2008年12月31日水曜日

2008年、ありがとう

2008・12・31、あたりまえですがこの年、最後の日。
この一年のなんと充実していたことか、たくさんの方と出会いました。
そして、いろんなことに出会いました。
みんな宝物です。
60を過ぎたら、人生下るだけと思ってました。
そういう一時期もありました。その時、かなり自分のそぎとり(こんな言葉ありでしょうか)をしました。
そして見えたのが、自分のやりたいこと、この編んでるシアターの確立です。
4年前の夏、福島まででかけた読書コミュニティでの作家柳田邦男氏の講演に揺り動かされ、聖路加病院の日野原先生をはじめとする、たくさんの絵本の取り組みを知ったことが大きなきっかけでした。
骨組みをつくり実行までの早い展開に、まわりをかなりあわてさせながら、それでも応援する姿勢を持ち続けてくれた家族には、感謝です。
3月には、中国内蒙古の幼稚園で「編んでるシアター」をやらせていただけます。
ショー的に行うのではなく、小単位で何回も、という意向も汲んでいただいて、とてもうれしいです。
体調に気をつけて、お正月過ぎたら(?)本格的な減量に励みます。これは毎年言ってることだけど。
「編んでるシアター館」新しい作品も増えて、動物たちがお喋りしながら、新年を迎える、そんな姿を想像しながら、さて、お掃除、始めまーす。
元気な良い年にしていきたいですね。

2008年12月21日日曜日

ボーイスカート、クリスマス会の日に

12・21片柳公民館でボーイスカウト、クリスマス会。
幼稚園児から中学生、そして親御さん含めて5,60名。
年齢の対象幅も広いし、作品選びは難しく、お天気もよし、いつもなら3作品しか持って行かないのに4作品をバイクの前カゴ後カゴに詰め込んでの出発。
そしてその途中、ワゴンタイプの乗用車のミラーと接触。私ときたらすごく軽ーく考えて「すいませーん」と会釈して、それで済んだつもりでいたのです。
後ろからクラクション、えっ、あたし?と気づいて、近くのコンビニ駐車場に止めると、「ぶつけといて逃げるつもりだったんでしょ」って30代の主婦。そういうことになるよな。
「どうしてくれるの」たしかにミラーの後、こすった跡がある。「警察呼びますよ」ま、保険は入っているからその方がいいかな。
そこですっかり忘れていた、今、お出かけ編んでるシアター、行くとこだー、時間に余裕をみて出たとはいえ、警察呼んでたら絶対間に合わない、恐る恐る事情を話すが「そんなことは関係ない」と。それもそう。
「修理代、請求してください」と名詞を出しただけではだめで、免許証のコピーをとる様に言われコンビニの店員さんにお世話になる。
時間がー、あーっ。
・・・・・・でもナンとか、時間にぎりぎり。窓から顔を出してるこどもたちをみて、涙がでた。
・・・で、いろいろ、反省しているわけです。バイクでこの大荷物を運びながらの「編んでる」は限界なのでは。ボランティア、ボランティアといっても、思わぬお金がかかるんだな。
家人にはしょっちゅう怒られているけど、この歳になるとひと様に久しく怒られていなかったなあ、とか。

「おつきさまってどんなあじ?」を喜んでいっしょに演じてくれたこどもたちの笑顔が、今の気持ちをほんわりつつんでくれる。
えーと、むずかしいことは明日考えることにしまーす。

2008年12月16日火曜日

保育室のクリスマス会

きょう12・16
私も楽しみにしていた蓮沼のコマーム保育室へ。こんなにこじゃれた保育室ははじめて。
お天気もよく、サー、始めましょうと声がかかって、おや、お子さん3人?
こんな過ごしやすそうなの保育室なのに、運営も大変ではなかろうかと余計な心配。
子ども3人に親御さん、保育士さんが8人。
「編んでるシアター」とはなんぞやということで、他の保育室から見に来てくださったみたい。
そらまめくんのべっと、ぐりとぐらのおきゃくさま、そして、くりすますのおくりものの3作品。
グリンピースの兄弟はみんなの心をキュッ。
そして今期うっかり忘れるところだったくりすますのおくりもの・・・
<ゆきのふるひはたいへんだ、このにんじんをだれかにあげよう>このやさしさに雪がとってもよく似合う。
ちいさなみなさん、今日の保育室のクリスマス会、おおきくなって思い出してね、ウサギさんのやさしさ、ろばさん、ひつじさん、のろじかさん、みんなのそれぞれのくりすますを。
ついでに「編んでるシアター」も、思い出してくれるかな。

2008年12月14日日曜日

12・14ホームページ立ち上げましたー

ホームページ立ち上げの続きです。つまり、さっきのは、なにか操作を間違えて、あたふたしてたら、ああなってしまった訳で、未完成のまま、公開してしまい、確か、取り消せたよな、とか、変更できるはず、と、カチャカチャヤッテ見たのですが。
と言うわけで、今回のHP立ち上げも、何を隠そう、私は横に座って、今はこれをこうして、こうなって、と一つ一つ説明してくれる息子にうなずき、凄いことが世の中渦巻いてるもんだなー、と唸っていただけなのです。
それでも辛抱強く取り組んでくれる息子に、感謝。
実際に動き出す?のは2,3日かかりそうですが、まずはお知らせまで。
編んでるシアター館のホームページは
http://www.anderutheater.jpでーす。
12・14日、とうとうホームページ立ち上がりました。ウグッて感じです。

昨日店(鼓)で、ちっと自慢しましたら、「うワッ、お母さんすごーい!!」なんてほめられてうふふ。

編んでるシアター館に飾ろうと

2008年12月13日土曜日

シアタースタート「どうぞのいす」

子育て支援センターさいたま北シアタースタート「どうぞのいす」
いやぁー良かったー、ありがとう!!
演劇集団「円」の、小森創介さん、今帝劇の『ミスサイゴン』に出演中とか。
この試みそのものに勇気付けられている私にとって、小道具、展開もうどれをとっても感動もの。
センターの武藤さんのお計らいで、お話しすることができ、またそのまじりけのない情熱に圧倒され、それがまたうれしくて、こういう活動に力を入れている劇団そのものに、興味が湧く。
そして20代前後、舞台演劇に熱中し、「民芸」試験も受けたし「文学座」のツテも頼ったし、あの頃の自分がよみがえる。ま、この話は置いといて、これから、「円」「小森創介」から目を離すまい!

2008年12月7日日曜日

ホームページ立ち上げますよー

今、私の周りでうれしいことがたくさん、動き始めました。
スターリィマン「夢」の朗読イベントを開催してくださったはせがわファミリィの、全国展開の大きな前進が始まったようなのです。
それにあの喜怒哀楽亭の音楽部の皆様が、出演なさるとか。
心爽やかな、豊かな先輩方の頑張りが、また晴れやかな笑顔を生み出すことでしょう。

そして、応援してくださる方々のアドバイスをいただきながら、私自身もステップをすすめているところです。
その中のおひとりの言葉、「コンパスの軸をずらすな」。
これは重たい!やりたいことがたくさんあって、つい、足が地につかないなんてことのないようにと。
が、今の私には、熱い、大切な言葉。
そして息子の応援。ホームページを立ち上げてくれています。
あーでもない、こーでもないといろいろ注文つけたり、想いを口にすると、それが画面に現れるので興奮しています。
作品の一部をデジカメで撮ったら、もう画面に現れて、もう、キャー!!です。
でも、でも、使いこなせるでしょうか、私。
でもでも、早くお見せしたいです、すごーく可愛くて、きれいです。
30年前「童話の国」を始めた頃から描いていたイメージがこんな形で表すことができるなんて。
あの頃、子育てしながら劇団活動したあのメンバーにまず見せたいなー。
今夜もまた遅くなりそうです。眠れそうにありませーん。

2008年12月6日土曜日

12月編んでるはサンタさんが大活躍

子育て支援センター北へ、12・6きょう、行って来ました。
前以って申し込みをされた親子さんと、居合わせた何組かが、加わって13組くらいかな。
12月なのでクリスマス、サンタさんの登場です。
「ぐりとぐらのおきゃくさま」「こねこのクリスマス」「ねないこだれだ」の3作品。
ねないこだれだは、いつでもだれでも喜ばれる名作。
ぐりとぐらのおきゃくさまは、今回少し、細かいものまで編み足しました。
ほとんど12月しか出番のないサンタさんものですが、改めて手にしてみると,まあよく編んでるわとこねこのほうのくつした。
このお話、いいんです。クリスマス時だけではもったいない。で、本屋さんに申し込み。
読んだ後、じーん感が心地よい。
嬉しいことにこの「子ども文化センター」来年4月まで、「編んでるシアター」を月2回上演させていただくことになりました。
こんな暖かい人たちのいる場所に「編んでるシアター館」常設したいくらい。
みなさーん、風邪引かないように、編んだマフラーでもして、12月、楽しみましょうね。

2008年12月3日水曜日

智恵子の世界にひきいられ

11・30喜怒哀楽亭発表会、「智恵子抄」もう最高の出来でした。
抑揚感をおさえながらもほとばしる愛を謳う詩の朗読、
レモン哀歌の歌も作曲からはじまったわけで、大正時代のモダンさの中に、智恵子の心にどうしても空と、障子の白と、レモンの黄を添えてあげたかったので、ピアノではどうしても洋風になるところを和風にこだわって、こだわって練り上げて歌もピアノも素晴しく、
可憐な智恵子も、狂った智恵子も、踊りあげてくれたダンスも、勿論。
詩や智恵子の切り絵作品を張った衝立、障子の設営もなかなか・・・。
最後のほうでは、思わずぐっとこみ上げてまだ泣けない、ゆるめたら読めないと必死で、涙はこぼれたけれど、声はなんとか持ちこたえたかと。

終わってみれば、内内だけでなく、他の皆さんにも、見ていただきたかったなと欲もでてきたほど、
そういう機会も探りたいと思ったほどの「智恵子抄」でした。
それにしてもこのメンバーの底力、みんな、自分で気づいてない。
それでいて、これで最後、最後と思いながら、企画するとバッチリ乗ってくれる。
来年5月は爆笑ものが決まって、これも楽しみな編んでるおばさんです。