大人への読み語りを意識して活動を始めてかなりの時間が経ちました。
「ほっこり亭」と名付けてからはそう経ってはいませんが。
で、改めてその読み方、語り方を考えています。
子どもを中心とした子育て支援センターなどでの「編んでるシアター」では
まず、胸の奥を開いてそこに音を溜め語りかけていきました。
その会場に大人がいても子どもの方に向いて。
当然編んでるおばさんは高い位置から、上の方から笑顔と声で子どもたちを
包んでいきました。
けれど、これから始動しようとしている介護施設への訪問絵本読み語りでは
声の溜め位置まで違うと思います。
それを考えるきっかけはここ何日かのモヤモヤでした。
介護施設の車が利用者を迎えに来ていて、そのスタッフが、たまたま庭で
新聞を読んでいた私に「今日はお天気がいいから外で新聞読んでるのねえ」
と声をかけてくれたのですが、弱者をいたわるというか、思いやるという
のかその上からかぶさる物の言い方にジラッとくるものがあって…。
高齢者施設訪問はまだこれからですが、伺うようになっての在り方を
問いかけています。
皆さんと同じ線上にあって、絵本という空間を楽しんでいただく…、
それには・・・
読んでる!編んでる!奏でる!!!おばさん隊
まだまだこれから学びは続きます。
さあ、明日は夏休みするはずだった7月の「ほっこり亭」お勉強会開催。
0 件のコメント:
コメントを投稿