2025年3月12日水曜日

東日本大震災のあの日から14年

 

時は確実にながれ、どす黒い津波に襲われたあの日から14年が経ちました。

これは福島に作った「編んでるシアタ館」の看板です。


そしてこれは浪江町の方々の「仮設住宅」のその中に設置されたポストで、福島市の佐原にありました。

今の佐原小学校の昔の校舎の跡地につくられたものです。


これは仮設の入り口に置かれていたベンチです。すぐちかくにバスの停留所がありました。

ふつうの仮設住宅なら3年4年なのでしょうが原発の事故があったため、若い方々は新たな生活に向けて舵取りを進められても、どこにも行きようのないお年寄りたちは6年経っても細々と静かに暮らされていました。補償からもれているかたもあるのです。

5年も過ぎると、仮設内も空き家が増える中、親しくなった老婦人がこのベンチによく座られていました。

見つめる先は浪江町の方角・・・。

やがてあちこちにあった仮設がどこか一つにまとめられて、ポストもベンチも撤去されました。

そのころから「子ども支援センター」などで開催した「編んでるシアター」に集まる幼児に「10歳になるまで差し上げます」と呼びかけたお誕生日カードももう今年で終わりになります。後から弟、妹がうまれたので、と追加されたご家庭もありますし、引っ越したから新しい住所へというのもあり、毎月住所ノートを開くと懐かしくていつも福島のあの日々に浸ってしまいます。

とにかく皆が10歳になるまで続けられそうでほっとしています。

とはいえ、被災された方々にはまだ終われない日常に置かれている方もあると改めて昨今の報道に接して思います。



2025年3月11日火曜日

3月「この絵本読んで!」

東京子ども図書館「おはなしのろうそく」から読みました。


 おもいつくままページをめくってどの作品も読み易く書かれていてさすが選りすぐったものなんだろうと、情景を浮かべて読みました。

参加者さんは私と同じく二人の息子さんを育てあげていて話がはずみました。

「同じように育てたつもりでもまるで性格が違う」兄弟なんだそうで、実は私も同感。

そして私の反省点は、自分が丈夫だったせいか歯磨きを小さい頃にしっかり教えなかったこと、団地暮らしを言い訳にズック洗いをさせなかったことだと言いましたら、その方が言われたのは「保育園」に通わせると「歯磨き」とか「排泄」とか基本的なことをしっかり教えてくれるんだとお孫さんを通わせてびっくりしたと話してくれました。

幼稚園では三歳、四歳とかで入るのでもう生活習慣とかが出来上がってしまっているけれども乳幼児から預けられる保育園ではそうか、保育士さんにゆだねられるのか、えっそれって保育士さんて凄い大変じゃない?って今頃気づいてどおするのって話ですけど、すごく感心というか感動しました。

若いお母さんが夕方まで働いて買い物して料理して食べさせてお風呂に入れてそして絵本を読んで寝かしつけて、アー、ご苦労様って思っていたけど、それを支える保育士さんのことまでに思い至らなかったおばあちゃんでした。

あまりの無知ぶりにもうブログ見てあげないなんてしかられそうです・・・が。


2025年3月7日金曜日

ちょっと暇になるとあれこれ考えまして…

晴れとも雨とも何だか落ち着かないお天気の様子に

ただでさえ日当たりの悪い我が家では考えもまとまりません。

なのに今日はヒラッとひらめきました「きよひで座」 !!

きよちゃん(78歳)と秀ちゃん(80歳私)でおしゃべり座をつくろうと。

いつも漫才みたいにしゃべっているので小会合で「編んでるシアター」を含めて5分ほどの掛け合いも面白いんじゃないかと、懲りないばあちゃん。

ま、数は減っても増えることはないんだから、好きなことやれば…とは家人の言葉。

ほら、作っちゃったもんね、布看板!

      

2025年3月6日木曜日

気を引き締めて迎える春

あの暖かさは何だったの?というような寒さに身をすくめながらもお散歩、お散歩。

見沼田んぼも寒さに震えあがっています。

数日前「げんげ(?)」 のピンクがあまりにきれいで、カメラを持って行ったのですが先日の雪などの寒さでにぶい紫色でふるえているようです。

咲き始めた梅も香りもちじんでいます。

でも帰り道、民家の玄関脇にそっと咲いていました、

まさに春告げ花

まだまだ歩いていると見つけました塀の中に
見事な 梅!
そうそう、やっぱり来てたのね春! とつぶやきたくなるよう寒い今日でした。


2025年3月5日水曜日

赤ちやん誕生をお祝いして「絵本」作成!

息子の友人に赤ちゃんが産まれました。

同じ頃に結婚した方々にはお子さんが産まれていてその話は禁句になっていましたから

このお正月にそのうれしい話を聞いてからずっと 頭の中で絵本の構想は練っていました。

お話の内容は決まってもどんな形で作り上げるか、

絵がうまく描けません、編んでる村の動物くんたちも登場させたいし。

写真だけでは味気ないし、と手持ちの布を切りして仕上げました。

先日も言いましたがわたくし、不器用なので荒っぽい仕上がりですが

ま、世界で一つの絵本できましたよ。






2025年3月2日日曜日

おひなさま第3弾!


 友人宅で何人か集まったところで折り紙のおひな様を作りました。

編み物をするから器用なんでしょ、という視線を浴びながらの作品です。

ご覧の通り不器用というか、がさつというか、が一目でわかります。

なので鶴も折れないのですよ。

で、裁断して縫うのも苦手。

それでも編み物は製図も作らず、編んではほどき編んではほどきして仕上げています。ので同じものは作れなくて、微妙に違って微妙に程よく仕上げております、私。

子どもと一緒に作るといいなと思いながら、あれ、わたしじっくり我が子と何か作ったことあるかしら、と考えました、が思いつきません。

40歳をすぎて「俺、夏休みの作品課題の宿題出したことなかった」と話す息子たちに愕然として声もありませんでした。

「お母さんは他の子のお母さんになっちゃうの?」活動に追われる私を見上げながら言う子に「違うよ、おばさんになるんだよ」などとかえしたことがありました。

子どもの問いかけにも真剣に答えていたかしら、と反省しきりです。

と、ちょっとしめっぽいおひなさま作りでした。

2025年3月1日土曜日

待ちかねた春!到来です。


まだ寒波は控えているとはいえ、暖かい陽ざしを楽しみましょ。

ひなあられは昨日食べちゃったし、短いお雛飾りを楽しみましょ。

このお雛人形は福島のもの。友人が届けてくれました。

おきあがり小法師なんだそうです。

各地の雪災害、起き上がり、立ち上がりのエールを送ります。

そして3月の編んでる行事は

第2土曜日8日の「この絵本読んで!」10時半から12時までです。

東京子ども図書館「おはなしのろうそく」が面白くて、毎日の散歩に持ち歩いて見沼田んぼ沿いの公園のベンチで声を出して読んでいます。


読み聞かせ活動中は暗唱が求められていたので、ちっとも楽しくなかったし、ゆとりもなかったけれど、今は登場人物などがベンチにいっしょに腰かけて話が進んでいく! みたいないい時間を過ごしていて、それをそのまま「この絵本読んで!」に持ち込めたらいいなと思います。

良い3月をお過ごしください。