2008年12月31日水曜日

2008年、ありがとう

2008・12・31、あたりまえですがこの年、最後の日。
この一年のなんと充実していたことか、たくさんの方と出会いました。
そして、いろんなことに出会いました。
みんな宝物です。
60を過ぎたら、人生下るだけと思ってました。
そういう一時期もありました。その時、かなり自分のそぎとり(こんな言葉ありでしょうか)をしました。
そして見えたのが、自分のやりたいこと、この編んでるシアターの確立です。
4年前の夏、福島まででかけた読書コミュニティでの作家柳田邦男氏の講演に揺り動かされ、聖路加病院の日野原先生をはじめとする、たくさんの絵本の取り組みを知ったことが大きなきっかけでした。
骨組みをつくり実行までの早い展開に、まわりをかなりあわてさせながら、それでも応援する姿勢を持ち続けてくれた家族には、感謝です。
3月には、中国内蒙古の幼稚園で「編んでるシアター」をやらせていただけます。
ショー的に行うのではなく、小単位で何回も、という意向も汲んでいただいて、とてもうれしいです。
体調に気をつけて、お正月過ぎたら(?)本格的な減量に励みます。これは毎年言ってることだけど。
「編んでるシアター館」新しい作品も増えて、動物たちがお喋りしながら、新年を迎える、そんな姿を想像しながら、さて、お掃除、始めまーす。
元気な良い年にしていきたいですね。

2008年12月21日日曜日

ボーイスカート、クリスマス会の日に

12・21片柳公民館でボーイスカウト、クリスマス会。
幼稚園児から中学生、そして親御さん含めて5,60名。
年齢の対象幅も広いし、作品選びは難しく、お天気もよし、いつもなら3作品しか持って行かないのに4作品をバイクの前カゴ後カゴに詰め込んでの出発。
そしてその途中、ワゴンタイプの乗用車のミラーと接触。私ときたらすごく軽ーく考えて「すいませーん」と会釈して、それで済んだつもりでいたのです。
後ろからクラクション、えっ、あたし?と気づいて、近くのコンビニ駐車場に止めると、「ぶつけといて逃げるつもりだったんでしょ」って30代の主婦。そういうことになるよな。
「どうしてくれるの」たしかにミラーの後、こすった跡がある。「警察呼びますよ」ま、保険は入っているからその方がいいかな。
そこですっかり忘れていた、今、お出かけ編んでるシアター、行くとこだー、時間に余裕をみて出たとはいえ、警察呼んでたら絶対間に合わない、恐る恐る事情を話すが「そんなことは関係ない」と。それもそう。
「修理代、請求してください」と名詞を出しただけではだめで、免許証のコピーをとる様に言われコンビニの店員さんにお世話になる。
時間がー、あーっ。
・・・・・・でもナンとか、時間にぎりぎり。窓から顔を出してるこどもたちをみて、涙がでた。
・・・で、いろいろ、反省しているわけです。バイクでこの大荷物を運びながらの「編んでる」は限界なのでは。ボランティア、ボランティアといっても、思わぬお金がかかるんだな。
家人にはしょっちゅう怒られているけど、この歳になるとひと様に久しく怒られていなかったなあ、とか。

「おつきさまってどんなあじ?」を喜んでいっしょに演じてくれたこどもたちの笑顔が、今の気持ちをほんわりつつんでくれる。
えーと、むずかしいことは明日考えることにしまーす。

2008年12月16日火曜日

保育室のクリスマス会

きょう12・16
私も楽しみにしていた蓮沼のコマーム保育室へ。こんなにこじゃれた保育室ははじめて。
お天気もよく、サー、始めましょうと声がかかって、おや、お子さん3人?
こんな過ごしやすそうなの保育室なのに、運営も大変ではなかろうかと余計な心配。
子ども3人に親御さん、保育士さんが8人。
「編んでるシアター」とはなんぞやということで、他の保育室から見に来てくださったみたい。
そらまめくんのべっと、ぐりとぐらのおきゃくさま、そして、くりすますのおくりものの3作品。
グリンピースの兄弟はみんなの心をキュッ。
そして今期うっかり忘れるところだったくりすますのおくりもの・・・
<ゆきのふるひはたいへんだ、このにんじんをだれかにあげよう>このやさしさに雪がとってもよく似合う。
ちいさなみなさん、今日の保育室のクリスマス会、おおきくなって思い出してね、ウサギさんのやさしさ、ろばさん、ひつじさん、のろじかさん、みんなのそれぞれのくりすますを。
ついでに「編んでるシアター」も、思い出してくれるかな。

2008年12月14日日曜日

12・14ホームページ立ち上げましたー

ホームページ立ち上げの続きです。つまり、さっきのは、なにか操作を間違えて、あたふたしてたら、ああなってしまった訳で、未完成のまま、公開してしまい、確か、取り消せたよな、とか、変更できるはず、と、カチャカチャヤッテ見たのですが。
と言うわけで、今回のHP立ち上げも、何を隠そう、私は横に座って、今はこれをこうして、こうなって、と一つ一つ説明してくれる息子にうなずき、凄いことが世の中渦巻いてるもんだなー、と唸っていただけなのです。
それでも辛抱強く取り組んでくれる息子に、感謝。
実際に動き出す?のは2,3日かかりそうですが、まずはお知らせまで。
編んでるシアター館のホームページは
http://www.anderutheater.jpでーす。
12・14日、とうとうホームページ立ち上がりました。ウグッて感じです。

昨日店(鼓)で、ちっと自慢しましたら、「うワッ、お母さんすごーい!!」なんてほめられてうふふ。

編んでるシアター館に飾ろうと

2008年12月13日土曜日

シアタースタート「どうぞのいす」

子育て支援センターさいたま北シアタースタート「どうぞのいす」
いやぁー良かったー、ありがとう!!
演劇集団「円」の、小森創介さん、今帝劇の『ミスサイゴン』に出演中とか。
この試みそのものに勇気付けられている私にとって、小道具、展開もうどれをとっても感動もの。
センターの武藤さんのお計らいで、お話しすることができ、またそのまじりけのない情熱に圧倒され、それがまたうれしくて、こういう活動に力を入れている劇団そのものに、興味が湧く。
そして20代前後、舞台演劇に熱中し、「民芸」試験も受けたし「文学座」のツテも頼ったし、あの頃の自分がよみがえる。ま、この話は置いといて、これから、「円」「小森創介」から目を離すまい!

2008年12月7日日曜日

ホームページ立ち上げますよー

今、私の周りでうれしいことがたくさん、動き始めました。
スターリィマン「夢」の朗読イベントを開催してくださったはせがわファミリィの、全国展開の大きな前進が始まったようなのです。
それにあの喜怒哀楽亭の音楽部の皆様が、出演なさるとか。
心爽やかな、豊かな先輩方の頑張りが、また晴れやかな笑顔を生み出すことでしょう。

そして、応援してくださる方々のアドバイスをいただきながら、私自身もステップをすすめているところです。
その中のおひとりの言葉、「コンパスの軸をずらすな」。
これは重たい!やりたいことがたくさんあって、つい、足が地につかないなんてことのないようにと。
が、今の私には、熱い、大切な言葉。
そして息子の応援。ホームページを立ち上げてくれています。
あーでもない、こーでもないといろいろ注文つけたり、想いを口にすると、それが画面に現れるので興奮しています。
作品の一部をデジカメで撮ったら、もう画面に現れて、もう、キャー!!です。
でも、でも、使いこなせるでしょうか、私。
でもでも、早くお見せしたいです、すごーく可愛くて、きれいです。
30年前「童話の国」を始めた頃から描いていたイメージがこんな形で表すことができるなんて。
あの頃、子育てしながら劇団活動したあのメンバーにまず見せたいなー。
今夜もまた遅くなりそうです。眠れそうにありませーん。

2008年12月6日土曜日

12月編んでるはサンタさんが大活躍

子育て支援センター北へ、12・6きょう、行って来ました。
前以って申し込みをされた親子さんと、居合わせた何組かが、加わって13組くらいかな。
12月なのでクリスマス、サンタさんの登場です。
「ぐりとぐらのおきゃくさま」「こねこのクリスマス」「ねないこだれだ」の3作品。
ねないこだれだは、いつでもだれでも喜ばれる名作。
ぐりとぐらのおきゃくさまは、今回少し、細かいものまで編み足しました。
ほとんど12月しか出番のないサンタさんものですが、改めて手にしてみると,まあよく編んでるわとこねこのほうのくつした。
このお話、いいんです。クリスマス時だけではもったいない。で、本屋さんに申し込み。
読んだ後、じーん感が心地よい。
嬉しいことにこの「子ども文化センター」来年4月まで、「編んでるシアター」を月2回上演させていただくことになりました。
こんな暖かい人たちのいる場所に「編んでるシアター館」常設したいくらい。
みなさーん、風邪引かないように、編んだマフラーでもして、12月、楽しみましょうね。

2008年12月3日水曜日

智恵子の世界にひきいられ

11・30喜怒哀楽亭発表会、「智恵子抄」もう最高の出来でした。
抑揚感をおさえながらもほとばしる愛を謳う詩の朗読、
レモン哀歌の歌も作曲からはじまったわけで、大正時代のモダンさの中に、智恵子の心にどうしても空と、障子の白と、レモンの黄を添えてあげたかったので、ピアノではどうしても洋風になるところを和風にこだわって、こだわって練り上げて歌もピアノも素晴しく、
可憐な智恵子も、狂った智恵子も、踊りあげてくれたダンスも、勿論。
詩や智恵子の切り絵作品を張った衝立、障子の設営もなかなか・・・。
最後のほうでは、思わずぐっとこみ上げてまだ泣けない、ゆるめたら読めないと必死で、涙はこぼれたけれど、声はなんとか持ちこたえたかと。

終わってみれば、内内だけでなく、他の皆さんにも、見ていただきたかったなと欲もでてきたほど、
そういう機会も探りたいと思ったほどの「智恵子抄」でした。
それにしてもこのメンバーの底力、みんな、自分で気づいてない。
それでいて、これで最後、最後と思いながら、企画するとバッチリ乗ってくれる。
来年5月は爆笑ものが決まって、これも楽しみな編んでるおばさんです。

2008年11月27日木曜日

智恵子抄よりレモンの香り

11/30あと3日、喜怒哀楽亭での大人の朗読、<「智恵子抄」より、レモンの香り>・・・
高村光太郎の詩に、宮崎はる子さん(智恵子の姪)の言葉で綴るという感じ、なかなかの出来上がり。
詩を書いて障子に張り、舞台装置はこの白と黒に、真貴さんから借りる予定の鮮やかな色彩のショール、ああもう、胸がドキドキ。
「編んでるシアター館」でも大人だけの朗読のときにでもリクエスト受け付けたいと思います。
「愛」と「芸術」の昇華だけで終わらなかった光太郎と智恵子の24年間、
そういえばまた横道にそれますが明日11・28私たち結婚40周年なんですよ、前の「とんでん」でお祝いしようか、お父さん。
愛とか、恋とか、そんな雰囲気なかったけれど、縁だったんだわねえ。
とりあえず、11・30は智恵子の狂おしいほどの愛を感じていただける朗読にしたいとおもっているひでこさんなのです。

2008年11月20日木曜日

目からうろこってこれからまだまだ・・

11・19,2年目最初の編んでるシアター館には、12月にクリスマス会に呼んでいただいている保育室の保育士さん、お子さんとそのお友達2人の4人が来て下さいました。
このお嬢さんたち、4,5歳なのですが、さっと自分のお気に入りの絵本を見つけると、少し緊張気味に読み始めたのです、とてもしっかりと。
読み終わるときちんと表紙を示し、「OOOでした」と絵本のタイトルを言って礼をして席につきます。
私、大切なことを学びました。これまで私も確かに最後に「OOOでした・・」と言っていますが、それは「どうだった、面白かったでしょう」の意味合いを込めるためだったのではないか、と。
でも彼女たちには、絵本に対する敬意が表れていました。ガーン!!です。

そして保育士さんのお話で、お母さんの手元で育てられる子が幸せで、そうでない子が不幸せなんてどこかで決め付けていたのではないかという反省で、いえ、何につけ、わかった風な感じが実は何の根拠も持たないことではないかと。
もう少し、この保育士さんのお話掘り下げてみたいと思います。これから。
その意味でも、編んでるでの出会い、私のためにもすごく大切です。

ショッパー紹介記事、11・20号に載りました。
Aさんの記事はいつも簡潔なのに温かい、的を得ていて、伝えたいことがバッチリ。

さあ、今日も秋晴れ!今朝方のサッカーも3:0で勝ったし、頑張れ、ニッポン!!

2008年11月18日火曜日

11・18編んでるシアター館一周年

今日11・18「編んでるシアター館」開館一周年です。
たくさんの方々にお会いしました。人に会っているというより、たくさんの心に触れました。
テーマが暖かいから、暖かくなれるのでしょうか、
こんな想いで絵本と歩んできました、という皆さんのおはなしが本棚の陰で、出番を待っている編みぐるみさんにもきっと、届いていると思えるほどです。
絵本ってこんなに高いのーと、主人が驚いてましたが、確かに安くはないけれど、お金に換えられない存在のひとつかも、ね。
編んでるシアター館、ちょうどいい広さと思っていたけど、併設して絵本館、そう、あの春野図書館の雰囲気で欲しいなぁ。
ビッグサンタさーん、年内とはいわないから、せめて3年後のクリスマスプレゼントに、いかがでしょう!

2008年11月17日月曜日

子育て応援隊、あんたは凄い!

またまた素敵なママたちが、編んでるシアター館に来てくださいました。
「さいたま子育て応援隊」のメンバーです。
積極性のもう一歩先を行く行動力というか、いつもよーいどん、という雰囲気、元気なママたちです。
会話も進みましたし、何よりその行動力から得た問題点に、耳を傾けることができたのは幸いでした。自分の体調のことも忘れ、一緒によーいどんと、おばさんも走り出しそう。
「さいたま市子育て応援マップ」に、載せて下さる取材も兼ねての来館でしたが、ふと後から思いました、自分にもし、娘がいたら、こういう母子になっていたのではないかと。
勿論息子にお嫁さんが来てくれて、こういう間柄になれたらいいなあと・・・、ほらまた横道にそれてしまったけど、そんな素敵な時間を過ごすことができました。

2008年11月14日金曜日

2008年11月13日木曜日

ジーンとあったか、編んでるシアター館

朝、新聞広告を見るのが私の楽しみの一つ。

昨日は前日チェック済みの、日本シリーズの応援感謝セール分をバッグにしのばせ

颯爽とバイクでお出かけ。なんと毛糸が2割引。

売り場に直行!

かなり荒らされているなぁ、なんて独り言を言いながらレジへ山ほど運ぶ。

・・・で、レジで読み上げ精算・・・と、なぜか「1割引になりまーす」と言っている。

そんなー、と思いながら、とりあえず精算を何食わぬ顔で済ませ、早鐘の

ように鳴る胸をおさえて物陰で広告チェック。

すると何ということか、2割引の毛布を毛糸と、思い込んでいたのだ・・・。

両手は一杯だし、もう帰ろうと、トボトボ。

突き当りが本屋さん、ここはいっつもどんなときも割引なしだかんね、と

腹立ち紛れに目をやると、飛び込んできたのはいもとようこさんの絵。

「いつもいっしょに」。手にしてみてみる、と、あれー、

さっきまで蒸気機関車のように、シュッシュッしていた胸がじんわり。

ーーでお買い上げー!。こんないい絵本があったんだぁ。

今年の冬は、「ジーンとあったか、編んでるシアター館」で行こうっと。

編んでるおばさんは、箒ならぬバイクに乗って張り切ってご帰還。

2008年11月11日火曜日

突然ですが市の健康診断に行きまして

10日、市の検診に行って来ました。
友人が体調の異変に気づきながらも、ほっておいて辛い思いをしたと聞いたこと、
10年ほど前に、素人占いをして貰ったとき、その人すごーくまじめに
「あなたは65歳で大病する」 と言い切ったのが気になり始めたから。
その頃我が家系はみな63歳までで、亡くなっていたので、
65歳まで生きられればもうけもの、くらいに、聞き流していましたが、
編んでるシアター館を開館した今、宇野千代さんではないけれど
「わたし、死なないかもしれない」 気分で毎日を過ごしてはいるものの、
それなりの対応をしておかなくてはと思ったからです。
結果は3週間後、不安な材料はあったようですが、それはそれとして、医学の進歩というか たとえば胃のレントゲンのバリウムが飲みやすくなったこと、
マンモグラフィが前には乳房が悲鳴を あげるほど痛かったものが、とてもスムース。
それと職員の優しいこと。たまに一人二人が・・ ではなく皆さんが。
で、何がいいたいかと言うと、世の中は変わっているんだなあ、ということ。
胃の検診、実は30年ぶり。胃カメラを飲んだあんな辛い思いをするなら、病んだほうがマシ、
と頑なだったけれど、もしかしたら、もう、簡単にスッといけるかもよ、と期待しているのです。
勿論、胃カメラさんのご厄介にならないことを祈りながら。

12月ボーイスカウトのクリスマス会に編んでるシアターの、申し込みがありました。

近々、ショッパーさんに記事を載せていただけるそうです。
ねこバス出来上がりました。ついでに「くまの子ウーフ」のきつねも。これから一寝入りして にわとりさんを編みまーす。

2008年11月9日日曜日

編んでるでポニョCD

子育てフェスタの反響でしょう、取材の申し込みがちらほら。
当日会場にいらした元気なおば様、NPOとかナンとか、名詞を見ると市会議員さん、
その方のブログの、ふたりで「ぐりとぐら」をもった写真入りの紹介文に大笑い。
編んでるシアターの心ある中年のおば様・・・ですと。
どうやらこの日は皆さん、編んでるシアター館という大きな組織から、
派遣されてきたと、思われた節があったようなのですが。
さて昨日8日土曜日は、小学校の先生がお一人で編んでるご来館。
前から来たかったの、とおっしゃって、とてもとても喜んで、お話がはずみました。
図書館の司書を育てるお仕事もしてらして、興味もいっぱい。
ねこバスもあと、足を6本編めば出来上がりのところまできてましたので、
ジブリ美術館のことでも盛り上がり、
教育現場で疲れている教師もここにきて、癒される時間を持つといいんだわ、って
大変らしいんです、先生も。
そういえば最近「崖の上のポニョ」のサウンドトラック版のCDを、かけていますが
これがまたいい。
私も癒されながら、新しい何かが胸の中からあふれてきそうな予感でワクワク。
今日は野球の優勝が昨日決まっていれば、優勝セール2割引を狙うつもりだった
けれど、ポニョ、ポニョの一日になりそうでーす。

2008年11月4日火曜日

子育てって素晴しいね、笑顔のフェスタ

11・3子育て支援フェスタ、素晴しい笑顔いっぱいの楽しい集いでした。
編んでるシアターは2回、それぞれ15組ずつ、皆さん前もって申し込みをされ、
入場券を受付で出してからでないとは入れません。
15組で30人と思ったら、皆さん若いお父さんもお母さんもご一緒で、
いつもはお子さんに 目を合わせて読むのですが、
食い入るように見つめてくださる親御さんと視線が合ってしまいます。
それほど真剣なんです、皆さん。きっとはじめてご覧になるのでしょう。
終わってからはらぺこあおむしや、そらまめくんとそれにわたしまで記念撮影にチーズしました。
絵本の読み聞かせにお母さんはもちろん、お父さんが興味をもってくれて、
絵本の世界を好きになってくれたら、編んでるおばさんはうれしいのです。
こういった催しを支える方々、応援する方々、走り回る皆さんに新たなエネルギー
を いただけた 一日でした。ありがとう!!

2008年10月28日火曜日

11・3子育てフェスタいよいよ大詰め

10・26日曜日編んでるシアター館に、11・3のフェスタの責任者の方が、
男女お二人で、お見えになりました。
NPOを立ち上げて、めまぐるしく活動されていらっしゃるお二人、なのですが、
何といったらいいのでしょう、興奮してないのです。
こちらの言うことも静かに受け止めてくれて、これだけの事を手がけていらしたのにと思うのに。
それにしても、知らない世界でいろんな事が起きていて、知らないところで小さい歯車をコツコツ
回している人たちがいる、
だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・こういうひとたちがいるから、
このまま進んでごらんよ、と、自分にもまわりの頑張ってるみんなにも言いたくなっています。
編んでるシアター館を開館させてもうすぐ1年、
あらためて感謝の気持ちが湧き上がってきます。
こんなシンミリしたときにナンですが、トトロのねこバス、顔だけできました。

2008年10月27日月曜日

絵本は読んで貰うものですって、いいかも!

25日は大忙しでした。
午前中、以前お伺いした保育園の園児4名を園長さんが引率されて来て下さったのです。
おしゃまさんがちっと緊張して、あのイスにちょこんと座って、お話を聞いてくれましたよ。
そのうち一番小さい2歳の子がトロンと・・、「居心地がいいので眠くなったのね」と大らかなお若い園長さん。この方「このところ園児が減ってしまって」とおっしゃるけれど、もし保育園お探しの人がいたら是非おすすめの暖かい心をお持ちです。
可愛い声に誘われたのか、あのジブリのどんぐりから、のこのこ虫が出てクレリアの枝のまわりをうろうろ。子どもたちは興味深くごあいさつ、気味悪がったりしません。
午後は就園前のとてもハキハキしたお嬢ちゃんとお母さん。
2時からは8月にお見えになった英語で絵本の読み聞かせをなさっていらっしゃるグループの方々4名。ああこういう方たちがいらっしゃるんだ、と嬉しくなる皆さんとの会話。
「絵本て自分で読むものではないですね、読んで貰うものです」って、説得力ありました。
ここのところ、新しい出会いがあって、熱い想いに触れる機会に恵まれています。有難いな、感謝です。

2008年10月23日木曜日

ロシア児童合唱団公演へ

10・22ロシアスヴェニコフ記念児童合唱団公演に行って来ました。
透き通った素晴しい声、4歳から17歳までのモスクワの若き妖精たちのハーモニーを奏でる合唱団。初来日だそうですがきょうのメンバーはみな、中学2年生以上って感じかな、
歌ばかりでなく様々なほっとさせてくれる趣向が随所に。
各国のいろいろな曲を取り上げていて、驚いたのは「あかとんぼ」などぜんぜんたどたどしくない、しっかり発音している。これって凄くない?
ピアノが素敵なおば様の演奏、これがまたまた見事。ピアノってこんないい音出せるんだ、とうっとり。
終わりに近づいて司会者が「今日の最終公演が終わった明日はディズニーランドへいくことが決まりました」と言ったら、これまでさすがロシアよ、優等生よ・・・だった彼女らがわあっーと歓声を上げたの、可愛かった。
司会の阪堂香世子さんも良かった、ああいう衣装も有りかとヒントを戴いた。
それにしても例の私の魔法使いのおばさんの衣装、あれ、どうすんの?

2008年10月21日火曜日

クレリア完成しました

クレリアようやく絵本が届きました。
そして、ぜーんぶ編みあがりました。はらぺこあおむしに続く大作になりました。
あっ、もう一つの大作「おつきさまってどんなあじ」があるよな、と思って見てみると、なーんとクレリアとおつきさまは同じ作者グレニエイツだったのです。
そういえば難しい名前なのに簡単に言えるなあ、とは思ったのですが、それにしても随分と違った描き方、へええ・・・という感じです。
せなけいこさんの絵本が編みやすいのは切絵だからでしょう、
こちら、編みたくなるのはなぜでしょう。
とにかく素敵に出来上がりました。暖炉の上に背景の森も編んで出番を待っています。
それからトトロだけ出来上がりました。ねこバスはちと大変そう。ジブリ美術館の興奮が覚めやらないうちに取り掛からねば・・・。

2008年10月16日木曜日

シアターデビューを編んでるで

子育てフェスタの資料を見ていましたらシアター・スタートというのがあって、オーッと叫んでしまいました。そうでしょ、お子さんが一人の観客としてはじめて出会う舞台、まさに編んでるシアターはそうでしょう・・・。
そして今日の読売新聞、大日向雅美さんの講演,約一年編んでるシアター館をやってみて、こういう場合はどうすべきか、他はどうあれ、私はどうしようと突き当たった部分に,焦点がが当てられていて、またもやオーッと、叫んでいました。
大日向さんは言うのです、「成長する力信頼して待とうー自主性と主体性は育つ」
なんでもいいわいいわでなく、あれもこれもだめでなく、それでいてシアタースタートで編んでるに来て下さったお子さん、シアターデビューに乾杯。
そんな想いで皆さんをお迎えしようと、今日の秋晴れのように爽やかに、ね。

2008年10月15日水曜日

智恵子抄を朗読の形に

忙しいときはいろいろ重なるものです。
11・30の喜怒哀楽亭の発表会、予定していた演目が急にボツになりもう時間もないということで、いつかは形にしたいと思っていた「智恵子抄」を取り上げることになりました。
私が描きたいのは狂える智恵子が紙絵で語りかける愛を、数々のほとばしる絶唱で応えた光太郎の突き抜けるような熱さ。
資料をとにかく集めて、ようやく草案ができたところ。
今回もダンスの真貴子さんに出演をお願いし、可愛い智恵子ではなく狂える智恵子を踊って欲しいといいましたらもう、衣装のイメージまで話がすすみました。
大人の朗読としても遺せるものをと意気込んでいます。

2008年10月14日火曜日

11・3は子育てフェスタ、出演

子ども文化ステーションから11・3の子育て支援フェスタの関係書類が届きました。
思ったより大掛かりなイベントのようで、上尾で行った規模とは感覚が少し違うみたい。
すごいな、子育て支援、こんなに力を入れてくれてるんだ、世の中捨てたもんじゃないな。うれしいな。
・・・でジブリ美術館の興奮も覚めやらず、創作意欲がもくもく。トトロ、編み始めちゃいました。
昨日はジャイアンツ優勝セール最後の日でもあり、おばさんは忙しかったのですが、バイクで出かけました。買い物を済ませヘルメットをかぶろうとしたとき、となりに止めてあったバイクの持ち主がすっとんきょうな声で言いました。
「あれおばあさん、おばあさんがこのバイクに乗るの?」って。
私のバイク少し大きいんです。50ccなんですが、ガソリンも7リットルも入るし。
「おばさん」と呼ばれることにようやく慣れたとこなのに、もう「おばあさん」時代に入りました、わたし・・。
「気をつけてねー」と後ろから励ましの声、
年寄りにも子どもにも優しいとこです、埼玉は!!

2008年10月12日日曜日

ジブリ美術館ありがとう

行って来ました、ジブリ美術館。いやぁすごーい!!
感動!驚き!素敵!・・・まだの方は絶対おすすめ!!
とにかく素晴しい!!トイレまでが夢の世界!!
情熱と知恵とお金とあとなんだろう、すべてが詰められた夢の館。
「編んでるシアター館」も一歩足を踏み入れたらメルヘンの世界を目指しているがその大先生にめぐり合えた嬉しさにきょうは浸りたい。
帰りがけ、急に突風が吹いて、誰かが「あっ、ねこバスが来る!」って叫んでたけど、ホンと、そんな感じでみんな空を見上げてた。ざわざわっと枝まで揺れて何か落ちてきた!どんぐり!!
早速おばさん拾い集めてきました、暖炉の上にかざります。
トトロ、ネコバス、編もうっと!!

2008年10月7日火曜日

あっ、ちょうちょ

今日は一日中、キャラクターくんたちの修理。
気になっていながら後回しにしていた「はらぺこあおむし」の最後に出てくるちょうちょ、絵本になるべく忠実に編みなおしました・・・ら自分で言うのもなんですがこれが素晴しい出来栄えなんです。
もうずっと飾っておきたいくらい。早くみんなに見せたいな。
他にも特に初期の作品「てぶくろ」なども手直ししようっと。
話は変わりますが三鷹ジブリ美術館11日に行ってきます。予備のお勉強でDVD見まくってます。となりのトトロ、最高!!紅の豚なかなか!!これから千と千尋・・・を見ながら、クレリアのくもさん、バッタさんなどを作ります。ワクワク・・・。

拝啓ペットボトルさま

クレリアの枝第2編です。ステンの材料を見つけ小躍りして制作に取り掛かり、も少し枝を長くと家中探し回りふとペットボトルが目に入り、これを組み立てると、なんとぴったり。
どんなもんだい、と悦に入ってしばらく見ていると、待てよ、、、高いステンなど使わずにはじめからペットボトルにしておけば、良かったんではないかい?
明日からの編んでるイベント第2弾に備えて作品の見直し、ほつれなどの点検。これまで手芸用わたをぎゅうぎゅう詰めていたのを取り出して、ペットボトルを入れると収まるキャラクターもいくつか。
正に拝んで敬いたくなるペットボトルさま、これから編んでるも「エコ」体制にはいりまーす。

2008年10月5日日曜日

クレリア、あなたの枝が決まったわ

今クレリアに夢中です。クレリアやくもなどは、これまでどおり編めばいいのですが問題は枝です。
大きくてそしてクレリアの姿をうまく隠してくれなくてはいけません。そして持ち運ぶことを考えたら軽いもので存在感のあるもの、と廃材を使うことも考えて木工所などをうろつきましたが重そう。最終的には吉田木工さん頼みかなあ、と、あちこち、うろうろ。
ところが意外にも近くにヒントが。ドイトを探索してましたら、ありました!
排水用の継手管のようなもの?初め塩ビのものを手にしてOKと思ったのですがもう一回りしてもっと軽いステン排気筒T型曲がりを発見。
これを古木色の毛糸で編みこんだら・・・ね。楽しみ楽しみ。

2008年9月21日日曜日

秋です、素敵な出会い、図書館で

私の大好きな春野図書館で編んでみたーい絵本に出会いました。グレイ二エツの「クレリア」(えだのうえでおきたできごと)です。2006年までに九刷されたというのですからきっとご存知の方多いのでしょうね。アンテナを高くしていてもほんとに読んでいない本がたくさんあります。えっこんなのも知らないんですか、って顔されることがありますけど、そういえばここ何年か、編むことが先行した絵本選びをしていたかもしれません。図書館で見つけて編んでから本を注文すると、もう売ってなくて児童書を扱う古本屋さんを探してもないものもあるんですよ。
それにしても「クレリア」はいい。なーんかほのぼのあったかーい。
11月3日に北区の子育て支援センターで一日3回のお出かけ<編んでる>の依頼がきているのだけれど間に合わせたいなあ。支援センターでの編んでるはお母さんも一緒なので、私のこころざしにもあっていて嬉しいお招きですが、3回はちと欲張りすぎたかな。体力のほうが心配。朗読ライブのためお預けになっていたダイエット、またまた先送りかも・・・。

2008年9月16日火曜日

「水無月」の稽古場公演

さーて、もう朗読イベントから頭も体も切り替えないと、どうも芯から疲れてしまったみたいです。で、昨日ご案内いただいていた大人の演劇集団「水無月」の大宮市内の稽古場での公演<いかけしごむ>を観に行きました。途中うっかりバイクにキイとじこみをしてしまい、時間に大幅に遅れておしまいの10分ほどでしたが、ものすごい衝撃を受けました。
何年か前から市内にこういう存在があるのを知って気になっていました。演ずるにはちょうどいい広さ、観るのにもちょうどの緊迫感、そうそう駒込のお寺を拠点にしていた「ておりあ」での懐かしい青春時代を思い出しました。ヤバいかも、なんかフツフツと湧き上がってきそう。
いろいろな人生のすごしかた、あるなあ。お金にも将来の展望にも繋がらないかも知れないけれど、今情熱を注げるものがあるって事素晴しいです。舞台を創り上げた皆さんに乾杯!!

2008年9月14日日曜日

15歳の私に手紙を書きました

アンジェラ・アキさんの「手紙」・・・15歳の私に今書いてみよう。
中学卒業文集、ガリ版わら半紙、青い表紙、そこに自分の目標「小さな自分の劇場」を持ちたいと書いたのですね、編集委員の人がイラストで劇場にアドバルーンを、それには「峯(旧制)劇場」と描いてありました。50年たって実現したのですよ。ほんとにほんとに小さな小さな座席10でいっぱいの編んでるシアター館。あれから一日一日、日を重ねて18000日、いろんなことがあったけれど、忘れていたことが改めて思い起こされます。それにしてもその一日一日がずーっとつながっているってすごいよね。重なっているっていうか、いい人生おくらせて貰ってるなというのが今の感想。15歳の私、キーンと張ってたね。小生意気だったと思う。秀子という名、このごろ気に入ってる、でも小林というのはどうも馴染まないまま。でもね、素人易で判断すると小林秀子だから幻のようなことを実現できるんだと出たのです。すると結婚も運命的な出会いだったかも・・・。ああ、あのころの教室に戻りたーい、3年5組。

2008年9月2日火曜日

夢を確かに感じてほしいな、皆さんに!

スターリィマンコミュニティイベント「夢」とうとう開催されました。予想していたよりずっとたくさんの方に来て頂いてお配りした印刷物足りなかったそうです。お天気にも恵まれましたし、ご近所の方や、茨城、栃木、東京の友人、編んでるのお客様の顔がはっきり見えて、楽しくて嬉しくてちっとも上がってなんかいないわと思っていたのですが緊張してたんですね、やっぱり。ほとんど文章は覚えているはずなのに初めのうちは本から目を放すことができないのです。でもダンスの真貴さんの表情がとても柔らかく美しくなってくるのをはっきり感じてからは、もういつもの編んでるおばさんに戻れましたよ。
例のシンデレラ・・・のドレスほ、ほ、ほ大評判。昨日は電話が鳴りっ放し、辛口のご批評もあって反省点も多々。友とはほんとに嬉しい存在、有難いなと思います。
それにしても出演者はただもう皆さんの前で力一杯発表できたことで大満足。こんな素晴しい機会を与えてくださったはせがわファミリィ・・ん?スターリィマンありがとう!!
そしてお越しくださったみなさま、ほんとうにありがとう!!どうぞ、しっかりとご自分の夢を感じ取ってくださいね。

2008年8月31日日曜日

8・31愛と夢の世界をみなさんと

さあ!いよいよ8・31スターリィマンコミュニティイベントの日がやってきました。
あれ、でもどうしたのでしょう、いつも何かイベントというと、どきどき、はらはら・・・果ては何でこんなこと引き受けたのォと興奮したものですが、今日は違います。
なんだかワクワクしてきます・・・あれ、ひつじさん?
きょうは素敵な日になる予感がするね,風さん、雨さん、荒れないでね。ーという具合でとても楽しみなんです。
ピアノ、お琴、ダンス皆さんとても素晴しいんです。それに合唱で参加してくださる喜怒哀楽亭の皆さんこういう方々とご一緒できるーそのことだけでも感謝です。
出演なさるすべての皆さん、参加してくださるすべての皆さんがしあわせを、夢を感じていただけますようにと、ずっと祈ってきました。そう、みなさーん、きょうは楽しい素敵な日になる予感がするね!!

2008年8月26日火曜日

ワンコイン編んでる好評開演中

8月ワンコイン編んでる、たくさんの方に来ていただきました。ドアを開けたときの歓声、大きくはしゃいだり、小さくため息ついたり、私のほうはそれが嬉しくて。
絵本の読み聞かせを、わざわざ予約して地図を見ながら来て下さる若いお母さんですから、どなたも聡明で爽やかで、私ってつくづく人間が好きなんだなあ、すぐ旧知のような間柄になってしまいます。
25日は授産所の「織りの音」の子たちが来てくれました。ほんとにほんとに可愛い子達です。
皆さんがたくさん来てくださって、編みぐるみたちも登場する機会が増えて喜んでるみたい。ワンコインでこれだけ喜んで下さるのなら営利を目的にしているわけでもないし、このままいこうかなんて考えます。今、思案中。

2008年8月22日金曜日

8・31は夢を叶える魔法使いのお婆さんスタイルで

お便りありがとうございます。「ぐりとぐら」展のカードでのお便りもありがとう。私も行ってきました。
かわいい、たのしい、うれしい展示でした。まだの方は是非お出かけください、デパートで、というのとは違った味わいを感じました。
も一つ、報告。8・31のスターリィマン朗読ライブの・ほ、ほ、ほ、衣装!?。イメージしていたシンデレラ姫に出てくる、かぼちゃを馬車に変える魔法使いのおばあさんぴったりの衣装、見つけました。当日皆さんがびっくりしてひっくり返りませんように、前以って言っときます。これ絶対太ってなきゃだめのしろもの。ふ、ふ、ふ。楽しみです、特に家族の反応が。ちなみに何を察知したか俺たちは行かない!と早々と宣言する息子たち。
8・31朗読ライブ、シーノ大宮6階(ソニックのとなりのビル)午後2時開演。入場無料、すごーく楽しいイベントになりそう。何しろ平均年齢73歳?の喜怒哀楽亭の皆さんが、これまた衣装をそろえて出演してくださるのですから。是非おでかけください。

8月ワンコインはじまりました

8・21編んでるワンコイン、スタート。素敵なお客様との出会いが待っていました。親子3代、お子さんが合いの手を入れてくれるとお母さんがびっくりして「あんたどうして知ってるの」「いつのまに読んでたの」「あたし、読んであげたことないわよ」・・・そのうち前の席に座りなおして、お子さんそっちのけで聞き入って痛く感動。「いいねえ」と。帰りがけおばあさま(というにはお若い)が、その自分の娘さんの様子の変わりようを喜ばれていました。
2時からは大人の方お二人。このお二人はいわば読み聞かせの私よりずっと先輩のプロ。たくさんの絵本に出会ってらしてお話も弾み、お話しながら、自分の原点を確認できる温かな時間でした。ありがとう、ありがとう・・・みなさんありがとう。編んでる!!、わたしのためにもありがとう。

2008年8月3日日曜日

スターリィマンの風船をあなたに

さあーて、いよいよ、8・31朗読夢ライヴに向けて,始動!
スターリィマンから受け取った風船に励まされ、夢を叶えることができた私、きょうからは新たな希望にむかって旅立ちです、たくさんの方に夢を叶えて欲しい、まだ夢と気づいていない心の叫びにも耳を澄まして欲しい・・・。早速ブログにコメントが、7・31のあの素敵なご婦人のお一人から、ご自分でも絵本の読み聞かせ館のかたちを夢見ていると・・。ー嬉しい!!、そーなんです、こおいうかたちで絵本館があちこちの地域に、ひとりひとりの想いを込めて、身近なところから発信し、当人がまず心愉しく、素敵な人生を歩む、後はおのずとついてくると思います。『編んでる』をはじめるとき友人のくれた言葉、何かをやろうとするとき必要なのは「ほんのひとにぎりの勇気と、少しのお金・・・」ですって。すごーく納得。

2008年8月1日金曜日

7月ワンコイン終わりました

7月のワンコイン編んでる終わりました。暑い中ほんとにたくさんのご来館、ありがとうございました。8月の申し込みもどんどん入っています。お子さんや親御さんに喜んでいただけたのが、直、解りやすくて、次の日にもう、お友達を誘って来てくれたかたもいます。1歳半くらいだと、飾ってあるこびとさんやカセットに興味を持ってお話そっちのけの場合もあるけれど、お母さんがキラキラ輝いた目でうなずいて見入ってくれて、これからのみなさんの読み聞かせそのものが、楽しくなれそうで、そう、それが「編んでるシアター館」の目指すものなのです。
最後にお集まりくださったのは熟年?の婦人ばかり。なぜ編んでるを始めたのか、絵本との出会いなどお話したり、絵本を読んで紹介しているうちに、みんなでじんわり、涙ぐんでしまいました。
みなさん、ありがとう。ドアの陰でいつもドデッと寝転んで、吼えないでじっと待ってたロンもありがとう。

2008年7月25日金曜日

8・31はきっと素敵に

もう一つの私の人生の大イベントになるであろう、8・31スターリィマン朗読ライブ、チラシの見本を、はせがわよしみさんと祐希さんが「編んでる」観賞を兼ねて持ってきてくださいました。可愛い素敵なお知らせです。当日まで何より体調管理が第一。ワンコインがあるので今のところ気持ちはまだ穏やかですが、8月に入ったら興奮状態に入るでしょう。「いつものままで・・」と名ディレクターはおっしゃるけれど、そうはいかなくなるのが人の常。ピアノやお琴の演奏、ダンス、それに喜怒哀楽亭の例のメンバーが楽しんで参加してくださるのが、大きな支え。あ、胸ドキのギアが入りそう・・・。

暑い中でも大盛況

驚いています、すごい反響です。ショッパーさんの写真もいいし、文章も過不足なくてたいしたものです。この暑い中、バスを乗り継いで来ました、なんて親子さん、もう、抱きしめてあげたい。今回認識を新たにしたのは、若いお父さんがすすんで参加されること。お父さんがいるとお出かけするでしょうと、土日を避けた今回の日程はもしかしたら不親切だったかも。
初めのお客様ゆうきくんから嬉しいお便りがもう届きました。ご家族でお楽しみいただいた様子、それに3歳のゆうきくんの描いたぐりとぐら、ありがとう、!おばさんの宝物ができました。元気もでました。
三角すいかの8月カレンダーもできました。間に合わなかった皆さんにはお送りしますね。

2008年7月22日火曜日

はじまりました、ワンコイン編んでる

ワンコイン編んでる、はじめてのお客様は3歳の男の子、一歳の女の子、そしてお父さんお母さんでした。人見知りの時期なのでしょう、女の子、私の顔を見て大泣き。目があうと泣き出すのです。飾ってあったジェイクを預けてお兄ちゃんに「なーんのお話がいいかな」というとすぐ「いもむし・・」といいます。「いもむし、いもむしがいい・・・」。これかなーと「はらぺこあおむし」を出すと大正解。
月曜日のりんご、火曜日のなし・・ぜーんぶ手にとってあおむしに食べさせ、そのあとテーブルに並べてくれます。大きなあおむしを出すときになって、あらもしかして女の子にまた泣かれるかとふっと思いましたがぜーんぜん。キャッキャッ、笑ってました。
8月に又お姉さんの子が来るのでもう一度来ます、とお母さんも楽しんで下さった様子、ありがとう、私のほうが、今幸せ気分でーす。

2008年7月21日月曜日

ワンコイン編んでる本日スタート!

7・21きようから夏休みワンコイン劇場スタートです。ショッパーさんに出して貰った広告の効果でしょうか、100円というのがわかりやすいのか申し込みはかなりあります。これであの紹介記事が出ると問い合わせも増えるでしょう.
昨日甥っ子の13回忌で朝から出かけ暑いのと、久しぶりの親戚のにぎやかな会話、ちっちゃなお孫ちゃんの可愛いこと、で、家族というか親戚というか、こいうつながりいいものだなあと興奮しているのか疲れているのか、帰って退院してからはじめてのロンの散歩で一日が終わりました。
今日は涼しい幕開けで助かります。
ワンコイン編んでるに来てくれる皆さんが、絵本の世界を感じ楽しんでくれますように、いつもはシンデレラに出てくるかぼちゃを馬車に変えるおばあさん気分なのに、きょうはなぜか「白雪姫」気分、あのりんごを差し出すおばあさんではなく、白雪姫そのもの気分なのであります。では!

2008年7月15日火曜日

朗読ライブ・・始動!

8・31スターリィマン朗読ライヴ・・・なんかすごいことになってきました。始めての打ち合わせで身の引き締まる想いです。素敵な友人を私は持っているな、なんていう幸せ感覚はすっ飛んで、もう一つのことに熱く燃える同志になっていて、それぞれのイメージが言葉になって遠慮なく飛び交って、最後にこの人たちとスターリィマンの夢追う風船を会場で手渡す日が楽しみです。
それにしてもはせがわゆきさん、可愛いお嬢さんという印象は一変、頼れるプロデューサー。よしみさんの母親としての姿勢がまぶしいほど感じられました。
「ちょっと気恥ずかしい発表会」なんていうふわふわした考えはぶっ飛んで皆さんにぜひ来て欲しい、きっといつまでも心に残る「朗読ライブ」になると、わくわくしています。

2008年7月12日土曜日

ワンコイン劇場の案内状ができました

勝手に編んでる事務局長とお呼びしている内藤さんが素敵な可愛い案内状を作ってくれました。
7月11日昨日、上尾の子育て支援「ゆうゆうくじら」さん主催の訪問「編んでる」でお配りしたところ、午後にはもう申し込みがありました。この保育園の園長さんを初め、皆さんすごーく心が広くて暖かくって開いている感じで、いろいろなことにアンテナを張り巡らせていて、保育する方も、される方も親御さんもきっと新鮮な日々を送っているんだろうなと思います。
今日お集まりの15組の母子さん、園で毎回催しを公表し参加者はその都度、希望する講座を各自で申し込むんだそうですが、「編んでる」はすぐいっぱいになってしまいましたって、嬉しいですね。
終わってから編んだ動物たちをそれぞれが持って記念撮影、みんな絵本の好きな子に育ってね。

2008年7月10日木曜日

嬉しいことと悲しいこと2

ここのところワンコインシアターの準備をすすめていて、頭の中はギシギシ。どんな形にすればスムースに、周りに迷惑をかけずに、そして子供たちに楽しいひとときを過ごして貰うことができるか、と。
で、嬉しいこと、文具メーカーのプラスさんが、鉛筆とか、消しゴムとか来てくれたこどもさんへのプレゼントを提供してくれることになりました。有難うございます。

で、悲しいこと、例の我が家の愛犬ロンが、テーブルに在った食べ残しのとうもろこしの芯を呑み込んで喉に詰まらせ、切開手術を受け、入院中です。
「編んでる」にお客さんがあるとドアの前でじっと待っているあのラブラドールのロン、梅雨時は匂いがしてやーだなんて言ってごめんなさい。興奮するから病院にはこないようにといわれたんですって。みーいんな気が抜けたようになっちゃってます。

2008年6月29日日曜日

嬉しいことと悲しいことと

ワンコインシアター開催の企画を練っておりましたら、なんとも嬉しいお話が。夏休み特集で取り上げたいので取材したいと地元情報誌からありました。そういえばわたしのこれまでの人生って、何か事を始めようとすると必ず「にんじん」が目の前にあらわれて引っ張ってくれたよな、と気づきました。
力まず頑張りすぎず、目的を忘れずにいきたいと思います。

ターシャーチューダーが6・18に亡くなっていました。「今が一番しあわせよ」と裸足で庭の手入れをする素晴しい絵本作家の存在を知ったのは半年前でした。チューダーの言葉のいくつかが、私の胸の中に息づいていて、これからの歩みの支えになるはずです。ほんというと少し気落ちしてます。ちょっと泣きたい。

2008年6月26日木曜日

編んでるワンコインシアターを夏休みに

以前文化セミナーで私は編んでるシアター,その方はお琴の演奏をされ、他の子育てグループでも偶然ご一緒したことのあるSさんからのお話で、文部科学省協賛というかたちで、編んでるワンコインシアターを夏休みに行うことになりました。こどもたちが本に親しんでいくための活動の一環になればと思います。7月8月とも21~月末まで(土日除く)を予定してます。
こどもたちに「編んでるシアター館」でちょっぴり、夢のような時間を過ごしてもらいたいとおもいます。
特別に変わった企画を打つのではなく、ここで絵本を手に取り,編んだ動物たちをさわって、なにか心に残る夏休みになってくれればいいなぁ。

2008年6月23日月曜日

大人向けの朗読をほんわりと

6・22スターリィマン*ドリームパーティで始めて芸能人のお隣に座って3時間。すっかりミーハーしました。石田純一さんのお姉さんでピアニストという方ということを聞いてていましたので、人となりを勝手に想像していたのですがぜんぜーん。気さくで気配りいっぱい、優しいお姉さま石田桃子さんでした。
会場で「夢」の中の一作品の朗読をさせていただくことになり*お花のメロディを読みました。
食前酒とビールがほどよくまわって、ほんわりしちゃってましたが皆さん、喜んでくださって帰り道いろんな方と握手したりして、はせがわファミリィを軸としたこの方々もまた素敵な前向きな人生を歩いて行かれるのだろうと思いました。

2008年6月19日木曜日

絵本の館

通りがかりの方が看板を見て「編んでるシアター」って何ですか・・・とお見えになるので中に入っていただくと皆さん驚かれ,歓声を上げてくださいます。編んだキャラクターをお見せすると「エーッ」と興奮して手にとっては又キャーとか・・・。
前には初めての家に行くと大泣きするのに、今日はぜんぜん平気、ふしぎーとかね。
そう、ここは普通の家ではないんです、森の中の絵本の館なんです。
コーヒーを飲みながら、音楽を聴いて絵本の表紙をながめていると、登場する動物たちともう、お話の中って気持ちになるわたし。誰もいないときかれらがみーんなでてきて遊んでいるかもーなーんて想像してるだけで楽しい!

2008年6月12日木曜日

ジェイクのメッセージ

6月12日雨なのにうきうきしているわたし。素敵な静かな語りかけできる絵本に又出会いました.葉祥明さんの「森が海を作る」です。白い毛糸にブルーの糸が涼やかでそれでいて凛としたジェイクが編みあがり、そして編んでる暖炉の上に出番を待っているからです。
海と川と森にージェイクは問いかけ自分が何ができるか考えます。淡い爽やかな色使い、こんな雨の日の語りかけにはその色が声に出そうです。今日は私自身のためにこの絵本をゆっくり、ゆっくり読んでみようと思います。

2008年6月9日月曜日

スターリィマンに逢えたー

父の日のプレゼントを探しに出かけてそこで思わぬ出会いがありました。スターリィマンに逢えたのです。「世界の絵画市」というのを開催していて「フレンズ」「ミルキィウエイ」「プレゼンツ」の三点。息を呑むというのはこういうことでしょうか、ただもう、見つめてしまいました。売り場の方が熱心に説明してくれました。「これは娘のユキさんへのプレゼントとして描かれたもので・・・」とかって。へー、皆さん勉強してるんだー、すごいお値段だけれど本物ってこういう感じなんだー、ごめんなさい、買えないけど、買って眺めていたい。胸がどきどきズーッとしていました。その時、二年ほど前、目の不自由な子供の施設が高麗のほうに在って、そこで働いている人が「編んでるシアター」で触れさせながら絵本の読み聞かせできることに興味をもたれたことを思い出しました。その頃は体調も悪くてそんなに遠くへは行けない状態でしたが,今なら・・・。 早速動いてみようと思います。
スターリィマン、あなたに逢えてほんとうに良かった、勇気と希望と愛情となぜかあったかい涙が詰まった風船が私の胸にー。

2008年6月3日火曜日

自分の選んだ道

このブログを見てくれた中学時代からの友人が電話をくれました。彼女はドメスティックバイオレンス被害者の支援に取り組む団体の副リーダーとして活動しています。昨夏は虐待された女性や子供たちを一泊のキャンプに参加させようとの計画で大奮闘していました。私のとってはいつもまぶしい素敵な存在です。その彼女が「あなたは夢と希望の中で幸せの中に浸れる空間を作ったのね」と言いました。まさに言い得ています。彼女はもがき苦しむ人たちの話を聞き、励ましながら、自分自身を立て直すゆとりさえ、見失ってはいないかと自問する毎日であるというのです。「お子さんに絵本を読んであげたら」などといっても「絵本・・・?」ときっとにらまれる様な現状で。
頑張ってーという言葉だけでなく、何かできないだろうかと考えます。
それにしても還暦を過ぎて、自分の選んだ道を歩もうとする私たちってそれだけでもいいかも。

2008年5月26日月曜日

スターリィマン、見ててくれたかな?

「体調が悪いだの、練習不足だのいい訳したいことは山ほどあるでしょうけど、とにかく楽しんで発表して」との開会の辞に大笑いで始まった喜怒哀楽亭発表会、平均年齢おおよそ70歳は超えそう。年に2回のこの時だけしかお目にかかれない音楽部のメンバー、まあ、個性豊かな、人生たわわに実った年輪も感じられる素敵な方ばかり。そして第2部、はせがわファミリィを迎えてスターリィマンの「夢」。緊張が頂点に達して突っつけば倒れるような危なっかしさが、妖精のようなダンスの登場で、さっと雰囲気が変わりました。9つの風船をピンクのドレスに縫いこんでコミカルに優美に踊ってくれましたから。
終わってはせがわファミリィのお言葉を頂いて、そのお人柄に作品にもう一度浸りたいですとおっしゃるメンバーの声に私のほうが感動しました。~沈みゆく夕陽にありがとうを告げよう~そんな想いにここしばらくは浸り続けることでしょう。皆さんほんとうにありがとう!!

2008年5月25日日曜日

あっ、ちょうちょ・・

きのう5・24は東大宮コミュニティセンターで子ども会での編んでるシアター。30人を超える子供たちとそのお母さん。6年生がリーダーとなりいろいろな役割り分担を決めてあり打ち会わせ表をのぞくと、読み聞かせのとき騒いだら静かにさせる係りまで設定してありました。有り難いことです。始まる前には、テーブルの下に潜ったり、机にかけたクロスを引っ張ったり、ちょっと手ごわいかなと思えたのでサプライズで最後にしようかと考えていた「はらぺこあおむし」を初めにもって来ました。みんなの口から「あっちょうちょ・・・」が出て大成功。「つきよのくじら」「お月さまってどんなあじ」どの子が幼稚園児でどの子が5年生なんて区別がつかない目の輝き。終わって会長さんから「一番喜んでたのはお母さんたちかもしれません」-この町会で初めての取り組みなんだそうです。これからに弾みがつきますと。嬉しいお出かけあんでるでした。
そして今日は大人の朗読会、スターリィマン「夢」9つの風船、今みーんなくださーい。

2008年5月17日土曜日

子ども会にお出かけ編んでる

となり町の子ども会から『編んでるシアター』をとお話がありました。小学校で朝の会などで本を読むことが取り入れられて、これまで成功例ばかりを聞いていたのですが、そうとばかりはいえませんとのこと。就学前の子から,小学6年生まで、今回はお母さん方にも声をかけましたと。自分が絵本から受け止めた感動を「編んでる」で伝えたいと、真剣なそのお母さんの声を聞いて強く思いました。年齢の幅が大きいので「おとなしいめんどり」会場の子に手伝ってもらって「おつきさまってどんなあじ」あとは「はらぺこあおむし」か「ともだちほしいなおおかみくん」。3作品がいいとこでしょ。東大宮コミィニティで5・24です。

喜怒哀楽亭発表会『夢』

喜怒哀楽亭(切磋琢磨の会)の発表会5・25に文学部と称する朗読の私たちはスターリィマンの『夢』を発表します。はせがわファミリィの全作品をどのように取り入れ、みなさんの心に9つの風船をいかに届けることができるか、モダンダンスのまきさんの蓮の花を思わせる爽やかな優しさと強さ、上村先生の渾身のピアノ演奏に圧倒されて少し浮き足立っています。「こんなすごい事になるなんて・・」ついおじけそうになるのを、60代のおばさんたちがどぎまぎしながら一生懸命読むのがいいんだからとはげましあっています。体調の悪い方、時間の都合がつかない方などがあり、読むのは3人になりましたが、一番気になるのがやっぱり体調。風邪で喉が本調子でないので身体をやすめることもしながら、とっても楽しみな発表会です。

2008年5月11日日曜日

お母さんに読んであげたい絵本

きょうは母の日です。5月の編んでるしおりに「お母さんに読んであげたい絵本」をいくつかとりあげて実際に、50代後半のお母さんのグループに読みました。「100万回生きたねこ」「きつねとぶどう」も一つは中国残留孤児を描いた「花いちもんめ(絵本ではありませんが)」。胸に手を当てて「ここのところがあったかーくなって」と感激されてお話もはずみました。皆さん、お子さんが子供のころから学校の役員でご一緒だったとか、そんなにしょっちゅう会っているのではないのだけれど,その30代の頃からの友人、そういえば私も子育て時代の友人を思っただけで特別な感情が湧いて来るなあなんて感じましたがそのだいじな時間を編んでるでお過ごしいただけて、癒されるう・・・なんて言って頂いて嬉しいです。タイトルのお母さんに読んだあげたい絵本、これ、使えますね。絵本は三度(子供のとき、子育てのとき、大人になって自分のために)というけれど大人になって読んで貰う絵本というのは選択肢の中にはなかったのでは。5月編んでる大人の日(5・16)には『つきよのくじら』『ぼくにげちゃうよ』など予定しています。

2008年4月12日土曜日

保育園での編んでるシアター

「えっ」と思うほど個人ではなく保育園や、子育てグループからの問い合わせが続きます。大勢の前で編んでるシアターするのでなくお母さんと子供と一っ対になって絵本の世界を、がこだわりでどうも頭の隅で「ん、ん、ん」とブレーキがかかっていました。ある保育園に伺ったときです。ここは二度目で大雨だったせいで来ないと思われたのか、一回目のときはイスが用意されきちんとお行儀よく、という感じでしたがその日は大慌てで設定したのでテーブルの前にペタンと丸く座って,というかたちでした。はい、お歌を歌ってお話が始まると,じりじり、じりじり輪がせばまって、鼻水が垂れそうな赤い顔まで見て取れます。息づかいまで伝わってきて終わったとき時間が止まったのです。保育士さんが「じゃ、編んだの見せて貰おうか」と声をかけられるまでの一瞬でしたが。絵本の世界に入り込んでいたんだな、嬉しくなりました。「訪問編んでる」、バイクでの移動は体力が要りますが、この子達も喜んでくれる、特に雨の日はお外に出られないし・・・ね。頑張ってみるか、編んでるおばさん!

2008年3月30日日曜日

ワクワク絵本館

嬉しいことが続きました。以前お友達に誘われてきていただいた方が今度は違う友人を連れてみえたのです。とっても気にいってくれたみたい。お母さんがそのくらいですから、お子さんは本好き。賢いなあと感心することばかり。5月に第2子誕生とか。こういうお家に生まれる赤ちゃん、きっと幸せ。
それから春休みで里帰りしたというお母さんと1年生の男の子、4歳の女の子。ぐりとぐらにも、ねないこだれだにも、なんにでも興味しんしん。ようやくえらんだ「はらぺこあおむし」がおわってもう一度みたいという妹に「他の見ないともったいない」と。知ってる本ももったいないから、知らない本にしよ・・と。キーボードにも興味。お兄ちゃんに演奏して貰って「ハーイ、ネズミさん。ハイそこで押して、それともどろぼう・・・ジャーン」とねないこだれだ。お母さんと話をし始めたら、女の子がわたしのホッペを両手ではさみます。「ん?」と思ったらお兄ちゃんがわたしのイスで本を読み始めたのでどうやら静かに聴けということらしいのです。家族だけの絵本館、わたしまでワクワク楽しい時間が過ごせました。また夏休みにきてね。

2008年3月25日火曜日

ターシャーにちなんで手作りフェア終わりました

21,22,23,24と3日間の予定を一日延ばして4日間行いました。ここ一年前から「編んでる」で伺っている織の音の作品だけは展示即売させていただきました。なんどもターシャーのDVDを見ましたが飽きることなくますますファンになりました。庭造りは勿論ですが、庭のあらゆる生き物を自分の絵本に登場させてしっかりと描きこんでいるところに感服。雪に埋もれることの多いバーモント州でろうそくの灯りでひとり静かに描くお話の世界が、単なる夢物語ではないからこれが面白い。「編んでる」のレパートリーに入れたい作品がいっぱい。それから4・2に頼まれている子育てグループのセミナーでもターシャーの話を入れるつもり。若いお母さん達にどんな内容が望ましいかと希望を聞いたところ、子育てに疲れてしまって夫や子供についつい当たってしまってそんな自分が辛い毎日を何とかしたいという。私に娘はいないけれどそれを聞いたときジンときて可愛いいと抱きしめてあげたくなった。30分の時間を頂いたのでこれから組み立てるところ。では・・・。

2008年3月15日土曜日

お詫びして訂正を・・・

先日我が愛犬ロンがいかにも類まれなる優秀犬のようにご紹介しましたが、あの日以来ピンポーンとチャイムが鳴れば誰彼構わず吼え、訪問にいちいち応えているのです。で、お客様が入館してしまうと自分の役目終了とばかりうずくまって寝ると言うわけで普通の犬の域を超えるものではありませんでした。以上お詫びして訂正をさせていただきます。それにしてもこの犬よく寝るのです。そのいびきのすごいこと。大きいけれどなんともかわいい犬で、私が絵本の動物たちを編み出したのもロンを飼ったからに違いないと思います。そのうちターシャーを真似て編み出したりするかも。3月21・22・23のターシャーにちなんだ<手作りフエア>準備はじめまーす。

2008年3月11日火曜日

大きなたまご

先週は保育園、公民館などお出かけ編んでるが続きました。たまごとかすてらができたところで、年齢的にもいいかなと「ぐりとぐら」を軸にすることにして「ちいさなたまねぎさん」などを選びました。やはり急に現れた大きなたまごには、びっくりして、少し落ち着くと触りたくて前へ前へと子供たちが出てきます。するとお母さんがその子のズボンやシャツを引っ張って連れ戻します。たくさんの子供が集まっているときここが難しいところです、ここで私がどうぞと触らせても、あるいはだめよと静止しても、流れが変わってしまうのです。触りたくなるほど興味をわかせおいていまさら何を、とお思いでしょうがまだ答は見つかりません。これが編んでるシアター館なら、触れさせながら話を進められる理想の形なのですが。たまごといえば、恐竜のお話にも大きなたまごが出てきてこれにも使えるはず。ところが肝心の恐竜の青い毛糸が足りなくなってあちこち探したけれど、この冬は毛糸の売れ行きが良かったそうで後は浦和のゆざわや頼み。

2008年3月10日月曜日

愛犬ロンのご紹介

わが家には8歳になるオスのラブラドール,ロンがいます。もともとロンがいつも寝そべっていた6畳の和室を改造して作った編んでるシアター館で、大工さんが入っていたときはこの工事が終われば元のようにオレの住処だときっと思っていたのだろうに、だからお母さんがニコニコ顔でドアを開けるといそいそと入っていこうとすると,「だめ」としかられる。で、仕方がないから隣のフローリングの居間に敷いて貰った毛布で寝ているのです。このロンがすごい利口者で、と親馬鹿承知での自慢話を7日のお話のリクエストが「どろんこハリー」だったものでしたのです。家の方と入り口は別でもチャイムが一緒なのに<編んでる>のお客さんには吼えないのよ、と。実際始める前はもし子供さんの声に反応して吼えたりすると困るなあと心配していたのですがまったくの杞憂でありがたいことでしたから。ところが帰り際トイレに行きたいとお子さんが言うので家の玄関のドアを開けたとたん居間の中で、物すごく吼えたのです、同じドア一枚向こうなのに。とにかくロンにも<編んでる>の大切さがわかっているようだということをいいたい訳なのであります。

2008年2月22日金曜日

まるで少女のように

スターリィマンのはせがわ芳見さんが再度編んでるシアター館に来てくださり、時のたつのも忘れてスターリィマンのこと、夢のこと、宇宙観まで、まあ、まるで少女のようにときめいて休む間も無くおしゃべりしました。前回は,わたしごときをそんなに信用しちゃっていいのという戸惑いがこちらにあったけれど、そんな次元をはるかに超えたはせがわファミリーのひたむきな活動への想いに、揺さぶられ感動しています。出品なさるNHKハート展もとても楽しみ、朗読の会(喜怒哀楽亭)のみなさんも誘い合わせて繰り出します。このメンバーもこれまた楽しい方々なのです。5月の発表会にはこのスターリィマンの<夢>を上村先生のピアノに乗せて朗読することが決まりました。これには童話の国一期生の永田さんに創作舞踊を踊って下さるように交渉中。
編んでるシアター館もここ2,3日申し込みがあります。歯車が少し回り始めたようです。

2008年2月8日金曜日

ダウン症のAさんの展覧会

編んでるシアターで訪問していた「織の音」に通うダウン症のaさんが浦和の県立美術館で、これまで描いてきた絵の展覧会を開くと、読売新聞に紹介されていたので出かけて行った。
イヤー、びっくりした.「織の音」に伺うと帰りに白い紙にソフトクリームを書いてくれ、今日は抹茶でーすとか、オレンジでーすとか言いながら渡してくれるその絵とはまるで違う、力強いしっかりしたすごい迫力のある作品をもう小学生のころから描いていたのだ。初めは道具の出し入れも大変だったと、ずっと指導されてきた先生がいわれているが、この才能を見つけ育てられたご家族の愛情に敬服する.
aさん頑張れというより励まされたのは確実に私のほうだった。

2008年2月6日水曜日

私の目指すもの

店(居酒屋自営)のお客様が来てくれました。奥様、小4小1の女の子、8ヶ月の男の子を連れて。理想の形です。小さな子がいてはまわりに気兼ねしてしまうでしょうが、ここではその家族だけ。大きな声をあげたって、むずかったっていいんです。そして前もって上の娘さんはスポーツもお勉強も、何をやっても優秀だときいていましたから、照準は下の娘さんとお母さん。
「そらまめくんのベット」「つきよのくじら」など・・・。間合いのときに下の娘さんと視線をあわせるようにすると、どんどんお話に吸い込まれてくるのが解ります。問いかけはお姉さんに。男の子がぐずると、お父さんがあやしたり、お姉さんが抱っこしたりしてくれて、お母さんもすっかりお話の中に入り込んでくれたみたい。帰るとき下の子がお父さんに耳打ち。「帰りに図書館によってね」って。
これなんだー!!私の目指していたもの。ありがとう、嬉しくて元気、勇気100倍。

2008年2月3日日曜日

まだだいじょうぶ

広告を載せていただいている情報誌pの担当者のtさんから反応はどうですかと電話がある。「ぜーんぜん」と応えるとすごーく落ち込んだ声で「そうですカー」と。そうなるとおばさんは、tさんを励ませねばと焦ってしまう。たしかに開館してから3ヶ月、広告を見ての申し込みは1件のみ。それでも毎日うきうきドアの看板の上げ下げ、お知らせの出し入れしている私に自分で問いかけてみる。「だいじょうぶ?」って。半年一年はそう反響があるとは思えなかったがこれほど無反響とは想定外。これまでどうり子育てセミナーなどのお出かけ編んでるには、何組かの親子が嬉々として参加してくれるのだが。それでも私のトーンが下がらずに保てているのは家族のあったかい思いやり。期待していないっていう見方もできないことはないんだけれども、それにしてもローンを組んでの改装費、説得した私もすごいけどよくぞ許してくれました、そしてこの状況にチャチを入れるでもなく、看板を出したり、雨戸を開けてくれたりを手伝ってくれている。「お母さんが喜んでるだけでそれでいい」って。ほんとにこのドアを開けて中に入るともう絵本の世界に浸っている嬉しい時間。だからまだだいじょうぶ!

2008年1月19日土曜日

スターリィマンがやってきた

はせがわいさおコミュニケーションアート作品集<夢>のテーマに惹かれ、編んでるシアター館で取り上げていきたいと相談しましたら、何とその全作品をパネルにして創話者である奥様のはせがわ芳見さんが持ってきてくださいました。この編んでるシアター館開設も実は<夢>の朗読dvd上映会で出会ったスターリィマンに背中を押されて、出来上がったものです。
この作品の素晴しさは手にすれば目にすれば温かい想いが伝わるところ、このぬくもりをここからも発信していけることに、9つの風船をみんなに届けるにんじんの家にもなれることに、また新たな感動が湧き上がってきます。

2008年1月6日日曜日

明けましておめでとうございます

ねずみくんたちの音楽隊の年賀状届きましたか、あんな感じでこの一年はうれしく楽しく進んで行きますのでよろしく・・・。このお正月は家族に感謝しておせち料理がんばって、日本の母しました。その合間を縫って編んでるシアター館にどっぷり。暮れにターシャー・チュゥダーの本にふれて感動、図書館最終日に市内から集めて貰って読みふけり、これを何とか形にできないかと思案。とりあえず朗読しカセットテープに録りcdで音楽を流しながら、テープを流しそして本をめくる・・・。古いカセットデッキでノイズが気になるけれどもう最高!。友人たちが大人の朗読館を、と言うけれどこの形煮詰めたい。とりあえず22日『花さき山』は上村先生にピアノに独唱まで入れていただいたので大人も子供も楽しんでもらえそう。
そして今年のと言うより、ずっとテーマにしたい『夢』・・・はせがわいさおファミリーの『夢』の上映会、展示会を開催して行きたい。
こんなに心弾む素敵なお正月をありがとう!!