2011年9月9日金曜日

とうとう念願の地へ、長崎!

9月4日から3泊4日でとうとう行って来ました、父の故郷、九州長崎へ。
実は地理とか社会課とか苦手な私があるとき大型地図を広げていたときにふと大浦天主堂が目に入り、ええっー、こんな日本の果ての隅っこに生まれ育った父、待てよ?その父が帰省したという話は聞いたことがない、帰りたくとも生活に追われて帰れなかったのにちがいない。
帰りたかったろうな、まるで地の果てのよう、なおさらに帰りたかったろう・・・。
私が高校4年(定時制高校)のときに逝ったあの静かなそれでもなんとなく存在感のあった父の、生前「自分の家は大浦天主堂の裏だった」という言葉を頼みに、
ここが60分の自由時間になることを計算に入れてのツアー参加で、
天主堂の中に入らず裏に回りこんでみる・・・が、なんとも坂の多いというか坂だけのま、チョーきついすごいとこ。
途中で郵便配達のお兄さんに戸籍謄本で調べた住所を聞くと、あれっ、天主堂の裏には違いないが裏方面なのであって、限られた時間でそんな簡単に行き着けそうもないのです。
・・・で、グラバー邸の出口から入って走って下へ下へ、と・・・最後に長崎資料館のようなところがあってそこも走るように抜けようとすると、あったのです、「長崎おくんち」、
二匹の龍がたくさんの人に支えられ、力強く練り歩くお祭りの龍がしっかと目を見開いていたのです。
テレビもまだなく確か映画館でニュースを見ていたときの「これは自分たちンとこの祭りだ」といった父の声が聞こえたような気がし、一瞬 あっ、会えた!と感じました。

8月に母の故郷山形に行き、この長崎行きでなにやら肩に乗っていたものが降りたよう、
さて明日は、というよりもう日付が変わって9月9日は岩槻の介護施設での訪問編んでるです。
ここの担当者も昔の「童話の国」のメンバーで、そうそう「若草物語」のエミー役を演じてくれた可愛いおしゃまさんでしたが、声の様子だと?
会うのがとても楽しみです。

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