一週間前の今日は気仙沼のあちこちをタクシーで走り回っていたわけで
少しずついいろいろ書いたもの、思ったことを整理している今です。
その中で、大島に戻る汽船に乗り遅れ、何しろ一時間に一本出るかでないかの船、時間をつぶすのにもゆっくり出来るみせなどもなさそう、どうしたものやら、と思っていたら、タクシーの運転手さんが民間の船を走らせてる人がいるからと、回り込んでくれました。
小さな船、事情を話して「ああ、どーぞ」と言って乗せてくれ、どっから来たの?さいたまです、とは言ったものの、なんだか不安になってきたワタクシ・・・「山椒大夫」の・・・まさか。
ちじこまって座っていると「埼玉の人は珍しいから」と本を手渡されたのです。
その本を今 読んでいるところでびっくり、
あの震災でほとんどの船が大きい船も小船も、流されたり市内のあちこちに乗り上げてしまった中、一度は沖に流されそれから戻って、定期便が復活できないでいる間にもずっと、走り続け、島の人の拠り所となって話題になっている「ひまわり号」それがあの船だったのです。
震災の生々しい状況や必死なの人々の痛烈な戦いが伝わってきます。
汽船に乗り遅れなかったら出会えなかった不思議な縁、6月に行くときは、きちんと話してこよう!
あッ、6月、また行きます気仙沼、宿が取れました、
「編んでる」だからできることを大切にして、子どもたちに会いに行きたいと思います。
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