2025年6月14日土曜日

「ひとりぼっちのベロニカ」読みました

6月今年前半の最後の「この絵本読んで!」開催しました。

「ひとりぼっちのベロニカ」ロジャー・デュアザン(作・絵)読みました。

読んでて思いました、長い文なのに、情景も動きもすごくわかりやすい!

黙読では得られないリズム感、気持ちの抑揚。

これは神宮輝夫さんの 日本語訳力のおかげもあるのでしょう。

参加者さんも全文聞いてくださいました。

もちろん編みぐるみのベロニカをだっこし、なでながら…。


ますます絵本の到着が待ち遠しい所ですが、なんと昨晩もしかするとお届けできないかも、とのメールがきました。「そんなあー!」

でもね、もしかしたら、ですからね、期待して待ちましょう。

「きつねどん」「ありがとうのきもち」も読みました。

そこで参加者さんが5歳のひ孫に買ってあげたいのだけれど、と新聞の切り抜きをみせて下さいました。

私も切り抜きは良くしますが、目的、環境が違えば内容はこんなにも違うんだと考えさせられました。私のはどちらかというと「100歳までこうやって…」「膝腰体操」「年金あれこれ」ですが



可愛いひ孫のため、何がしてあげられるか日々考えていらっしゃるのでしょう、

ちょっとうらやましくなりました。クスン・・・。


気を取り直して大雨の予想される今晩は、能登地震の被災地に贈る「台ぶきん」第2弾を作ることにしました。

第1弾100枚を昨年お送りして喜んでいただけましたので、作りためてもう100枚出来たら、お送りしようとコツコツ縫ってきて、今70枚くらい出来上がっています。


大地震災害を受けられて、9月の大雨災害を受けられて、ほんとに言葉もありません。

東日本大震災の時はいてもたってもいられず福島へ移住しての応援活動をしましたが

今は「そばにいるよ」の想いでチクチク縫い上げています。

今年はどうか、災害級にはなりませんように―の願いを込めて。

2025年6月13日金曜日

お気に入りの絵本が見つかりました

 図書館通いがうれしいこの頃です。

毎月の「この絵本読んで!」を開催するための図書館通いが、そうではなく読みたい、出会いたい気持ちが高まって、お天気になれば胸がうずうずして出かけます。

その日の返却台から10冊くらいの絵本をザクッと選んで、愛用の三輪車に載せて鼻歌交じりに帰ってきて家でじっくり読みます。

そんな中で見つけました「ひとりぼっちのベロニカ」(ロジャー・デュポンアザン作・絵)神宮輝夫訳。


さっそく購入申し込み、書店では在庫がないようで、アマゾン経由でずっとお高めでしたが探し当てることが出来ました。月末に届く予定。

なぜこんなに惹かれたのか落ち着いて考えて見ると、英雄でも何でもないお鼻とお尻のでっかなかばベロニカが、今の私にそっと寄り添ってくれるような気がするからかな。

本文はちと長いのですが、6月14日(土)の「この絵本読んで!」には間に合いませんが、図書館で借りた本で読みます。

毛糸で編んでみました。編んでるシアターにはしませんが読むときそばにいてほしいからです。



まだまだ編んでるおばさん、してまーす。

2025年6月9日月曜日

からすくんがあまりにも好評なので

 6月のカレンダーに登場させたからすくんがみなさんからとても好評で編んでる物語もご紹介します。

からすのパンやさん(かこさとし)

「からすのパンやさん」に出会って、街でからすに会うと話しかけたくなるような気がしました。ところが町のカラスくん、目は鋭く、羽を広げればぐっと大きく、鳴き声は厳しく、とても声などかけらたもんではありません。

でももしかして絵本に出てくるようなカラスくんもいるんじゃないかと、
にこにこ作り笑顔で近づこうものならバサッと飛び掛からんばかり。

そんなとき庭に何度もカラスがスイっと降りてくるのを見かけました。
わが家にラブラドールレトリバーのロンがいたときです。
そっと見ていると、庭の隅にたまっていた換毛期に抜けたロンの毛を集めて
近くのお屋敷の中の大きな木に巣を作っていたのでした。

もうこうなれば、カラスくんがどう思おうと親戚のような気持ち!を編んでる物語
「みぬまのからすのものがたり」がうまれました。


というわけです。
その頃はいろんな「編んでる物語」を作っていたのだと資料を見て懐かしく
おいおいご紹介していきたいと思います。
これまでにいろんな先生方の絵本の編んでる作品は寄贈してしまいましたが、
私の創作絵本の編んでる作品は差し上げても扱いに困られるだろうと、残してあります。
それにしても若い時の「編んでるおばさん」のエネルギーとは自分でいうのもこそばゆいけれどすごいもんでしたね。
よくやった!!

2025年6月2日月曜日

からすくん 6月です

ロンとからすの物語


 6月の編んでるシアター館のカレンダーは「ロンとからすの物語」のスナップ写真を使いました。


わが家の愛犬ロンの毛で作ったからすの新しいお家に5羽のカラスが産まれました、というおはなし編んでる作品です。

近頃のカラス対策には頭を痛めていますが、絵本の世界ではその真っ黒なすがた、かたちが愛らしくとらえられているものが多く、今日も図書館で借りてきたのは「からすのてんぷらやさん」(かこさとし作・絵)。

毎朝、電柱の上で鳴いているカラスくんたち、なんか大きな声で話してる!ように聞こえるのです。

「おいおい、あっちの方は網の掛け方手ぬるいぜ!

「チエッ、あそこは金網ケースみたいのになっちまってるぞ。」

なあーんてね。

とにかくからすくんも必死のようでやんす。

そういえば猫を見かけなくなりました。

ユウチュウブなどではいろんな方たちが猫とのふれあいを発信してますけれど、そうではなくてあの悠々と街中を歩く猫さんたちを、です。

毎日散歩が日課のばあちゃんがそう思うのです。

さて、6月の「この絵本読んで!」は第2土曜日14日、10時半から12時まで編んでるシアター館でお待ちしてます。