「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールさんが亡くなりました。
編んでるシアターでは一番人気の作品です。
近年、外国の方の作品を、毛糸で編みぐるみする二次制作が許諾を戴けない
事が多くなりましたが、偕成社さんはしっかりと届け出をすれば許諾してく
れます。
またつい先日知ったのですが、私の敬愛するターシャ・チュウダーの
ごくごく親しい友人編集者が、アメリカではなかなか出版に至らなかった
このエリック・カールの「はらぺこあおむし」を日本の出版社、偕成社で
出すまでにすごい努力をされたこと。
今では世界的に読まれ、愛されている「はらぺこあおむし」
きっといつまでも大切に心に残ることでしょう。
13年前、中国フフホトの幼稚園で読み聞かせをした時、中国語版の
「はらぺこあおむし」を用意して通訳の準備をしてくれましたが、
日本語版でも充分、子どもたちはイスから腰を浮かせるように集中
してくれていました。
福島から戻るときに、作品を浪江の「にじいろこどもえん」に寄贈して
きたのですが、「編んでるシアター館」にはやはりなくてはならないと
また編みました。これまでも子どもたちに引っ張られ何度か編みなおし
たのですがそのたびにあおむしが大きくなっていきます。
いろいろな思い出を積ませていただきました。
ありがとうございました、エリック・カールさん!
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