2013年3月25日月曜日

油井の出来事を繰り返さないために

悲しいニュースが報道されました。
福島県の二本松市油井での事件です。
昨年11月、油井の仮設住宅で編んでるした私に絵本が子どもたちの心にどんなに深くしみ込んでいるかを教えてくれた場所です。
そしてこの子どもたちから子どもである時間を奪ってはならない、そのために何ができるかを、事あるごとに問いかけるきっかけになった場所です。
時間どころか、命まで奪ってしまった母親の苦しみを思うとき 力がぐっと落ちてゆくのを感じます。

福島の活動をサポートして下さっていて、油井の安達仮設住宅に同行してくださったふくしまビーンズの担当者に電話したところ、11月訪問のときには参加していなかった子どもさんだったのですが、いつ繰り返されるか、きのう(3月24日)は仮設で「チャーシュー、やきそば食べよう会」で親子が集まっているけれど、誰もそのことにふれようとしないのだそうです。
 このふくしまビーンズが、仮設内に「水耕栽培」の設備を寄贈する活動をすすめていて、昨年、ミニトマトを子どもも大人も参加、見守り、収穫したそうです。
放射能で、農地を耕す生きがいもなく部屋にこもりがちな人々や、物だけ与えられる切なさにイラつく人たちにも少しは喜んでもらえたかなとおっしゃるのです。
 
 
さっそく編んでるシアター館でも、一基約8万円という水耕栽培機の資料を頂き、被災地訪問の今後のあり方も含め協力体制を検討しているところです。

油井での出来事を繰り返さないために、子どもが子どもである時間をこれ以上奪わないように、こつこつ、こつこつ 編んでるおばさん 小さな一歩一歩をすすめていきます。
これからも応援、どうぞ、よろしく。
明日は「ねんねこ座」東大宮開催10時からです。
新人「ねん猫」デビューさせたら、おいらもって「ねん熊」もデビューしまーす。






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