2014年3月16日日曜日

3回目の水耕栽培設備への募金送金しました

3月2日のサポセンフェスタ、昨年11月の見沼区フェア、それに見沼ハウスでの売り上げを水耕栽培設備資金として送金し、被災地でこの活動をすすめているNPO団体ビーンズふくしまから、お礼のお電話をいただきました。
この募金は編んでるシアターとして3回目になりました。
編んでるシアター館を訪れて募金をしてくださった方、いろいろなフェアで編んでる作品をお買い上げいただいたり、ご自分の絵本を編ませてくださり、その後グッズの販売のお許しを下さった3人の絵本作家さん(穂高順也さん、さくらせかいさん、まつざわありささん)、共感してお客様に協力をお願いしてくださった美容師さん、新しい編んでる物語ができるのを待ちかねて買ってくださったご近所さん、毛糸をどっさり送ってくれた友人などなど、ほんとにたくさんの応援が形になりました。

制作費や材料費などは引かずに売上金を即、募金したのですが、それにしてもお金を集めるということは大変なんですね。

被災地の仮設住宅に設置する水耕栽培設備ですが、福島の状況も被災から3年経ち様々に変わっていて、仮設から出て再出発する方も増え、これまであちこちにあった仮設住宅がまとまる構想もあり、そうなると新しく設備を設置することはしばらく様子見・・・の話がでた矢先に2月の大雪で2箇所の栽培設備が倒壊し、今回の募金はその修復にお使いになるそうです。

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今後編んでるシアター館では、被災地の保育所、託児所に、許諾の範囲がありどれでもというわけにもいきませんで、前出の3人の絵本作家さんの編んでる作品や、編んでる物語の作品、手遊び編んでるなどを贈ることをはじめます。

そのための資金作りに毎月第1と第3木曜日(PM1時から3時)に編んでるシアター館で、作品の展示、販売、上演をいたします。

皆さんの描いた作品も編んでる物語として有料で作成しますので、プレゼントや記念にお使いいただければと思います。

大きなスーツケースを引っ張りながらの被災地訪問も、体力的にも資金的にも無理がボコボコですし、せっかく皆さんに喜ばれている編んでるシアター活動をつないでいくためにも、繫いでくださる方との連携をとる場としていきたいと思います。

2014年3月15日土曜日

さすがおばさんもフウフウ状態です


3月12日、埼玉県小児医療センターの1階病棟訪問、
待ちきれなくてドアのところまで迎えに来てくれた女の子、
それまでぐずってお母さんべったりの男の子、
はじまると、次から次へと登場する動物たちに目がくぎづけ、早く触りたいところを我慢してくれているのがいとおしい。
で、とっても楽しい編んでるシアターができました。

ところが翌日13日は、児童介護施設「ねがいのいえ」に訪問予定なのに、強い雨、風の予報!
雪には勝てないけれど、雨くらいには負けないはずの編んでるおばさん、施設からの確認メールになんとも自信のない返事をしてしまいました。

あたしってもしかしたら不死身?なーんて鼻をふくらます勢いだったのに、今頃になっていろんな疲れが出てきたらしくドッコイショという力が出ないのです。
2、3日、休もうと思います。
で、ねがいのいえ訪問は26日に延期になりました。すみませーん。


あっ、そうそう、福島の「なかむらさんちの4ひきのねこと白鳥」お孫さんがとても喜んで、きょうも今ともだちんとこへもってったそうです。



2014年3月11日火曜日

なかむらさんちの4ひきのねこと白鳥

3月4日、福島県郡山の農家、なかむらさんちに民泊してご主人とお話しするうちにもうお話は私の中で出来上がっていて、埼玉に帰るや、編みだしたねこちゃんたち。
実はその前の週に沖縄観光に行き、その後3月2日の、あのさいたま市市民活動サポートセンターでのフェスタに参加すべく作品の仕上げ、会場への搬出、
そして当日は朝から大奮闘!
3月3日は児童介護施設への編んでるシアター定期訪問、休む間もなくまた旅支度・・で、さすがに家族も心配を通り越して呆れていました。

でもなかむらさんから伺った福島の農家の
現況を何とか編んでる物語で著したいという想いで、一気に書き上げ編み上げ、きょうなかむらさんにお送りしました。

ビデオで撮った白鳥も生き生きとしています。

もうそろそろ、おとなしく活動の輪もすぼめていこうなんて弱気になっていたのですが、身の丈にあった動きをすすめていかなくては、と この福島訪問は教えてくれました。



2014年3月8日土曜日

ひな祭りは児童介護施設訪問

3月3日(月)ひな祭りですもの,年に一度ですからこのお飾りでお祝いしましょ、とにぎやかバージョンで訪問です。
るるるとらららもいっしょです。

お部屋の中は陽射しも入ってあったかで、「ぞうくんのさんぽ」、「おべんとうばこ」などお出かけしたいねモードで出かけましたが、外はさむーい風が吹いていて、バイクにはきびしい道のりでした。

でも子どもたちの歓声に寒さなんか、吹き飛びます。
お歌もしっかり歌ってくれました。
2月訪問のとき、「いぬのおまわりさん」を持っていかなかったら、とっても寂しがっていた子がいたので忘れずに登場させましたよ。

でも3月、ここを卒園する子が10人もいるのですって。
ええーっ、あの子もこの子も、今日でお別れなんですね。
この施設を訪問するようになって3年近くになるのかな、
ハイタッチのお別れの挨拶もほんとにほんとのお別れになるんだよ。

絵本だいすき!お歌だいすき!のみんなでいてほしいな。



3年目を迎える被災地福島の民泊体験行ってきました



3月4日5日、被災地福島での民泊体験に参加しました。
これまで何回か福島仮設への訪問はしましたが、今回は一般の農家に泊まってそこのご主人と深くお話をすることができ、被災後の大変な状況をあらためて知りました。

さてそこで、歓迎してくれたのはなんと4匹のねこちゃんたち、お米を保管するのに大敵ねずみ退治の担い手で働き者なのだそうで私のショールが気に入ったのか ちょっちょっとちょっかいを出してそれが可愛い!
そこで編んでる物語の出来上がり!です。「なかむらさんちの4匹のねこと白鳥」、編み上げてお礼にお送りしようと思います。



また観光地へも行きましたが、この地はおばあちゃんを大切にする土地柄なのだと感じました。
一番暖かいところに座ってにこにこと、デコの型作りするおばあちゃん、いいなあ・・・。




サポセンフェスタは熱かった!

3月2日・さいたま市市民活動センターで行われた「あなたのワクワクみつけよう」
編んでる物語作品がたくさん展示でき、かわいい編みぐるみを手にとって、皆さん歓声をあげていました。

「編んでるシアター」ブースでのパフォーマンスには、絵本作家の穂高順也さんが自ら作成された紙芝居で参加してくださり、拍子木や鳴り物まで用意しての熱演や、
水耕栽培支援の担い手であるビーンズふくしまの新山さんが福島から駆けつけてくださり、ブースに集まった子どもたちにもわかりやすく、3年目を迎えても仮設住宅で暮らさなければならない被災地の子どもたちの現状のお話は、皆さんの心にもきっと響いたことと思います。