしのおはこの「はじまるよ」だそうで、編んでるおばさん、ギクッ。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。まだあるもんね、おはこ!
会場に来て下さるみなさんにはもちろんですが、担当者にも喜んでいただける「編んでるシアター」になりますように。
さていったん、これから寝まーす。

2009年10月13日火曜日

充実の作品一覧、近日公開!

この連休はホームページの作品一覧を、更新しようと準備をすすめてきました。
そこで見えてきたこと、
こどもたちに絵本のキャラクターを編んで登場させる「編んでるシアター」での読み聞かせと、
中心のキャラクターは編んで登場させるが、内容をしっかり伝えたい読みがたり向きがこの「編んでるシアター館」にはあること。
絵本には何歳以上と書かれているものがあって、なんとなく抵抗があるのだが、そういう仕分け方に通じてしまうかな。
訪問編んでるだと、対象によって持っていく作品を選ぶのだが、時にはこども中心ではなく母親をと、指定されることがある。
小さいお子さんが飽きて騒ぎ出すかもしれませんよ、なんて言ってみるが、それでもいいという。でも不思議にそういうとき、こどもは騒がない。
おかあさんの真剣さが伝わるのだと思う。
おかあさんが感動して、その絵本をわが子に読み聞かせしてくれることが、いちばんうれしい。
なにはともあれ、作品一覧を今回20冊くらい増やせるので、来館編んでるも訪問編んでるもホームページを見てリクエストしていただけるよう、充実させたいです。
事務局長の腕がいいのか、新しいデジカメがいいのか、作品一覧を見ているだけで楽しくなるような素晴しいできあがりになりそうなんです。
近日公開!!お楽しみに!!

2009年10月8日木曜日

18号台風の朝ですが

おはようございます。
今朝は台風上陸避けられず、と、大風対策で家のまわりの整備を早くからしましたが、今8:30ナンとお日様がかんかん照り始め、しかし、風はだんだん強くなってきました。
育ちが江東区砂町、子どものころから台風の被害は目の当たりに見てきました。
特に水害。大雨が降ると聞くと、とにかく食べ物を確保しないと心配で心配で・・・と言うわけで、冷蔵庫満杯。
で、あとは「編んでる」三昧の一日になりそう。ここ二、三日も雨模様だったので、松谷みよ子さんの「いないいないばあ」出来上がりそう。
そしたら「そのまんまでいいんだよ」のむたさんを編もうと、あたまの中はぐるぐるまわっます。
うれしいお話がきています。
群馬の県立児童館から、来年のお正月に「編んでるシアター」の要請が。
「編んでるシアター館」のホームページをご覧になったんだそうです。
作品一覧の充実図りたいと取り組んでいる事務局長の腕がなっていまーす。

2009年10月7日水曜日

「そのまんまでいいんだよ」を編んでる!

今年初め、市のイベントの企画打ち合わせでご一緒したОさんに、ご自分の本を出すのでそれを「編んでるシアター」して欲しいと頼まれていて、その本「そのまんまでいいんだよ」が届きました。
軽い気持ちでお受けしたのですが、「ええーっ」と、うなるほど、いい本です。
ただ普通の絵本と違い、これをどう表現するのか、興奮しています。
Оさんも「編んでる」することにとても興味を持ってらして、わたしも僭越ですが、こんないい本を、ひろめるお手伝いできることに、背筋がピン。
今、頭の中で、ねこの「むたさん」が、のっそり動き出したところ。
今、胸の中で、ねこの「むたさん」が、のっそり動き出したところ。

2009年10月6日火曜日

小学4年生の時のクラス会

10・4、小学校4年生の担任の先生をお迎えしての同窓会がありました。
「二十四の瞳」の大石先生のイメージそのままの先生、84歳になられるなんて、思えない。
わたしが「編んでるシアター館」を作れたのは、先生が給食の時間に「フランダースの犬」をハンカチで涙をおさえながら読んでくれたことに感動した想いが奥底にありました。
当時、学校の図書館の利用も制限が多く、教科書以外の本を買う余裕もなく、それはとても鮮烈に記憶に残っているのです。
心を込めて読むこと、それはあの日の先生、そのまま・・・。
あれから55年の歳月が流れていたなんて、帰りの電車に座って、窓ガラスに映った自分を見て苦笑い。歳をとってしまったのは私だけ?
とにかく集まった皆さん、とっても若々しい。
どうぞ先生、お元気で、皆さんもお元気で。
編んでるおばさんも今のこのなぜか優しい気持ち忘れずに、ね。

2009年10月2日金曜日

カルテット5歳のお誕生日おめでとう

さいたま市が政令指定都市になってから、設立されてから5年になったお祝いに「編んでるシアター館」として参加。
いやいや、みんな元気で明るくて、嬉しくなりました。
ところで出かける直前まで手直しして作り上げた手あそびうた「ちいさなはたけ」、編むことばかり熱中して、本番に強いはずのわたくしが、歌が、メロディが、浮かんでこないのです、前の方に座っていらしたボランティアさんに助けていただいて、なんとかスタート。
それにしてもほんとに楽しそうだったこどもたち。
そして毎年ゲストに招かれているというアカペラの「voxray」の4人のイケメンの歌、子どもたちとの交流、すべてすばらしかった。
「僕も10年間施設にいました、でもこうして素晴しいメンバーに出会えて今こうして頑張れる、みんなも希望を持って頑張ろう!!」 って。すごーーい!!
最後の記念撮影のとき、となりの3歳くらいの男の子、「おばあさんのとなりでよかった」と耳元でささやいてくれました。
スタッフ、ボランティアの皆さんの真心と熱意がこもったあったかーいカルテット5歳のお誕生会でした。

2009年9月29日火曜日

養護施設創立記念のお祝いに編んでる

10月1日がいつも訪問している児童養護施設カルテットの創立記念日に当たるそうで、毎年お祝いをしているそうですが、そこで「編んでるシアター」をとのこと。
高校生までの児童60名に職員の方20名、ほかに大人のコーラスぐるーぷが招かれているそうで、とてもとても楽しみです。
いつもの訪問だと、高校生が「編んでるシアター」をなかなか観にはきてくれませんがこの日は欠席することはできないようで、ここが楽しみなところ。
「絵本かよー」なんて、もし思っているお兄さん、お姉さんの心に、ぽちっ!っと一滴、落としてきたいなあ。
ただ、夜なので頼みの運転手は使えず、またバイクなので作品があまりたくさんは積めなくて、思案中。
手遊び歌は、新作品に着手。
新しいことやってるときは、なぜかうきうき・・・の編んでるおばさんなのです。

2009年9月27日日曜日

東大宮町内会行事に編んでる

9・27東大宮4丁目町内会のちまき会、子ども会の集いに「編んでるシアター」お招きをいただきました。
総勢50名ほどでしょうか、子ども会大変でしょうね、若いお母さん方が必死でサポートして、子どもたちも年配の方も、楽しめるように工夫してました。
それにしても高齢者のみなさんの若々しいこと、カラオケがとても盛んな地域なんですね、ここだけじゃないのかしら。
絵本は子どもと年配の方を考慮して、「クレリア」「となりのたぬき」「さつまのおいも」
子どもたちがとても興味を示してくれてうれしかった。
先日、テレビで「フランスの人形劇祭り」とかを放映していて、そこでとりかごにいれた鶏を腹話術ふうに操ってのパホーマンスにヒントを得たのと、これまた偶然観た「リチャード3世」の舞台録画、これもリチャード3世扮する役者の左腕の先に、人形がついていて腹話術風に話をすすめているのに刺激を受けて、手持ちのこっこおばさんをとりかごに縫い付けて、登場させてみたが、こどもたちはとにかく驚いたらしいが良かったのか、このおばさん何をしているのか、と思っているのか、いま判断に苦しんでいるところ。

2009年9月22日火曜日

編んでるシアター新作ぞくぞく

子育て支援センターからの「編んでるシアター」の引き合いがあちこち。
今うかがっているさいたま市北支援センターでは、来年度23年3月まで、もう予定を入れてくださって何よりの励みになります。
同じ作品でもいいとおっしゃって下さるのですが、乳幼児バージョンはまだまだ編みたい絵本がいっぱい。
それに、ここには若いお父さんがとても熱心に参加されていて、子育てに明るい力を感じます。
人数制限があり、毎回申し込み制なのですがそういう手間を経て、なお来て下さる皆様に感謝します。
9・19「さつまのおいも」評判上々。
「ちいさなくれよん」はも少し工夫が必要。
松谷みよこさんの幼児向けの絵本はこれからちっと力を注ぎたい分野。

そうそう、ホームページのトップのあかとんぼ、マウスを追いかけて向きを変えてますよ、見てやってくださいな。
事務局長、連休目いっぱい、編んでる奉仕してくれてます。

2009年9月12日土曜日

ちいさなくれよん、に心揺さぶられて

編んでるシアター館にこもって、cdをかけながら、たまねぎ三兄弟や森の子編んでるちゃんを編んでます。
ふと気分転換にと本棚に目が行き、「ちいさなくれよん」(篠塚かをり)を手に取りました。
なんどもなんどもよんだ絵本です。・・・ところがさいごのページでえっ、と、こういう終わり方だったっけと胸がどきどきしました。そしてじんわり涙がわいてきました。
記憶ではおほしさまが、さーおいでというふうに、手を差しのべてくれたようだったのが、そんな軽い表現ではなかったのですね。
今のわたしだから、この最後がすごーく心にひびくのかもしれません。
あらためて、<読むがわの心を映すか絵本かな>と一句。
けれどこれを「編んでる」にというと、むずかしいものがありますが、飛び越えてはいけない何かを感じています。何かのかたちで取り上げたい絵本です。

2009年9月7日月曜日

編んでる秋バージョン始動

編んでるシアター館のホームページのトップが秋バージョンになりました。
わが事務局長の苦心のたまものです。
なにしろ、あの話題の定額給付金をすべてつぎ込んで参考書を買い、首っ引きで取り組んでくれて
5月は鯉のぼりを泳がせ、8月はひまわりをピピッと動かし、そして今回はあかとんぼがマウスにひきよせられるという優れもの。
しかも、これまであまり目立たなかった、えんとつのけむりが、ぽっ、ぽっといいかんじ・・・。
編んでる作品も秋バージョンに入れ替えに着手。
10月1日のカルテットの創立記念日に、と依頼を受けたので、こちらも楽しみ。
ようやく本来の編んでるおばさんに戻ったみたいでーす。

2009年9月6日日曜日

「さつまのおいも」は大人気

9月5日、第一土曜日は養護施設カルテット訪問。
朝になって、いつも車を出してくれる次男が体調不良。
遠いので不安はあったが、バイクで出かける。
しかもこの日、子どもが喜ぶよとすすめられていた「さつまのおいも」の完成が、朝の2時過ぎまでずれこみ、こちらもハイになっているので、慎重に走るのだよと自身に言い聞かせる。
さて、そのつるにからまったさつまいものいや、かわいいこと。
だがその可愛さが仇になりトラブル発生!!
絵本の中で、綱引きで子どもたちにひっぱり負けした、さつまいもたちを、さっとこどものひとりが持って走り出し、他の子供たちがそれを追いかける展開になってしまった。
そしてさらに責任者の方が、そのこたちを追いかけると言う、、、、。
いつもなら図書室で「編んでるシアター」なのに、今日はホールで編んでるしたので、さてもさてもの大騒ぎ。
ま、充分かんがえられる展開でしたし、一考が必要、なのになぜか楽しくて,おかしいカルテット訪問でした。

2009年8月30日日曜日

編んでるシアターも熱気むんむん

8・28日は2グループの来館編んでるシアター。
養護学校にお勤めのoさんはもう何度も「編んでるシアター館」に、来てくださっています。
この方から学ぶことがとても多くて、いつも私のほうがお会いすることが楽しみです。
こどもたちのわずかな反応にも喜び、前向きに取り組む先生方、皆さんの様子が、これからの私の方向づけにとっても参考になるのです。
お話に夢中で編んでるすることを忘れてしまいそう。
おむすびころりんは、さっそく「編んでる」にいただき・・・。

2時からのお客様も、ご自分のお子さんと同じ1歳半くらいのおともだち母子をつれて何度目かの来館です。
この暑さで子連れのお出かけは大変、おしめや、飲み物、着替えを詰め込んだバックを肩に汗だく。
でもいきいき、している若いお母さんに編んでるおばさん、心からエールを贈らずにはいられません。

なのに「トトロ」を見つけてはしゃぐ女の子に、ばっとおっきなネコバスを見せて、泣かせてしまってごめんなさーい。

2009年8月21日金曜日

夏糸仕様編んでる、これがなかなか

毎月第3土曜日に伺っている子ども文化センター、お盆を外して22日に行くことになっていて、作品選び。

ここは子育て支援センターなので、乳幼児が中心で、ストーリーよりも身近なキャラクターが喜ばれるようです。

馴染みのあるキャラクターということではなく、よく知っている動物が登場するということで、犬とかねことかくまさんとか。

これまでどちらかというと、ストーリーにひかれての作品づくりが先行していたので、ここのところ,まついのり子さんの絵本に取り組んでいたのですが、五味太郎さんの「ぐうぐうぐう」くじらがぐうぐう、眠りこけて・・・という絵本なんですが、なんともかわいいぐうぐうくじら、これは編まなきゃ、と夏糸で編んでみました。

これがすっきりとした編み上がりで、大成功。

ミニ編んでるでなくとも、夏糸仕様、おおいにありかも。

近日中にゆざわやへいって、買い占めなくては・・・。

2009年8月5日水曜日

来館編んでる、はじまりまーす

ご近所の方から、今年は「編んでるシアター館」は開かないのですかと聞かれました。
昨年の夏は大賑わいでしたからね。
訪問編んでるは、以前からの継続であったりして続けていますが、来館編んでるは申し込みがあればなんていいながら、実は看板も出しそびれています。
新しい作品はいくつか仕上げているのに、日が経てば元気になるのかと思いましたが、そういうものではないのですね。
訪問編んでるはできて、来館編んでるの腰が上がらないのは、来館者との会話、対話が熱く燃えないのではという危惧があるからなのだと気づいています。
「編んでる」開館のときに主人からもらったはじめてのラブレターをもう一度読み直して、編んでるおばさん、きょうから再スタートです!!

2009年8月2日日曜日

夏休み本番ですね

8・1養護施設カルテット訪問。
学校が夏休みに入り、小学生はキャンプに出かけたのだそう。
てあそびののねずみさんは、ここでもみんな、気にいってくれて、しぜんにからだが動いてる。
いつも感じることだけれど、ここの先生?保母さん?の子ども以上に、「編んでるシアター」を興味深く見てくれる目の輝きの美しさ。
たくさんのボランティアに接していらしてるだろうに、そういうダレのようなものがなく、いっしょに楽しんでもらえることはとても嬉しい。
「いつもいっしょに」「ちいさなたまねぎさん」「ぐりとぐら」訪問しはじめてまだ日が浅いので、作品選びに不自由しません。
お話が終わって、送ってくれた子たちと、むかえの車が来る間、庭でれんげのくびかざりを作りっこする。
ああ、孫がいたらこんな気持ちかなぁなんて思いながら。
そうそう、私、65歳になりました、7月に。

2009年7月29日水曜日

ゆうゆうくじら育て支援センターへ

7・27、上尾のゆうゆうくじらの子育て支援センターに行って来ました。
保育園の先生方のあたたかい熱意がほとばしる、元気はつらつ、集まるお母さん方も力みなぎって楽しい「編んでるシアター」が開催できました。
25組の申し込み制でもすぐにうまってしまったそうです。
その期待がひしひしと感じられました。
てあそびうたの「のねずみ」初登場、先生がたにはもうおなじみの歌でしたが、編んだねずみは大好評。
編んでるおばさん、また調子付くことまちがいなし、ね。
「てあそびうた」のCDをかけながら、次をねらってます。

2009年7月22日水曜日

てあそびうた、ニューバリエーション

7・18の訪問編んでるのとき、何か考えごとでもしていたのか、いつも絵本を読み始める前にてあそびうたの「はじまるよ」を、歌うのに、すっかり忘れてしまいました。
このてあそびうたを歌いながら、来ているお子さんの一人ひとりと眼を合わせ、ギアをかみあわせていくのに、それを忘れたものだから、読み始めたとき薄いベールのようなものを感じたのかもしれません。
それにしてもこの「はじまるよ」だけを歌ってもう7,8年、これは若いお母さんが立ち上げた子育てグループ「しゅがーぽっと」に伺ったとき、教わったものです。
で、家にあった「てあそびうた」のCDを聞いてみると、なんと、「編んでるシアター」向けにぴったりのいくつか発見。
何しろ、演じ手はひとりだけで、それで編んだキャラクターを使えると言う優れものが、見つかったのです。
うれしくてさっそく着手、ところがもんだい発生!
編みながら口ずさんでいると、息子が言うのです、お母さん、音痴だねえって。
たしかにその気はありそう・・・、これは克服すべき大事な一点で、がんばります。

2009年7月21日火曜日

今手持ちの絵本、総ざらい

そうか、そうだったのか、と、子ども文化ステーションの編んでるシアターで感じたこと、この支援センターへはやはり未就園児、幼児が集まるのだったよということ。
理想論として、これまで私の子育てする世代へのメッセージという思いが強すぎたみたい。
こどもはまあまあでもおかあさんがなにか感じてくれればって、それは違いましたね、
こどもがそっぽをむけば、おかあさんも落ち着かない。
年齢にあう絵本選びに、も少し配慮が必要かと反省し取り組んだところ、今月、先月の「編んでるシアター」はすとんとはまりました。
その意味で、まついのりこさんの絵本とか大切にしたい。
さいきんの「訪問編んでる」は申し込みが多角化というか、子どもと高齢者とのふれあいの場にというのもあって、こちら側の柔軟性も問われるところ。
少し、時間的な余裕もできたところで、新制作への意欲がふつふつの編んでるおばさんです。

2009年7月1日水曜日

変なおばさんがまた動き出して

この年代のおばさんの特徴でもあるらしいのですが、電車などで小さな、特に乳幼児を見かけると、というより、あのつぶらな瞳で見つめられると、つい、声は出さないものの目と目でお話してしまうのです。
それから隣り合わせになったお子さんがむずかって泣き出すと、もう他人事ではなくなって、声も手も出てしまいます。
そこで編んでるおばさんはお出かけグッズの中に、編んだ「はらぺこあおむし」を、入れておきます。
ぐずりだしたら、ちょろちょろっと「はらぺこあおむし」を見せてミニ版の絵本を開くと、たいていはもう泣くのを忘れて興味しんしん。
だっこしているおかあさんが気づかないうちに、事を終えて、あたしゃ何にも知りません・・・て澄ました顔をしてたりして。
ぐずりだしたらというのがミソでして、そうそういつも電車の中で「編んでるシアター」を上演しているわけではないのですよ。
・・・ですが、「はらぺこあおむし」だけでは飽きてしまって、ほかの作品も超ミニ化して編んでみると、これが楽しい。ちょうど携帯電話のトラップみたいに。
「小さなたまねぎさん」「つきよのくじら」「いつもいっしょに」ー早く編めるし、早速ゆざわやで毛糸を買い込み、編んでるミニシアター館なんてのもあり!の勢いです。

2009年6月25日木曜日

編んでるシアター館でのできごと

きよう6・25の来観「編んでるシアター」はお孫さんと息子さんと3人で・・・とお電話下さったお母さん。
去年の夏のショッパーを大事に切り抜いて持っていらした。
下のお孫さんが2ヶ月まえに生まれて、お兄ちゃんになったというこうだい君、利発そうな、可愛い、しっかりした男の子でした。
そしてうれしいことに「なんの絵本を読みましょうか」と聞きましたら、でんしゃ・・・とゆびさしてくれたのが「がたんごとんがたんごとん」。
編んでるおばさんはおおはりきり。
そして次は「お月さまってどんなあじ?」
お月さまのあじを知りたくて、かめさん、ぞうさん、きりんさん・・・どんどんせなかにのってもうすこし、というとき、こうだいくんは立ち上がりました。
「おもいよ!」と。
小さなかめさんのうえに、大きな動物たちが次々とのっかる重さまで、絵だけだったら、画面だけだったら、かんじとれなかっただろうな。こうだいくんは、動物たちをひとつひとつ、せなかから下ろしてならべてくれました。
こうだいくんは2歳だそうです。
編んでるおばさんは感動でうるうる・・・、きっとこうだいくんのママも素敵な、あったかぁーいママなんだろうな。いつか、おとうとくんとママも一緒に「編んでるシアター館」にきてね。
絵本作家のまついのりこさんの言葉が、浮かんできます。「読んだお話のひとつひとつがしずくとなってこどもの心にたまっていき、それがいつかその子の勇気やおもいやりとなってあふれだす」。
そう、ちょうど、まつい先生の絵本「とっとこ、とっとこ」、きのう完成しました。
ロボットが編めないと、躊躇していたのですが、たのしい作品にできあがりました。
出来上がると、早く発表したくなるものなのですよ。
おまちしてまーす!。

2009年6月21日日曜日

これだから絵本は楽しい

子ども文化ステーションでの「編んでるシアター」、がたんごとんがたんごとん、オーケーでした。
この本、読んでるとなんどもなんどでも繰り返したくなりますよね、
がたんごとん、がたんごとん・・・と繰り返してるうちにほんとに自分が電車にゆられているような。
それで思いついたんです、はじめは絵本だけを指し示して読んで、一度読み終えてから、編んだ黒い電車を登場させ、そしてもう一度はじめから読むのです。
そしておきゃくさんのほにゅうびん、かっぷ、すぷーんをおはなしにしたがって、登場させるのです。
このキャラクターたちは、あまり大きく編まないこと、絵本のイメージをこわしてしまいそうだから。
この思惑は当たりました、この日はいつもよりたくさんの参加者でしたが、がたんごとん、みなさん、電車に揺られているような心地よさで、聞いてくれているようでしたから・・・。
これは「編んでるシアター」には無理かもと、決め付けていた作品も、何が無理と思い込んだのか、その辺からの見直しもしてみなければという大事件でありました。

2009年6月19日金曜日

がたんごとん、がたんごとん新発想編んでる

秀ちゃん・・・なんて5,60年ぶりの呼びかけのお便りが届きました。
NHKの放送を見て、小学生のころ、いつも学校へ一緒に通っていた善っちゃんからです。
思わず、アルバムを引っ張り出して、懐かしいあの時代へ。
善っちゃんによると、私はそのころから本が好きで、小説のようなものを書いていたというのですが、 そういえば、教科書にいつも思いつくままにいろいろ書き込んでいたような・・・。
定年を過ぎて、四国の88箇所めぐりをしてきたばかりという彼が、なんと可愛らしい動物の絵葉書を探してお便りをくれたその心遣いが、胸にしみます。
優しい気持ちで、絵本を見ていましたら、いつも、あっ、いいな、とだけで読んでいた「がたんごとん」の 表現方法に突然ひらめいたことがあります。
これを編んで登場させての読み聞かせは、がたんごとんの響きにそぐわない気がしていてあきらめていたのですが、はやる気持ちをおさえて仕上げ、昨日、早速来館「編んでるシアター」に初登場させてみました。
大成功!!読み手も楽しい作品に出来上がりました。
どんなふうにかって?
6.20の「子ども文化ステーション」でも上演しまーす。
お出かけくださーい。

2009年6月12日金曜日

6・11こんにちわいっと6けんで放映

とうとう放映されました、NHK、こんにちわいっと6けん!!
「編んでるシアター」が、これから目指すこと、伝えたいこと、思っていたこと、
あの5時間余りの収録時間から6分を、切り取ったとは思えないほどの充実ぶりで、放映されました。
素晴しいです。
幼稚園での収録ではどこにカメラがあったのか、子どもたちの表情があれほど、いきいき映し出されるなんて。
編んでるシーンでは、私64歳の年輪の手のしみがくっきり、編んでるおばさんの生活が如実に現れていて、ばっちりでした。
住んでいる町の女性自治会長さんが、自分の町にこんな人がいるなんて、と喜んでくださいました。
最後にしっかりとこれからに視点を据えられて、編んでるシアターで全国ツアーも、心のうちではもうスタートしています。
外へ打って出るにはあと5年が勝負ですから。
ではまた・・・。

2009年6月8日月曜日

「編んでるシアター館」第2章へ

お忙しいのにスターリィマン(はせがわよしみさん)が、お線香をあげにきてくださいました。
昨年8月31日朗読コンサート、主人とても喜んでましたから、今もにっこり、笑顔を見せていると思います。ただね、わたしの鶏料理食べてもらたかったと、(あっ、主人の本業はやきとりやさんなんです)きっと言ってると思うんです。
こどもステーションの理事さんも、喜怒哀楽亭のみなさんも、きてくださいましたよ。
NHKの放映はのびのびになっているけれど、NHKのホームページには、一足早く編んでるおばさん、もう、画面に登場してるんです。
明るく太って貫禄のおばさんぶり、観ていただくのが楽しみになりました。
改めて、この日の収録が終わるのを待っていてくれたやさしい「くまさん」に感謝です。
だってまだ、グワッと泣けてきそうなんだもの。
カルテットへ伺ったときも、おとうさんくじらに面影がダブって一瞬、固まりました。
でもなんたって「編んでるシアター」の一番のファンがいつも一緒と思って、第2章、頑張るからね。

2009年6月6日土曜日

あおむしおばさん、またね

カルテットのみなさん、こんにちわ。
うれしいことに、みんなおばさんのこと、おぼえてくれていました。
でもね、編んでるおばさんならぬあおむしおばさんですと!
「はらぺこあおむし」の印象がよほど強かったのでしょう。
少し遠くて・・・なーんて、言ってられないほど、にこにこ聞いてくれる女の子、
なーんでもさわってみたい男の子、くじらのお父さんをとりっこする子もいて、みんな元気。
いっぱい本を読んでいこうね、またね・・・。

2009年6月4日木曜日

NHK放映、さらに延期6・11に

NHK6・4放映、さらに延びて6・11になりました。
先週の国会中継でまた、順延されもしも、もしも、来週国会中継が入れば、また、延びるそうで、連絡を受けたのが直前だったので、あわてて電話したのですが、ほとんどの皆さん録画してお出かけ。
ごめんなさーい。連絡がつかなくって、待ちぼうけさせてしまった方、すみません。私の姉は勤め先の社長さんに仕事中にテレビをつけて貰って,待っても待っても出ないじゃないのと、電話してきました。
楽しみにしてくれてたのにすみませーん。
でもしばらくぶりに、気持ちがしゃんとしたかな。
ブログを見た息子がお父さんをくまさんに?と不思議がっていましたが、ホームページのカーテンのなかから取り出して、6月はくまさん中心になりそう。
6日は桜区の養護学校カルテットに伺います。待っててくださいねえ。
編んでるおばさん、エンジン始動!!

2009年5月23日土曜日

5月18日の夜に・・・

編んでるシアター館の横の大きな木の下で、編んでるおばさんの大きなよりどころとなり、
いつもロンと一緒に見守ってくれたやさしいくまさんのようなそんざいの主人が、この世を去りました。
5月18日NHKの収録が終わった夜でした。
きっと、これも支障が出ないよう、最大のがんばりを見せてくれた最後のおくりものだったのでしょう、
しかも、放映予定の21日には、国会中継が入り、6月4日に延期になったのでさえ、主人の計らいであったかに思えます。
放映を楽しみにしていてくださった方には申し訳ありませんでしたが、今でも呆然としておりますのに、パニック状態にならないよう、時間の余裕をくれたのだと思います。
「わすれられないおくりもの」のあなぐまさんにもかさねあわせ、いま心の中で「ありがとう、ありがとう・・」を繰り返しています。
しばらくの間、編んでるシアター館の絵本の世界にこもりますこと、おゆるしください。
なーに、編んでるおばさんのこと、すぐにあのけたたましいおばさんに戻りますから・・・・。

2009年5月16日土曜日

「編んでるシアター館」がNHKで放映

編んでるシアター館が5月21日(木)NHK「こんにちはいっと6けん」で取り上げられます。
何度もうちあわせを重ね、絵本の作者さん、出版社さんとの交渉に、粘り強く当たるリポーターさんに、感動しています。
なによりもこちらの思いを、丁寧に伝えようという意欲が素晴しい。
お話をしているうちに、自分でも明確でなかったことが炙りだされるところが、すごい!!
ふわふわした部分がそぎおとされて、「編んでるシアター館」のめざすものが、すっきりと紹介されるかたちになればとと思います。
高名な絵本作家さんや、出版社さんが、喜んで許可をしてくださり、その上興味を示してくださったことに、編んでるおばさんは、興奮しています。
やりたいことはたくさんあるけれど、今、やろうとしていることがグンと近づいたような気がします。
単に「編んでるシアター館」の紹介だけでなく、編んでるおばさんの30年間が浮き彫りになるらしい、
今や、まな板の上の鯉の心境。

2009年5月11日月曜日

エリック・カール展で心新た

5・10日は母の日。
「何が欲しいの」と心優しい息子の言葉に、家の周りに花をたくさん欲しいとお願いする。
我が家は日当たりが余りよくないのと、根気よくを忘れ、水をやりすぎ駄目にしてしまうことが常。
心機一転、説明書きをしっかり読んで、ポットから取り出して、植木鉢に入れ替える。
すると腕にもそもそと何か??・・・アレー、小さな小さな透き通ってるようなあおむしくん・・・、可愛い!
虫類は嫌い、というより、怖かったんだよなー、でもでも、可愛い!!のこのこ歩くあおむしくん、
まるで「はらぺこあおむし」、さっそく息子にいうと、なんと、ホームページの作品一覧の手引きにあおむしのくねくねを、使ってと試作しているところだと。
ちなみに彼の定額給付金は、ホームページ作成の資料を買うのにつかうのだそうだ。
私はエリック・カールの絵本を注文した。届くのが楽しみ。
それにしてもすごい作家さん、5・2に横浜そごうにでかけてカール展で、たくさんの絵本に出会えた。
この世界をひとりでも多くの人に味わって貰いたいと、改めて思いました。

2009年5月4日月曜日

楽しかったカルテット訪問編んでる

4/29さいたま市にある養護施設カルテットに訪問編んでるしました。
こどもたちに受け入れられるか、担当の方にも少し不安があったようでしたが、集まったこどもたちの「なにやるの」の声に、もうバッチリ感があり、編んだトトロ、ねこばすなど設営キャラにも興味しんしん。
年齢別に3回にわけて「編んでる」しました。
「ねないこだれだ」も「となりのたぬき」も、よほど新鮮に映ったのでしょう、もう絵本の中にどっぷり入り込んでくれました。
その様子に担当の方も不安をとおりこしてびっくり、感動されていました。
こんなに素直に絵本の世界に引き入られていくこどもたちに会えてよかった。
すこしとおいのでバイクも危ないし、なーんて、考えてた私でしたが、そんなこんなは後から考えよう、 この子達に会うために。
私の最終章ライフワーク、すでに幕が開き始めました、マイクロバスかキャンピングカーを「編んでるシアター館」に仕立てて、全国を回るって構想・・・。
ちなみにカルテットさんには、6月から第一土曜日にうかがうことになりました。
待っててね、編んでるおばさんもみんなに会えること、楽しみにしてまーす。

2009年4月25日土曜日

定額給付金記念購入絵本

待ちに待った定額給付金の申請書がきました。
使い道は勿論、絵本を買います。
あれとこれとどっちにしようかと迷わなくても、どーんと8冊は買えるんです。
4冊までは決まっています。編んだら素敵な絵本を見つけました。
5月6日までの横浜そごうでの「エリックカール展」には是非、行かなくては。
このワクワク感、お年玉とも、お給料とも違って、とにかく使うと国の偉い方が喜んでくださるらしい、信じられないくらいお金が湯水のごとく流れる現状の我が家、この分だけは、何もかも忘れて使えるんだよーと自分に言い聞かせているとこが、いじらしい・・・?
申請してから3週間はかかるとのこと、歳をとってせっかちになっていて、3週間はちと長いが、「定額給付金記念購入絵本」が活躍する日が楽しみ、楽しみ!

2009年4月14日火曜日

内モンゴルのこどもたちとの出会いから

中国内モンゴルでの「編んでるシアター」は、私にとって、あらためて絵本てすごい!!と衝撃を与えてくれました。
そして「編んでるシアター館」の取り組みにも新しい風をふきこんでくれました。
ほらまたなんかやんのかい?ではなく、心の中に新風が力となって動き出したのです。
こちら側が、素晴しさを与えるのではなく、絵本に出会えた素直な喜びを、こどもたちから貰っちゃおうと思えたのです。
養護施設への月1回のボランティアもそうですし、こども会への定期的なお招きも受けることにしましたし、不思議ですね、「心が変われば行動が変わる」し、周囲にも伝わっていくんですね。
久しぶりに図書館通いも。苦手だった図書館の方とのお話も(信じられます?知らない人とのコミュニケーション、駄目なんですよ、)できて、薦めて頂いた素晴しい本に早速出会って、編み始めました、
エリック・カールの作品、やどかりのお話と、山とことりのジョイの2冊、それから、教師が子供に読むとよろこばれる本を何冊か挙げていただいて、「さつまのおいも」もいま、頭の中をぐるぐる回っています。
さくらが散って5月の鯉のぼりまで、「編んでるシアター館」の灯りを夜もほのぼのとつけて、
バックミュージックは、ジブリのオルゴール、この編んでる時間がとってもいいんです。
モンゴルのこどもたちのあの笑顔が、暖炉の上ではじけています。

2009年4月5日日曜日

中国内モンゴルでの初「編んでるシアター」

中国内モンゴル自治区のフフホトというところの思徳幼稚園に、訪問編んでるシアターに行って来ました。詳しくは写真を添えてホームページに載せましたが、とにかく素晴しい体験でした。
言葉が通じなくて立ち往生なんてこと、十分に考えられることでしたから、わざわざ、中国語版の絵本を用意して通訳してくださることになっていたのですが、なんの、始めてみるとそんな心配はどこへやら、もう日本でもこんなに笑顔はじけた「編んでるシアター」は、なかったほど、楽しく、うれしく、すすめることができました。
絵本を読むだけだったら、こんな一体感は味わえなかったでしょうし、言葉の壁を乗り越えることはできなかったでしょう。
コツコツと10年かかって編み上げたキャラクターの存在は大きく、これを考え出し、「編んでるシアター」と名づけて読み聞かせをしていることを、誇りに思います。
そして、支えてくださっている皆様に、家族に、感謝です。
機会があればどこへでも、出かける気構えができました。
絵本にはあたたかさだけではない、強さがあって、それがわたしを元気づけてくれます。
今、だれかれにでもなく、ありがとう!!と叫びたい編んでるおばさんなのです。

2009年4月4日土曜日

中国訪問初編んでるシアター

21年3月27日~31日までの5日間、中国内モンゴル自治区に行って来ました。

日本のnpo団体「子ども文化ステーション」とフフホトの思徳幼稚園との協力事業の植林運動に参加し,その思徳幼稚園で「編んでるシアター」を行うためです。

絵本の読み聞かせと言うより、絵本そのものがあまり馴染みのない子どもたちに、しかも言葉が通じなくて大丈夫?皆さんの心配をよそに、だから「編んでる」なのよ、と自分にも言い聞かせて出発。

でもでも、もう可愛いこどもたちの笑顔に迎えられたら、ここは中国なんてこと、忘れてましたね。

あとで写真を見てわかったのですが、みんな身を乗り出して、見て聞いて歌って手をたたいてくれているのです。通訳するために、わざわざ、中国版の絵本を探してくださっていたのでしたが、必要ありませんでした。

てぶくろにたくさんの大きな動物が入り込んでいくと

2009年3月20日金曜日

中国初訪問編んでる、近づきました

あらららー、1ヶ月もごぶさたしてましたー。
71歳の主人の突然の発病に、何もかもがひっくり返るような毎日でした。
この間、一生のうちで一番めまぐるしい、そして濃密な日々をおくっていたのかもしれません。
最大の理解者である主人は、こんなときでも編んでるに関する行事のときは持ち直してくれ、
キャンセルさせていただいたのも最小限。(すみません、4月から再開しまーす)
3月末の中国内モンゴルでの幼稚園「訪問編んでる」は予定通り行えそうです。
日本語でいいという事なので、物語性よりも絵で感じとれる作品、中国でも紹介されている絵本などをずっと頭に入れて選んできましたが、毛糸で編んだものだからぎゅうぎゅうスーツケースに、詰め込めると思いきや、これがなかなか。
あちらの先生方も楽しみにしていらっしゃるというので、夜は大人向けに「100万回生きたねこ」をなんて考えていましたが、もし次回がありましたら、その時に・・・。
モンゴルの幼稚園のこどもたちとの出会いが、ふれあいが、今胸がドキドキするほどワクワク。
中国に「編んでるシアター」が根付いてくれたらこんな嬉しいことは、ありません。

2009年2月23日月曜日

サポセン・プレゼン大失敗

2・22さいたま市活動サポートセンター・第2回フェスティバル・・・に参加しました。
「編んでるシアター」上演にさきがけての5分間のプレゼンテーションの場を与えていただいたのですが、構成不足で、編んでるの何たるかを説明するだけで精一杯、訴えたかった障がい者宅訪問編んでるの協力を訴えるまでには至りませんでした。
こうなったら、もう地道に手探る他はありません。
~お話と音楽~のほうの編んでるシアターは、大成功。
おうたのおおむらのぞみさんは、はらぺこあおむし、はじまるよう、と大きな声で呼びかけてくれたし、チェリシュのおふたりはただもんではないよ~演奏も素晴しいし、終わって集まってくれたひとりひとりの手をとって聞いてくれてありがとうとお礼を言って回っていたのです。
こんな方々とご一緒できたのに、あわただしく会場をあとにしなければならなかったのですが、追いかけてきた方が、こんなの始めてみました、みんな手作り?鈎針で?と矢継ぎ早に質問攻め。
こどもさんの集まりはイマイチでしたが、遠巻きに見てくださったみなさんの心にポチッとでも残ればうれしいです。
ほんとにこのコラボ、いいかたちで発展させたいですね。
まだまだ編んでるおばさんは、欲張りおばさんでもあるのです。

2009年2月15日日曜日

サポセン・第2回フェスティバル2・22出演

さて、しばらくぶりのブログです。
人生はほんとに山も谷もあるのだよ、ということを実感し、あたふたしていた2週間でした。
有難いことに久しぶりに、編んでるのキャラクターたちに、半日囲まれて、私にはこの「編んでるシアター館」があるよーと、落ち着きを取り戻したら、前にもまして家族やまわりに感謝の思いが湧いてきて、パソコンにむかっているわけです。
で、2月21・22日のさいたま市民活動サポートセンターの第2回フェスティバル出演のおしらせもおそくなってしまいましたが、
ピアノアンサンブル・チェリッシュや、おおむらのぞみさんとのはじめての共演は、22日10:50分から、浦和コムナーレ9階で30分間です。(無料で他にもたくさん面白い参加が目白押し)
いろいろな出会いがありそうで、みなさんにも楽しんでいただければと思います。
作品はあれやこれや、二転三転して、いつも迷うんです、どれも取り上げたい絵本ばかり。
「そらまめくんのベット」「てぶくろ」「はらぺこあおむし」、バイクで浦和まで運ぶにはこのへんかな。
事務局長の傑作のチラシも当日お配りします。
そうそう、ホームページの作品一覧も必見!
くどいようですが、この作品一覧の写真に写っているキャラクターが編んでるシアター館で、皆さんのおいでをお待ちしているのですよ・・・
あっ、なんかすっかり元気になってるわ・た・し・・・。

2009年1月26日月曜日

がらがらどんがやってきたー

このところ「三びきのやぎのがらがらどん」のことをたびたび耳にして、手持ちの中にあるので読み返してみると、なるほど面白い。
編むのは難しいという判断を昔、したのでしたが、編んでるシアター館のイスに座ると、なんとなく見えてくるイメージが、後押ししてくれて、取り掛かるとこれがいい。
三番目のやぎを大きくつくると毛糸が足りなさそう、と気づいて走り回ったのだが、なんとこの間まで売場に「持ってけー」みたいに積んであったのがもうない!
きなりの白、白と呪文のように唱えながら、浦和のゆざわやへ。 ここはさすが品揃えが豊富。
そしてもうひとつのお目当てが店の前での古本市。
新刊同様なのが、半額。
実は「月刊太陽」の読み聞かせのシリーズのいくつかが欲しかったのだが今回は参加書店が少ないせいもあって、見つからない。
それでも気になっていた本、新発想に結びつく本がたくさんあって、もう、満足。
財布は軽くなっても、心も舞い上がって、わたしって幸せかもしれなーい気分。
でもほんとに絵本てさー、すごいよねー。生き方、変わるよ、って感じ。

あっ24日、子ども文化センター、編んでる、行ってきました。
ここでも意外な気づき、「どうすればいいのかな」が好感触。物語性はないのだが乳児には、なるほど。
まだまだ,私の頭、固い硬いと反省しながら、見直し、点検、やることはいっぱいありそう。

2009年1月18日日曜日

編んでる新発想も視野に

1・17編んでるシアター館には、これまでも来館して下さり、朗読イベントにもご両親といらして下さり、お手紙も下さった、養護学校にお勤めのOさん。
実は私の今後の活動の大切な分野の方なので、願ってもない来館。
「読みがたり」そっちのけで話し込んでしまって、それでも丁寧に応対していただいてすみませーん。
で、「てぶくろ」を編んでるしましたら、これ、使えます、てぶくろを大きな毛布で作って、子どもたちに演じさせて潜り込ませて・・・と感動していらっしゃるのをみて、私の方も、もっと子どもさんを巻き込んだ編んでるの方向もあるよなあー、とヒントを与えていただきました。
「おおきな木」「手ぶくろを買いに」静かな静かな時間を過ごしました。
こういう時間が大切なんですと、またのご来館をお約束。
そして、2時からは今年小学生になるという男の子とお母さん。
チャットで見たんだそうだけど、えっ、チャットって何?って聞く間もなく、男の子の目が、絵本の世界に浸りきって輝きだし、保育園でみんなで演じたという「ともだちほしいなおおかみくん」、「ちいさなたまねぎさん」。
おかあさんも一緒に楽しんでくださっているのがとても嬉しい。時々母子が目を合わせてにこっと笑顔が、とってもいい!!。
それに「クレリア」を選んでくれてありがとう、今日はこういうのを読みたかったの。
優しい気持ちでしばらくはいられそう。

そうそう、さいたま市の活動サポートセンターへの初発信しました、って、まだまだ、事務局長である息子の手の内ですがー。

2009年1月11日日曜日

編んでる2009年スタート

1・10今年初めての訪問編んでるシアター、子ども文化センターへ。
3月にここの関連事業に同行して、中国内モンゴルの幼稚園での「編んでるシアター」が決まっていて,持って行く絵本をどんな作品にするかの試案も兼ねて、この日はウクライナ民話「てぶくろ」と、みんなで劇遊びができる「おおかみと七匹のこやぎ」を選びました。
「てぶくろ」はこれまで大きな動物は首だけ編んで登場させていましたが、お正月中、じっくり取り組んで編みなおしたところ、今までのてぶくろでは全然小さくてこれも編みなおし。
在り得るあのてぶくろの大きさだから、意外性があったのだよ、というおもいもあるけれど、それでもなるべく小さくみせる工夫もして編み上げました。
「おおかみ・・・」の方は、職員の方におおかみだけお願いして、あとはやぎのぼうしをそれぞれかぶり、会場のお母さんとこどもたちでのぶっつけ本番。
ストーリィを読み上げていくと、えっ、なになに・・という戸惑いもはじめのうち、最後におおかみのおなかに石ころをつめて、よろよろ川へ・・・まで、みーんな、名演技。
あまり良くはストーリィを知らないんですけど、と言っていた職員さんの、なんのなんのの好演は、表彰もの。
終わると、やぎさんのぼうしをかぶったお子さんを、皆さん携帯で、記念撮影。
こちら側が、発信するだけでなくご一緒に、も楽しいですね。
ただ、舞台が壇上でなく、平面の場合、帽子が7つ以外のお子さんをどうするか、2回に分けて演じるかなどの案は、考えていたのですが、始まったら、会場が一体になって動いていたので、この年齢ではこんな感じで良いのかと、1回で終わらせましたが、アンケートなどがあれば、おかあさん方の声が聞きたいところ。
さぁーて、今年の「編んでるシアター」も元気にスタートしましたよ。

2009年1月8日木曜日

飛んでるおばさん、飛び始めー

あっという間に年明け一週間、
うれしい年賀状、何度も読み返しています。
その中で大笑いしたのが、大昔20代の頃勤めていた会社の同僚の「編んでるおばさん」ならぬ「飛んでるおばさん」ですね・・・というもの。
その会社と言うのは、今はわかりませんが当時、中途採用を多く採り、それもなにか意図があるのか、事務系はともかく、普通の会社では採用にならないような、一風変わってるよね、あたしたち、みたいな人が多かった。
私は経理で入社したつもりが、インストラクトレス。
で、その職場の皆さん、強烈に素敵だった。そこできっと、チャレンジ精神、培ったのかも。
「飛んでるおばさん」、気持ちは20代の頃とちっとも変わらず、<夢>のバルーンに摑まって今年も飛び始めましたよー。

2009年1月1日木曜日

2009年明けましておめでとう

2009年明けましておめでとうございます。
「編んでるシアター館」の編んでるおばさん、編み上げた動物たちや、キャラクターの園長先生のような、ほつれた毛糸を編みこみながらの看護師さんのような、そんな一年を過ごすはずです。
ホームページの作品一覧に載せた動物たちが、ほんとに可愛いでしょ。
トップページのカーテンのなかの熊さんたちも編んだんですよ。
編みたい絵本もたくさんあるし、何より絵本を手にしたわくわく感がたまらなーい。
どんぐりや、小さな野菜、果物も暖炉の上にたくさんのせたいし、みんなで演じ用のキャラも増やしたい。
スターリィマンが荷車の中に「夢」をかなえる風船を詰め込んで旅するように、<田舎の一本道をガタゴト編んでるシアターの旗を掲げて、読み語りをして歩く・・・>これ、還暦を記念して集ったクラス会で発表した私の望み。もしかして・・・単なる「夢」では終わらないかも。
とにもかくにも、健康が第一、
素晴しい希望の幕開けをありがとう!!