12月11日(金)見沼区役所 多目的ホールで 大人への読み語り「この絵本読んで!」を開催いたしました。
初めのお客様はマイナンバーカードを申請にいらしていた70代の女性。
時間がかかるのでぶらぶら所内を歩いていて「なになに?」という感じで時間前でしたがイスにお座りいただきました。
「はじめてのふゆ」(ロブ・ルイスさく ふなとよしこ やく)ほるぷ出版
そして「ぽんぽん山の月」(あまんきみこ・文 渡辺洋二・絵)文研出版
三歳でお母さまを亡くされて苦労し、幼いころからこれまで一度も絵本を読んでもらうことなどなかったと、涙をぽろぽろこぼされました。私の方もジーンときて涙をぐっとこらえました。
二組目は区内に住むやはり70代の姉妹、
「ビロードのうさぎ」マージェリー・w・ビアンコ原作 酒井駒子/絵・抄訳 ブロンズ新社
そしてやはり「はじめてのふゆ」を選ばれて、「読んでもらうっていいですね、初めてです」と。
その他、お子さま連れが選んだのは「ととけっこう よがあけた」と
「みんな おやすみ…」(和木亮子・作 いもとようこ・絵)金の星社
これは「編んでるシアター」でお見せしましたよ。
そして今日はこの大人への絵本読み語りを地域の高齢者へ働きかけたいと、地域包括支援センターの方が見学に見えていましたので コロナ対策などお手伝いしていただいたお礼に「あてつけ山」を語りました、山形言葉で。
見沼で「街角で絵本読んでるおばさん隊」を定着させるには、包括支援センターとの連携をとっていくことは大切で、高齢者の方々にはぜひ、聞く側だけでなく語る側になってほしい、たとえ車イスなどの利用者であっても可能な活動として参加してほしいと願っています。
まずは 大切な一歩を踏み出すことができました。
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