2008年2月22日金曜日

まるで少女のように

スターリィマンのはせがわ芳見さんが再度編んでるシアター館に来てくださり、時のたつのも忘れてスターリィマンのこと、夢のこと、宇宙観まで、まあ、まるで少女のようにときめいて休む間も無くおしゃべりしました。前回は,わたしごときをそんなに信用しちゃっていいのという戸惑いがこちらにあったけれど、そんな次元をはるかに超えたはせがわファミリーのひたむきな活動への想いに、揺さぶられ感動しています。出品なさるNHKハート展もとても楽しみ、朗読の会(喜怒哀楽亭)のみなさんも誘い合わせて繰り出します。このメンバーもこれまた楽しい方々なのです。5月の発表会にはこのスターリィマンの<夢>を上村先生のピアノに乗せて朗読することが決まりました。これには童話の国一期生の永田さんに創作舞踊を踊って下さるように交渉中。
編んでるシアター館もここ2,3日申し込みがあります。歯車が少し回り始めたようです。

2008年2月8日金曜日

ダウン症のAさんの展覧会

編んでるシアターで訪問していた「織の音」に通うダウン症のaさんが浦和の県立美術館で、これまで描いてきた絵の展覧会を開くと、読売新聞に紹介されていたので出かけて行った。
イヤー、びっくりした.「織の音」に伺うと帰りに白い紙にソフトクリームを書いてくれ、今日は抹茶でーすとか、オレンジでーすとか言いながら渡してくれるその絵とはまるで違う、力強いしっかりしたすごい迫力のある作品をもう小学生のころから描いていたのだ。初めは道具の出し入れも大変だったと、ずっと指導されてきた先生がいわれているが、この才能を見つけ育てられたご家族の愛情に敬服する.
aさん頑張れというより励まされたのは確実に私のほうだった。

2008年2月6日水曜日

私の目指すもの

店(居酒屋自営)のお客様が来てくれました。奥様、小4小1の女の子、8ヶ月の男の子を連れて。理想の形です。小さな子がいてはまわりに気兼ねしてしまうでしょうが、ここではその家族だけ。大きな声をあげたって、むずかったっていいんです。そして前もって上の娘さんはスポーツもお勉強も、何をやっても優秀だときいていましたから、照準は下の娘さんとお母さん。
「そらまめくんのベット」「つきよのくじら」など・・・。間合いのときに下の娘さんと視線をあわせるようにすると、どんどんお話に吸い込まれてくるのが解ります。問いかけはお姉さんに。男の子がぐずると、お父さんがあやしたり、お姉さんが抱っこしたりしてくれて、お母さんもすっかりお話の中に入り込んでくれたみたい。帰るとき下の子がお父さんに耳打ち。「帰りに図書館によってね」って。
これなんだー!!私の目指していたもの。ありがとう、嬉しくて元気、勇気100倍。

2008年2月3日日曜日

まだだいじょうぶ

広告を載せていただいている情報誌pの担当者のtさんから反応はどうですかと電話がある。「ぜーんぜん」と応えるとすごーく落ち込んだ声で「そうですカー」と。そうなるとおばさんは、tさんを励ませねばと焦ってしまう。たしかに開館してから3ヶ月、広告を見ての申し込みは1件のみ。それでも毎日うきうきドアの看板の上げ下げ、お知らせの出し入れしている私に自分で問いかけてみる。「だいじょうぶ?」って。半年一年はそう反響があるとは思えなかったがこれほど無反響とは想定外。これまでどうり子育てセミナーなどのお出かけ編んでるには、何組かの親子が嬉々として参加してくれるのだが。それでも私のトーンが下がらずに保てているのは家族のあったかい思いやり。期待していないっていう見方もできないことはないんだけれども、それにしてもローンを組んでの改装費、説得した私もすごいけどよくぞ許してくれました、そしてこの状況にチャチを入れるでもなく、看板を出したり、雨戸を開けてくれたりを手伝ってくれている。「お母さんが喜んでるだけでそれでいい」って。ほんとにこのドアを開けて中に入るともう絵本の世界に浸っている嬉しい時間。だからまだだいじょうぶ!