上野千鶴子、樋口恵子、お二方の対談「80歳からの人生のやめどき」
再読しました。初め読んだ時から10日程しかたっていないかもしれないのに凄く胸にずしんときております。
ちょうど80を迎えんとしている自分にとってはいろいろ示唆に富んでいるというかうなづくことばかり、そう考えればいいのか、これからに自信が芽生えてきます。
樋口恵子さん、実は50年程前、さいたまで講演会があり、私も子供二人を幼稚園に送って出かけたのでしたが、樋口さん、家を出る前にゴミ出しに手間取ったとかで電車に乗り遅れ、後援会は中止になりました。
会場は駅から歩いて15分ほど。釈然としない気持ちで駅まで戻る途中で樋口さんとすれ違いました。
それ以来、ちょっと遠巻きにご活躍を眺めるようなところがありましたが、そのことを悔いています。
上野さんとの対談は決して結論ではなく、「社会的位置」「在宅介護」「家族の負担」「いろう」食事」など多岐にわたり、どれもが自分の思いをはっきり持つことが要であることに思い至りましたし、制度のこれからも見極めていくことも、声の上げ方も重要かと考えました。
少なくともこれからに道すじが見えたことに感謝です。
身近な方にはお勧めしましたがどうぞ、ご一読を。
0 件のコメント:
コメントを投稿