2013年5月31日金曜日

震災被災地に水耕栽培設備を贈ろう、第1回送金できました

被災地にさいたまの私たちが今、できることは何かしら・・・とよく質問されるその声を、いつも被災地訪問でお世話になっているふくしまビーンズのスタッフの方に向けましたら、この団体が進めている仮設住宅に水耕栽培設備の寄贈に力を貸してくだされば有難いのですが、とお話がありました。
生活用品はもちろん大切だけれど、育てる喜びを少しでも仮設に住む大人、子どもに味わってもらいたいと寄贈されていて、昨年の収穫の様子の写真を見せていただいたのが、今年の3月に福島を訪問したときのこと。
それからのスタートでした。
まず、絵本がこんなにも心に響くものなのか、を教えてくれた被災地に編んでるシアター館ができる素敵なこと・・・と考え小さな物語を作り、それを編んで買っていただいて、売り上げを贈ろうと考えました。
もちろん、人気の絵本を編んでるした物であればいいのですが、それを販売するのは許されないことですので、自分でミニ物語をつくることにしました。

昔「童話の国」という劇団を立ち上げて、観に来てくれた子どもたちが小学校卒業するまで毎年ミニお話を添えたお誕生カードを贈って喜ばれていたので、昔とったなんとやら、で発進!

で、これまで「おばあちゃんの物語袋」が5作品が完成!
孫にあげちゃうのもいいけれど、おばあちゃんがバッグから取り出す編んでるシアター袋。おばあちゃんの秘密兵器として使ってください、とお願いしたらその評判も上々のようなのです。

で、これまでの売り上げ25660円(場所提供代見沼ハウス20%引き)、寄付11500円の37160円が集まり、編んでるが残りをプラスしての5万円を5月30日、ふくしまビーンズに第1回目の送金できました。

皆さん、ご協力、ほんとうにありがとうございました。
これからもせっせと編んでお届けできるよう、腕が鳴ってる編んでるおばさんです。



 

2013年5月30日木曜日

ご当地物語の続編有りかも?

28日のねんねこ座で、6月のカレンダーのテーマ写真<仲間にいーれて>の編んでる物語「見沼のからす」を、紹介したところ、皆さん大感激!

ご近所のいちょうの木、からす、愛犬ロンが登場するお話で、編むのには少し苦労がありましたがこんなに喜んでもらえて、やったね、という感じです。

すると廊下で寝ていたわが愛老犬が、まるでぼくのことかい?というように、台所をとおり、居間を横切って編んでる部屋に頭半分入れ、くたっと寝そべってにぎやかなおば様たちの仲間入り。
そこでまたみんなで大笑い。

その夜、感激しましたと参加された方からポストにお手紙が・・・・。

我が家の愛犬にも編んでる物語作って編んでください!・・・って。

ん?

2013年5月29日水曜日

東大宮「ねんねこ座」は大人の語らい日

5月28日、「ねんねこ座」東大宮会場5月開催です。
みなさんにゆったりしていただきたいと編んでるシアター館、大幅に模様替えしました。
これで庭の紫陽花が咲いてくれたら文句のないところですが、残念ながらどうもにわいじりには向いていないのですね、ここ3,4年花は咲いてません。でも葉っぱだけは見事で、虫もつかないようなので眺めるのにはとてもいい緑ですし、心を落ち着かせてくれます。
で、季節がら編んだ紫陽花をかざりつけました。

27日に観たテレビ番組、岩波文庫の創設者が建てた別荘を、ある作家の方が買い取り、建て直し自ら番人と称して守っていくその顛末を追っていて、いやあ、感動して、そこから「ねんねこ座」はじまりはじまり・・・・。

6月には語り部さんたちは大きな発表会が控えていて、新しいおはなしに挑戦されてました。
「大蛇とひょうたん」、「木彫りのののさま」「あかいろうそくと人魚」(小川未明)そして朗読「ふたつのかなしみ」(山田太一)、きょうは大人の語らいのねんねこで心に余韻が残りました。

2013年5月24日金曜日

ねんねこ座師匠お二人大競演

5月21日、南中野会場でのねんねこ座、4月の藤に次いで5月は赤い薔薇が出迎えてくれました。
そのわくわく感は内容の素晴らしさにも反映したかのようです。
皆さんそれぞれ、友人が自費出版した絵本や、はいくとえほんのように今まで紹介されたことがないものが登場、新しいメンバーが新しい風を吹き込んでくれています。
そして、今回は圧巻!
上尾語り部の会の代表の小野寺さんの「母の目玉」
ピアノ落語弾き語り「火焔太鼓」を上村師匠が大熱弁!

参加した皆さんの高揚した面持ちもさることながら、師匠お二人が”なにか”!を感じとられ、刺激を受けあわれたこと、これが大きなことに思われるのです。

地域に開く「ねんねこ座」、こうして南中野、大和田、そして東大宮会場に加えて
6月から北区大成でも開催しようとミニコミ誌にお知らせを出します。

 聞き手、語り手、演じ手が気軽に立ち寄って楽しんでいただける「ねんねこ座」をあちこちで開催し、地域の皆さんの気楽に立ち寄れる場所を提供できるといいなと思います。
デイサービスの介護保険枠を超えてしまうと、家に閉じこもりがちになってしまうようなときにお出かけくださっても、昔なら縁側でお茶のみも、今はなかなかよそ様へは出かけづらい世の中になりましたから時間つぶしにでもお出かけください。

皆さんボランティアなので費用はかかりません。
お茶、おやつなどゴミにならない、後始末のいらないものなら持込自由です。

2013年5月18日土曜日

次回作、「見沼のからすの物語」できました

5月10日に見沼ハウスでの被災地応援のための「編んでる物語」の展示販売での反響をいただきました。
お孫さんのところに出かけてみせたら大喜び、自分でお話を作って話しかけて遊んでいて、帰ろうとしたら「帰らないで」って引き止めるんだそうです。
目指していたおばあちゃんのお出かけ物語グッズ、大成功です。
あげてしまうのは簡単ですが、そうではなくおばあちゃんのバッグから取り出すところがミソ。
そしてまたバッグに入れてお持ち帰り、これが基本なのであります。
 この嬉しいお話を伺って私の創作意欲も、もりもり。
次回作は我が家のそばにあるいちょうの木を見上げてできたお話、我が家の愛老犬ロンが登場します。
ちょっと手が込んでてひとつひとつ手間がかかりそう、編みたいおはなしがいっぱいあって色など考えてるうちに、次なる作品に心が移ってしまうハチャメチャ編んでるばあちゃんですが、編んでる部屋に毛糸を広げている時間は、まさに夢紡ぎのゆったりタイム。

今日5月18日はずっと応援してくれた主人の祥月命日、これから息子たちとお墓まいりにいって報告してきます。

2013年5月12日日曜日

編んでる物語好評です!

5月10日、さいたま市見沼区ネットワークでお知り合いになった「見沼で暮らす会」の見沼ハウスで、東日本大震災被災地に水耕栽培設備を寄贈支援のための編んでる物語、編んでるグッズの展示、販売させていただきました。
 初めてでしたので、被災地、仮設での子どもたちとのふれあいの様子の紹介、そして編んでるシアターも上演させていただき
「はりねずみ3きょうだい」
「おばけとあかちゃん」
「いか たこ かえる」
の編んでる物語と「みにくいあひるの子」とバラのお花グッズを展示しました。

孫に語るお話、お出かけにバッグにしのばせやすくするために、ポーチをつけたあひるが評判でたりなくなるほどでした。
おばけと赤ちゃん」の乳母車が好評で、あかちゃんに添えたちいちゃな哺乳瓶に皆さん大笑い。

はじめてとはおもえない楽しい和やかな集いになりました。
「ねんねこ座」の開催を含め、毎月第2金曜日の午前中、お昼のお食事付きでとのご提案をいただき決まりましたらまたブログ等でお知らせします。

編んでる物語も常時展示して置かせて頂けるようですので、新しい作品も含めて編み方はじめまーす。

2013年5月9日木曜日

施設訪問を何とか増やしたいのですが

5月8日(水)埼玉県立小児医療センターへの5月訪問です。
連休が終わって病院内はあわただしい雰囲気、お伺いした2階の外科病棟では、就学前のお子さんが、ベットのままだったり、車椅子だったり、だっこされたり・・で集まってくれました。
お風呂の時間に重なったみたいで出入りがありましたが、お歌も手遊びも、みんないっしょに楽しんでくれました。
ギブスで手や足が固定されていても、にこにこ、可愛いお目目で応えてくれます。
付き添いのお母さんが、帰り際「親の私の方も癒されました。こんな時間が病院で持てるなんてありがとうございました。」って何度も言ってくださいました。
病院訪問は今ひとりで行っていますが、なんとか、もっとお伺いできる形にならないものか、と思案しています。
腰痛が出て、遠い道のりのバイクは今のところ控えていて「ねがいのいえ」訪問も今年はまだ一度も出かけていません。車で稼動できるといいのですが。
みんな、元気かなあ。

2013年5月6日月曜日

気がつけばお休みは編んでる制作に夢中

いやあ、なんと充実した5月の連休!
もう朝から晩まで編んでる物語の制作でした。
5月10日の見沼ハウスでの展示会目指して、一階は編んでる部屋ばかりでなく、居間も台所も毛糸だらけ、気分転換に庭でも編んでるして、今日も明るい陽射しを浴びて、と思いましたがもうお昼前から暑くて外での作業は無理となりました。

そんな中でうれしいことがありました。
以前から応援していただいているイラストレーターさんから、ご自分が10年ほど前に出された絵本を送ってくださり、編んでいいですよ、と、東日本被災地への水耕栽培設備寄贈のお手伝いに使ってくださいとのお申し出なんです。
その絵本がこれがまたとてもあたたかくかわいいのです。
いろいろ片付けてから取り掛かればいいのですが、もう編みたくてウズウズなのであります。

他にも編んでるのイベントに出ていただいていた語り部さんからも、わずかながら差し上げていた謝礼を貯めていてくださって、毛糸代にとおあづかりしました。
近くの美容室の先生も応援するから言ってねって、被災地に寄せる気持ちが集まっています。

実は連休前の5月2日に見沼区役所で、苦言を呈して落ち込んでいた編んでるおばさんでしたが、
もうすっかり五月晴れ!

今できることを、できる範囲で・・・事務局長のチェックと応援を受けながら、午後の作業突入です。