2013年3月28日木曜日

ねんねこ座ねん熊さんも登場です

ねん猫おばさんの大評判に気をよくして、ねん熊おばさん登場!
3月26日のねんねこ座(東大宮)では、お持ちいただいた春の花を加えて皆さんそれぞれ携帯で記念撮影して楽しんでました。
おすまし熊さん、まあまあのできではないですか、ね。

発表会を28日に控えたOさんの「おこりじぞう」からはじまりました。
この方はもう何年も朗読をされていて素晴らしい感性をお持ちです。

富山弁で語る上尾語り部の土居さん、自分の語りをすとんと胸に落とされて
心地よい暖かい声にうっとり。
工藤さんは春らしく浄安寺のしだれざくらを語ってくださいました。
上尾の語り部さんのグループは、お話の背景にあるお寺などを訪れて、語りの思いを強くなさっているのでしょう、現存する写真をみせてくださり、どうやらこれは浄安寺ではなく浄念寺ではないかということですが、なんとも彩りのある人生のつむぎ方があるものよと、おもわずにはいられません。

座布団にちょこんとすわって昔語り、春のはじめにふさわしい「ねんねこ座」になりました。

2013年3月25日月曜日

油井の出来事を繰り返さないために

悲しいニュースが報道されました。
福島県の二本松市油井での事件です。
昨年11月、油井の仮設住宅で編んでるした私に絵本が子どもたちの心にどんなに深くしみ込んでいるかを教えてくれた場所です。
そしてこの子どもたちから子どもである時間を奪ってはならない、そのために何ができるかを、事あるごとに問いかけるきっかけになった場所です。
時間どころか、命まで奪ってしまった母親の苦しみを思うとき 力がぐっと落ちてゆくのを感じます。

福島の活動をサポートして下さっていて、油井の安達仮設住宅に同行してくださったふくしまビーンズの担当者に電話したところ、11月訪問のときには参加していなかった子どもさんだったのですが、いつ繰り返されるか、きのう(3月24日)は仮設で「チャーシュー、やきそば食べよう会」で親子が集まっているけれど、誰もそのことにふれようとしないのだそうです。
 このふくしまビーンズが、仮設内に「水耕栽培」の設備を寄贈する活動をすすめていて、昨年、ミニトマトを子どもも大人も参加、見守り、収穫したそうです。
放射能で、農地を耕す生きがいもなく部屋にこもりがちな人々や、物だけ与えられる切なさにイラつく人たちにも少しは喜んでもらえたかなとおっしゃるのです。
 
 
さっそく編んでるシアター館でも、一基約8万円という水耕栽培機の資料を頂き、被災地訪問の今後のあり方も含め協力体制を検討しているところです。

油井での出来事を繰り返さないために、子どもが子どもである時間をこれ以上奪わないように、こつこつ、こつこつ 編んでるおばさん 小さな一歩一歩をすすめていきます。
これからも応援、どうぞ、よろしく。
明日は「ねんねこ座」東大宮開催10時からです。
新人「ねん猫」デビューさせたら、おいらもって「ねん熊」もデビューしまーす。






2013年3月23日土曜日

ねんねこ座(南中野)は大にぎわい

3月19日(火)ねんねこ座、,南中野第2会場は大にぎわいでした。
昔がたりはもちろん落語あり、「花は咲く」のうたあり、特筆すべきは久しぶりのピアノ弾き語り落語が聴けたことです。
もちろん、編んでる猫デビューさせましたし、山形弁「猿の親孝行」も語らせてもらいました。
 そしてディサービスを抜け出してきてくれた方のかぞえうた、いろいろ忘れることが多くなったそうですが、なんのしっかり指折り、声出し・・・はつらつとしたもんです。
つられてももたろうさんの運動付きうた、と思ったら、なんと初参加の紳士がヨガは呼吸が極意と、皆さん立ち上がっての実技訓練?
いやはや、3時の終了時間をすっかり忘れるほどでした。

2013年3月21日木曜日

サポセンのゆうちゅうぶに再び登場

3月10日に行われた「まちづくりフオーラム」の様子が公開されています。
2月の行事には原稿無しだったので仕方がないかとも思ったのでしたが、今回は内容をしぼって吟味しての発言だったのに、ええっーというほど「あの、あのー、あの・・・」の繰り返し。
そういえば30代の頃、子育て中に立ち上げた家計簿記帳グループの例会で、一番前にお母さんと並んで聞いていた女の子が「おばさん、あの、あの、ばかりいってる」っていったのを思い出しました。
そういえばあの頃、先が見えない不透明なんて言葉、使ったっけ。
そして招いた講師の方に「今は銀行利息が3パーセント、5,5パーセント、借りるときは8パーセント、という数字が難なく浮かぶが、将来は銀行にお金を預かってもらって預かり料をとられるようになる」と言われたとき、そーんなバカなぁ、とつぶやいたことも思い出します。
 
 
 実はこの家計簿のグループ「ひまわりの会」の活動が、母と子の劇団「童話の国」の発足になり、今の「編んでるシアター館」につながっていくのです。
今は大阪、茨城などでみなさんおばあちゃんしてますが、あの頃作り上げた一ヶ月一枚で記入できる家計簿、いまだに毎年コピーして使ってくれているらしいですよ。

ええーと、何の話をしていたのかしらん。
若いときがあたしにもあったんだわねえ、とか?
去年は「ひまわりの会」「童話の国」メンバーに、9月に会えたけど今年も会いたいですねえ。
元気で行き来できるうちが華ですよー。

2013年3月19日火曜日

今日のねんねこ座に新猫デビュ-!

うわあ、春!
今日は南中野の「ねんねこ座」です。
1時30分からですのでお出かけください。
南中野用の垂れ幕、きのう作りました。
そして、日曜日に仕入れたアイデアを早速ためして作ってみました。
腹話術ではないのだけれど、以前、絵本利用の許諾が下りなくて、いじけてしまっておいた大振りの猫に手を入れて、おっ、今日の「ねんねこ座」にデビュ-させましょう。
ユニクロで買って、小さくて着られなかったフリースのセーター?に思い切って鋏を入れました。
何でも捨てられないですね、
これが自分でいうのもなんですがなかなかの出来映え、他の動物で許諾不可で,くすぶっていたキャラクターくーん、出番でーす、よ。
春のおおそうじにもなるしね。
これで何人かで物語できそう!
ちっと試しに今日、「ねんねこ座」お出かけになりませんか?
電話番号は048-683-2017です。

2013年3月14日木曜日

つくしんぼさん、出番です

3月13日(水)暖かいけれど風強く、さすがの編んでるおばさんのバイクもふうらふら。
埼玉県立小児医療センターは、遠くはないけれどお隣り岩槻区にあります。
 3階A錬に伺いました。
今日ははじめ3歳くらいのお子さんばかりでしたが、うわさを聞いてきてくれたのか、あとから大きい子もちらほら。
つくしんぼさんの出番がやってきました、この時期だけの出演です。
だれかがりんごをかくしてる(手袋遊び)、この手袋はたくさん作ってあるので、あちこちでみんな遊んでいましたがとくにお母さんと遊んでいた4歳の女の子がとても気に入ってくれて、声を立てて笑って楽しんでいました。
 そしてそのお母さんに、入院して始めてこんなに笑ってくれましたってお礼を言われて、あ、お母さん、大変なんだなあと胸が熱くなりました。

「ねずみくんのチョッキ」はだんだん大きな動物たちの登場に、無理だよう、着らんないよう・・・と声がかかりました。でもね、しかけがあるんです。
それでも、ぞうさんの扱いにまだまだ改良が必要なことがわかりました。

毛糸がもう夏糸系に変わるので、今がお買い時!
毛糸を買うときが一番わくわく。今週はなんてったって買い!です。

2013年3月12日火曜日

これからのまちづくりフォーラムでねんねこ座アピール

3月10日(日)うらわパルコにあるコムナーレで、さいたま市市民活動サポートセンター主催の
これからのまちづくりフォーラムでのトークセッションで発表の機会を得ました。
市民ができること、まず自分にできることから、がテーマで与えられた時間は5分間。
たくさんの人の前で話すよりひとりひとりとじっくり語りたいんだよと思いながらも
素敵な「ねんねこ座」の紹介が、上尾の語り部さんの応援でできた事、有難く思います。
子どもの笑顔と、地域の高齢者の笑顔が行き交うまちづくり、編んでるおばさんの願いです。
 会場から出た私への質問は、かかる費用はどうしているのか、でした。
よくぞ聞いてくださいました、先月にさいたまコープさんからの助成が終わり、あとは私の年金が頼り。
でも 地域での活動も、被災地の子どもたちの子どもである時間を得るための活動はこれからも、いえこれからが正念場です。
おてんとさまはついて来るさ!はのんきかなあ。

2013年3月9日土曜日

「ねずみくんのチョッキ」許諾をいただきました

ちいさいねずみからおおきいぞうさんまで編むのにすごーく時間がかかった「ねずみくんのチョッキ」がようやく出来上がり、そして福島から帰ったら、出版社から、利用許諾のお知らせが届いていました。
編んでるシアター館には100を超える作品が出来上がっていますが、編んでから届けるので許諾をいただけないお蔵入りの作品もあり、他の部屋まで侵入しはじめました。
もう編まなくてもいいんじゃないといわれても、これは編みたーいと思うもの、次から次へとでてきます。
作品一覧もそろそろ更新しなければなりませんが、編んでるシアター施設開催、グループ開催お申し込みのときはどうぞ 一覧の中から希望の絵本をお選びください。
で、まだ載せていない「ねずみくんの・・・」や「わにさんどきっ・・・」「いろいろおふろはいり隊」「さるのおいしゃさんとへびのかんごふさん」、他にもしもこの絵本は編めませんかなど、お声をいただけると時間はかかるかもしれませんが、できるかもしれません。
 春はなーんでもできそうな予感が、あぶないおばさんです。

2013年3月8日金曜日

福島市の仮設2会場行って来ました

3月6日、暖かい陽射しがうれしい福島の郡山市富田仮設にある、とみたさくら保育園にようやく訪問することができました。
可愛い13人の子どもたち、元気いっぱいです。
お話の間も、編んでる作品にさわりたくてウズウズしていても、我慢していい子でいてくれて、たまにテーブルからころげ落ちると、さっとすばやく拾い上げてくれます。
「お月さまってどんなあじ?」もよく知っていて、次は、ライオン、キツネと声をかけてくれ、次々に登場する動物たちに、目が点・・・お遊びタイムでは、もう、あちこちで笑い声がはじけていました。
施設長さんが子どもたちにいろいろな行事に誘っていただいても、職員が車で移動ができないので、どうしてもこの中だけで遊ぶことになり、外からの刺激をいただいて子どもたち、大喜びなんですと、おっしゃってました。
 来た甲斐がありました。保育士さんたちも楽しんでくれたようです。

4時半からは福島市の中の佐原仮設での編んでるシアターです。
26世帯なのですが保育園児から6年生まで集まってくれましたのでにぎやかでした。
福島大学の学生さんが学習ボランティアとして参加していて「お姉さん、今日は何で可愛い洋服着てるの」なんて仲良しでした。
ビーンズふくしまのスタッフ、前回お世話になった通称「師匠」が言います。
ここの子はにぎやかだけど、子どもらしくていいんですよ、と。
ほんとにそうでした、みんな、とても素直です。
 「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」終わってからほとんどの子がわにさん、おいしゃさんを手にしていました。
そうそう、もうもう牛さんは、いろいろ詰め込まれてモウ大変!って言ってたかも。

さ、編んでる終わったら勉強!勉強!

2013年3月5日火曜日

明日福島仮設の保育園訪問です

3月6日(水)福島県郡山富田町の仮設住宅にある保育園に伺います。
昨年「おだがいさまセンター」訪問の際、お話をしてきた保育園ですが、今回もビーンズふくしまの皆様にお世話になります。
そのあと、福島市の佐原仮設に伺うのですが、こちらは小学生の学童保育というかたちになっているようです。
 幼児向けと、小学校高学年までというと幅があって、今回もスーツケースはぎっしり詰め込み状態になってしまいました。
こんなときにぴったりの「ねずみくんのチョッキ」(作・なかえよしを  絵・上野紀子)ようやく出来上がったのですが、許諾の申請が遅くなってしまい間に合いませんでした。
息子が心に残る絵本というので、いつか編みたいと思いながら、白と黒の色遣いからにじみ出てくる固定観念の動物の色に迷いがあって、時間がかかりました。
それにだんだん大きくなる動物の登場を絵本の素敵さを壊さずにあらわせるかが問題です。
出版社様の許諾がいただけますよう、そして機会がありましたら皆さんに見ていただけますように。
 明日は、暖かそうです。

2013年3月2日土曜日

大変です、サポセンでの発表がyoutube公開

2月のはじめ、さいたま市市民活動サポートセンターで行われた東日本大震災被災地支援13団体の活動報告会の模様がyoutubeで公開されました。
 情報交換の場にという思いで、このような形でお話の振りがあるとは予想せずにいましたので少しあわてていますが、訴えたいことは一貫していますので、ま、おばさんらしくていいかな。
サポートセンターの方がうまくテロップを入れてくださったので助かりました。
編んでるシアター館のトップページでご覧ください。

なお、3月10日(日)には同じさいたま市活動サポートセンター主催の春の交流イベント「これからのまちづくりフォーラム」(浦和コムナーレ9階)にも参加して、まず自分のできることからのセッションで発表の機会をいただきました。
 
 
今さいたま市の掲示板にお知らせのポスターが貼られています。
 こちらでは地域に開く活動としての「編んでるシアター」「ねんねこ座」のお話をしたいと思っています。

春一番なんてどなたが考えたのでしょうか、昨晩から吹き荒れています。でも陽射しはありがたーい。

2013年3月1日金曜日

ねんねこ座東大宮開催

2月26日(火)10時から開催。
お待たせいたしました。ねんねこ座も2ヶ月お休みしてしまいましたので忘れられちゃったかと心配でしたが、なんの、皆さんもお待ちくださっていたようでにぎやかに開催しましたよ。
いつものようにお庭のお花を切ってくださったその香りが、今もかぐわしくて、編んでる部屋は幸せ気分です。
3月のカレンダーに登場するねずみくんのチョッキのさるくんや らいおんくん、そしていろんなくまくんが可愛いと抱っこしてのねんねこ座、このほのぼの感、ゆるゆる感がいいんだわぁ。

語り部さんは今回初挑戦のお話やら、リクエストやら披露してくださいました。
悪人がいなくて、説教じみてなくて、心打つお話はいつ聞いてもいいですねえ。
<ぺったらぺったん、もちつけ もちつけ>(お手玉)や、シルバー川柳も大うけ。
大笑いしてたら、何を勘違いしたか、いつもは絶対そんなことはないのに、ロンががらっと鼻で編んでる部屋のドアを開けました。
これはシャッター切るの忘れました、残念!

本郷保育園子育て支援センターに伺いました


2月28日(木)10時からさいたま市北区の本郷保育園子育て支援センターに始めてお伺いしました。
前日のはっきりしない天気が一転して、暖かいいいお日和です。
機関車がある素敵な園庭、いいなあ!
おばさん、すっかり童心に返って楽しい気分で編んでるシアターできました。
集まった18組の子どもたちもお母さんも、編んでるお遊びタイムに、それぞれにお気に入りの編みぐるみで遊んでいました。
「以前、上の子と編んでるを見たことがあって、今回は下の子となつかしく参加しました」
そもそもここに呼んでいただくきっかけは、支援センターの方が他でご覧になって、ようやく1年ぶりに・・・ということなのだそうです。
おばさんも元気でがんばらにゃあならんね。